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乳母車 ( ノンHです )

乳母車

 今、赤ちゃんを運ぶ車というと、ベビーカーなんて呼ばれてる
けど、僕が赤ちゃんだった頃、それは乳母車だった。
 多くの方がご存知ないと思うので説明しとくね、この乳母車は
今の椅子式とは違って寝台式。赤ちゃんはベッドで寝ている時と
同じ姿のままお外に連れ出されることになる。
 籐製の大きな籠に四輪の車を付けた姿で、ご丁寧に日よけの幌
まで着いてたから、とにかくがたいがでかいのだ。
 当然、電車バスには乗れなくて、もっぱら近くの公園なんかへ
お散歩する時にだけ使われていた。
 ずっと以前『北風ピューピューさんは暖かい』という話をした
けど、あの時乗っていたのが、この乳母車なんだ。
 実はこの寝台けっこう快適で、両脇にある籐の壁が外気を防い
でくれるのでお外を移動中でも外気の影響をあまり受けない。
 おまけにうちのお母さんときたら途中で買い物した品物なんか
までここに放り込んでしまうから、僕は日用品に周囲を囲まれて
帰宅することになるだろう、なおのことお外とは隔絶してたんだ。
 おかげでお母さんが「今日は北風さんがピューピューしていて
寒いわね」なんて僕に話しかけても何の事だかわからなかった。
 ただ、お母さんが「北風ピューピューさん」と言っているから
それが欲しくなって、「僕も、北風ピューピューさん」と言って
青空に向かって両手を差し出してみると……。
 それを見たお母さん、何を思ったのか吹いて来る北風を口いっ
ぱいに含んで、それを僕のほっぺにピューピューって掛けてくれ
たんだ。
 それは、とっても暖かくて赤ちゃんの僕はご機嫌さんだった。
 そこで『北風ピューピューさんって暖かい風なんだ』と思った。
 それが後日、『暖かい風は南から吹くってことは……北風は、
北から吹く風じゃなくて、北へ向かって吹く風のことなんだ』と
勝手に誤解した原因だった。
 その誤解が解けたのは『北風ピューピューさん』から10年も
経ってからのお話。
 もうその頃にはこの籐製の乳母車は納屋で埃を被ってた。

*************************

幼年司祭 (後編)

 後編

 「じゃあ、いくよ」
 私はカレンに一声かけてショーツを下ろす。

 すると、そこに二つの大きな桃が現れた。

 これ世間的な常識からすれば、思春期の女の子が男にパンツを
脱がされたんだから、カレンだって『ワー』とか『キャー』とか
言いそうなものだが、彼女は驚いた様子すら見せなかった。

 でも、それがこの村ではむしろ常識。

 カレンに限らないが、子供のお尻叩きが習慣になっているこの
村にあっては、子供たちもそのことに慣れっこで、大人たちから
「パンツを脱いで」と命じられれば、何のためらいもなく脱いで
しまう。それは外の世界で例えるなら、予防注射で二の腕を出す
のとたいして変わらなかった。

 ただ、私が最初の一撃をぷりぷりした桃の上に振り下ろすと、
健康的な色艶をしたお尻がぷるんと震える。

 「いやあ、痛い!……痛いでしょう!もっとやさしくしてよ」
 カレンが私に文句を言ってきた。
 ここのスパンキングはこんな感じなのだ。

 私は、心の中で……
 『ほら、だから言わんこっじゃない』
 と思い笑ってしまった。

 「優しくしてるよ」

 「嘘よ!だって、とっても痛いじゃないの!昔は……そのう…
…パンツを脱いだ時は、もっとやさしくかったよ」

 カレンが思わず口ごもったのも微笑ましかった。パンツを実際
に脱ぐことよりそれを口にする方が恥ずかしいのだ。

 「だから、優しくしてるじゃないか。手首のスナップだって、
あまりきかしていないんだから……」

 「だってえ~~」
 カレンは不満そうだ。

 「カレン、君が痛いと感じるのはね、ここ最近、君がお仕置き
を受けていないからさ。きっとお尻への痛みを忘れちゃったから
今がとっても痛いって感じるんだよ」

 「え~~そんなことないよ」

 「そんなこと、あるの……ほら、もう一ついくよ」
 私は二発目を準備して発車する。もちろん、この時もそんなに
強くぶったつもりはなかった。
 ところが……

 「痛~~~~い」
 カレンはまたも大きな声を上げる。少し鼻にかかった甘えた声
だ。

 「しょがないなあ、そんなに痛かったら60回なんて、とても
もたないよ。じゃあ、いっそのこと鞭にするかい?その方が痛い
けど、短時間で済むからね」
 私は勧めたが……

 「いや、鞭はいや。こっちの方がいいもん」
 カレンは首を振ってきかない。まるで駄々っ子。

 『やれ、やれ』
 である。

 私の経験で言うと、総じて女の子というのは、膝の上で身体を
これでもかというくらい強く拘束された上に平手で叩かれるのが
お気に入りのようだった。

 もちろん、幼い頃は単純に『ぶたれないにこしたことはない』
と考えてるみたいだが、15歳を過ぎる頃からその気持が微妙に
変化してくるのがわかる。

 『お仕置きは怖い』『絶対に嫌だ』と思いつつ、心のすき間の
どこかで、誰か心安い人になら自らすすんでお尻を叩かれたいと
願う心が芽生えてくるのだ。
 それはたいてい、膝の上で、身体をきっちきっちに拘束されて、
平手で、むき出しとなったお尻を激しく……という願いだった。

 もちろんそんな本心は誰にもあかさないが、女の子の世界では
こうした心の変化は珍しくない。
 そして、その心安い人に私が選ばれることも少なくなかった。

 今回はどうやらそういうケースではないかと察しをつけたので
ある。

 つまり、幼児の頃に戻りたい、かまって欲しいというのが本心
なのだから、ただ単にテーブルにうつ伏せになって、その衝撃に
耐えるだけの鞭の懺悔ではもの足りなかったのだ。

 「しょうのない子だ、だったら、スパンキングでいくけど……
この先、お尻が痛くなっても容赦しないからね」

 私は宣言すると、カレンが小さく頷くから、再び可愛いお尻に
狙いを定めて……

 「ピシッ」

 「あっああああ」
 とたんにカレンの口からくぐもった声が出た。

 その瞬間、カレンは自分の体を私の膝に目一杯巻きつかせ締め
上げ、あげく、私の足首まで握るのだった。

 しかし、これを単純に演技と言ってはいけないだろう。
痛いのは、本当に痛いのだから。

 「ピシッ」
 「ひぃ~~~」

 ただその痛みは、幼い頃のように単なる絶望ではない。身体が
大きくなって少しぐらい痛みには耐えられるようになったカレン
の心の奥底では、これまでの恐怖、激痛、絶望、だけではない、
不思議な情動、不思議な心地よさも芽生えているに違いなかった。

 原理はパブロフの犬と同じ。鈴の音自体は何ももたらさないが、
その音を聞くと食べ物を想起してよだれが出る。あれと同じで、
幼児の頃というのは、お尻へ叩きだけ取ると苦痛でも、その前後
には、沢山の幸せが散りばめられている。例えば、お仕置き前に
やった悪戯や悪ふざけの快感、お仕置き後に受けた母からの抱擁
など、楽しかった出来事の中に挟み込まれてお仕置きは存在して
いるのだ。

 もちろん自分が幼児の頃にはそんなこと爪の先ほども思わない
が、成長するにつれ日々色んなストレスを抱え込むようになると、
幼い日の出来事が何もかも妙に懐かしく感じられて、お尻叩きと
いう本来なら嫌な出来事までもが楽しい記憶にすり替わってしま
う。人間とは不思議な生き物だ。

 故意か無意識かは分からないがカレンも年頃、そんな大人の夢
を見ているとしても不思議ではなかった。

 ただ、現実は甘くない。
 「ピシッ」

 「いやっ!」
 カレンが思わずお尻をひねる。
 これはお尻に受けた衝撃を少しでも逃がしたいという本能的な
動きだ。

 こうなると、体を少し支えてやらなければならない。

 「いやあ」
 カレンが思わず叫ぶ。
 私の左手が腰の辺りを締め付けたのに驚いたのだろう。

 「嫌じゃないよ。神様への償いだもの、ちゃんと頑張らなきゃ。
……まだ一割も終わっていないんだからね。そもそも、こんなに
大きくなった子が悲鳴なんてみっともないよ」

 「だって、昔はこんなに痛くなかったもん……」
 
 「何、泣き言言ってるんだ。当たり前じゃないか。小学生相手
に本気でぶつ大人はいないよ。でも、今の君は小学生じゃない。
身体だって大きくなったし、分別だってあるだろう?小学生の時
よりずっとずっと我慢できる子が、同じお仕置きってはずがない
だろう」

 「え~~そんなあ~~~」

 「そんなはずじゃなかったかい?それとも、私はやさしいから
高校生なった今でも小学生と同じ強さでぶたれると思ったの?」

 「それは……」

 「平手のお仕置きをバカにしちゃいけないよ。これでも、随分
加減してるんだ。本気でやったら、大人だって泣くんだからね」

 「え~~~うそ~~~」

 「嘘なもんか、目一杯スナップをきかせたら、君だって3発で
私の膝を飛びのくぞ。……どう?やってみようか?」

 「いや、やめて」
 カレンは身の危険を感じたのだろう、叩かれる前に私の膝から
下りてしまう。

 ここでは償いの最中に勝手に膝を下りたら最初からやり直しと
なるルールだ。

 カレンはそのことにあとで気づいたみたいだった。
 その瞬間『しまった!』という顔になって私を見つめる。

 どうやら、今回の事はあまり深く考えずに体が勝手に反応した
ようだった。
 それが証拠に私と一瞬目を合わせただけですぐに俯いてしまう。
 ちらっと見たその顔には『まずいなあ』と書いてあった。

 「いいかい、カレン。償いは私に対してやってるんじゃない。
知恵も、力も、霊力も、何一つ問題にならないほど偉大な神様を
裏切ったことへの償いなんだ。だから、君がどんなに頑張っても
償いきれなるわけないんだけど、神様は人間の弱さをよくご存知
だからね、君ができる限りのことをするなら、許してあげようと
なさってるんだ。だから目一杯反省の気持を示さなきゃ」

 「…………」

 「これ、わかってるよね?」

 「はい……ごめんなさい」

 「そうやって考えた時、君の償いってこれが目一杯なのかな?」

 「……それは……」

 「君はこんな大きな体をしているのに、小学校レベルの試練で
許してもらえれると思ってるみたいだけど……君が小学生の時は
あれでも死ぬほどキツイ試練だったはずだよ。だから、あの時は
あれで許されたんだ。……だけど、今の君は違うよね?」

 「はい、ごめんなさい。私が悪るうございました」

 この『私が悪うございました』という表現は、今どきちょっと
古風な言い回しだが、この村では子供が使う最大級の『ごめんな
さい』だ。

 「分かってくれたみたいだね。鼻歌交じりで耐えられる程度の
ことをしても償いにはならないんだよ」

 「はい……」

 「よろしい、だったら、君の償いがこれからうまくいくように
マーサとお母様に手伝っていただこうか?その方がいいだろう?」

 「えっ!!……それは嫌です!」
 下を向きっぱなしのカレンだったが、その時だけは慌てたよう
には椅子に腰を下ろした私の顔を見据える。

 思わぬカレンの拒否。
 しかし、それは叶えてあげられなかった。

 償いの最中、自らの意思で私の膝や鞭打ち用のテーブルに残れ
ない子は、その後は拘束されて償いを続けることになるのだ。

 カレンは上目遣いに私の再考を求めていたみたいだったが……

 「………………」
 私が黙ってしまい、応じないとみると……

 「ごめんなさい」
 少し間があって、小さなボソボソっとした声が聞こえる。
 可哀想だが仕方がにかった。

 カレンは女の子。それも、そろそろ世間ではヤングレディーと
呼び習わされるような年頃なってきている。だから小学生時代の
ように何かにつけて泣き叫びさえすれば大人たちが勝手に手加減
してくれるというわけにはいかないのだ。

 ヤングレディーには償いの最中といえどそれなりの振る舞いが
求められる。
 そんな気遣いを覚えさせるのも躾の一つであり私の仕事だった。

 「大丈夫かい?……何ならやめてもいいよ。無理強いはしない
から………次の日曜日、子供ミサでここでやったのと同じ償いを
すればいいんだから、そっちでもいいんだよ」

 私がちょっぴり意地悪そうに水を向けると……
 カレンは激しく首を振る。

 「………………」

 今、私の目の前に立っているカレンはパンツを膝小僧のあたり
に引っ掛け、スカートの裾を申し訳なさそうに引っ張り下ろして
いる。

 その申し訳なさそうな様子がおかしくて思わずほっこり。頬の
あたりがゆるんだ。

 「よし、では、しばらく休んでからやろうか」
 私がこう言うと、隣の部屋で様子を窺っていたマーサがすぐに
入って来て、カレンの両肩を背中から捕まえると、祭壇の前へと
連れて行く。仕事とはいえ、その手際の良いことには驚かされる。

 「…………」
 カレンも抵抗する暇がなかったと見えてマーサのなすがまま。
 パンツが両足に絡みつき歩きにくそうだったが、それも仕方が
なかった。

 「さあ、ここでしばらく反省なさい」
 マーサの声に反応するかのように、カレンは鼻をすする。

 古いゴブラン織りの敷物に膝まづかせ、祭壇に向かって祈りを
捧げる姿は先ほどと同じだが、今度はマーサによってスカートが
捲り上げられたため、少なくとも大人たちからは、可愛いお尻が
強調される形で丸見えになっていた。
 その姿は全裸以上にエロチックだ。

 カレンは女の子なんだし、こんなことされてさぞやショックだ
ろうと思われるかもしれないが、私の経験で言わせてもらうと、
女の子はこうした事にあまり応えていない子の方が多かった。

 女の子というのは、最初こそ必死になって抵抗すものの、実は
慣れるのがとても早いのだ。私の膝でむき出しのお尻を叩かれて
いるうちに、さっさと今ある現実に順応してしまい、無駄な抵抗
はしなくなる子が多かったのである。

 今、唇が微妙に動いているカレンも、おそらくは自分を悲劇の
ヒロインに仕立ててお気に入りの夢をみているに違いなかった。

 悲劇の現実を夢物語にすりかえることで、ショックをいくらか
でも和らげようとするのは、女の子の常套手段。中には、頭の中
で思い描いた物語のセリフを思わず口にしてしまう子もいた。

 それともう一つ、周囲にいるのが私とマーサ、それに少し遅れ
て部屋にやって来たお母さんも一緒だというのが彼女には心強い
はずで、後で何かと話題にされてしまう同級生が近くで見ている
子供ミサでのお仕置きに比べれば、こちらの方がグンと心の負担
が少ないのだ。

 「よろしいですか、では始めますよ」

 コーナータイムは10分くらい。
 私の一声で、マーサと母親がカレンを私の前へと連れて来る。

 その姿はいつぞや見た大人二人に両脇を抱えられた宇宙人の絵
とイメージがダブってしまい、どういう表情をしてよいものかと
いつも迷ってしまうのだ。
 スカートの裾は持ち上がったままショーツは膝に下がったまま
で、当然、割れ目も茂みも隠せないままという他人には見せられ
ないような惨めな姿なのだが、それでもカレンは悲鳴を上げたり
その場にしゃがみ込んだりはしなかった。

 しかし、ほどなく男である私の視線に気づいたのだろう。
 その瞬間、みていた夢から醒めたのか、思わず二人の介添え役
の手を振りほどくと、その場にしゃがみ込んでしまう。

 「ほら、ほら、何、恥ずかしがってるの?カレンちゃん。……
自慢じゃないけど、このおじさんは君のそこを見るのは、これが
初めてじゃないんだ。……恐らくお医者様よりたくさん君の姿を
見てきたはずだけど……昔のことは忘れたかい?」

 こう言ってみたがカレンは頭を左右に激しく振るだけ。彼女の
羞恥心を溶かす役にはたたなかった。
 しかし、実際、10歳から13歳までの頃はそうだったのだ。

 実は、学校では月に一度、健康診断や発育状態の確認のため、
あるいは虐待の有無などについて調べる為に、子供たちの身体を
隅々までチェックする。つまり女の子も幼い時からお仕置きとは
別にお医者様の前では定期的に素っ裸にされているのだ。

 ところが、ローティーンの年頃に限って言うと、女の子たちは、
そのお医者様以上に、親や教師、それに私などからもお仕置きを
受け続ける。その終わりには必ず全裸にされて、虐待のこん跡が
ないかどうかチェックされていた。

 つまり、私はこの村に生まれた女の子の大半を裸にして眺めて
きたと言っていい。それはカレンにしても例外ではないわけで、
だからこそ『何を今さら恥ずかしがるのか?』ということになる
のだった。

 ただ、それが女の子には通用しない理屈だというのも重々承知
していたから、ここは何も言わずに、ただその時期を待つことに
なる。


 しばらくして、カレンはしゃがみ込んだ場所から上目遣いに、
私とは視線を合わせないような形で私の顔を盗み見るように……。
 心が少しだけ解きほぐれかけた兆しだ。

 「私はお医者様より信用できないかい?」

 「…………」
 私の問いにカレンは首を横に振る。

 「だったら、いらっしゃい」
 私はイスに座った自分の膝を叩く。

 これは、私の膝の上で裸のお尻を見せてうつ伏せになりなさい
ということ。
 時間はかかったが、そうするしかなかったのだ。

 カレンの重い腰がやっと上がる。
 再び、私の膝の上で同じ姿勢になったわけだが……
 今度は、母がカレンの両手を、マーサが両足を押さえてくれる
ことになった。

 こうして、償いの儀式は再開される。

 「ピシッ!」
 「いやあ、痛い!」

 さっそく声が出た。
 しばらくお尻を冷ましていたから、逆にぶたれていた時以上に
痛みを感じるのだろう。

 「ピシッ」
 「いやあ~~だめえ~~」

 カレンは、思わず火のついたお尻を右手で防ごうとして身体を
ひねってみたのだが、この時すでに両方の手はともに母によって
戒められているから使えない。
 もがくだけの不自由な体で、今、自由になるのは悲鳴を上げる
口だけだった。

 「ピシッ」
 「ごめんなさい、もうしません」

 「ピシッ」
 「いやあ、痛い、痛い、痛い」

 スナップをきかせた大人のスパンキングは、それまでカレンが
受けてきた十分に手加減されたものとは違って、まるでゴムの鞭
(パドル)でぶたれているような衝撃なのだ。
 思わず、目一杯の力で体をひねってみるも、大人二人に押さえ
込まれた身体はどうにもならない。

 「ピシッ」
 「ぎゃあ~~~だめ~~~」

 「ピシッ」
 「死んじゃう~~」

 「ピシッ」
 「もう許してよ~~~」

 悲しい声が部屋中に木霊するものの……
 一旦始めた償いの儀式が悲鳴で中断されることはない。

 「ピシッ」
 「いやあ~~~」

 「ピシッ」
 「もう、しません。ごめんなさい」

 「ピシッ」
 「ごめんなさい言ってるのに~~」

 カレンは、あまりの痛さに、顔を真っ赤にしてもだえ苦しむが、
それは15歳の娘を演じている普段の姿ではない。私の膝の上の
カレンは、悲しいものは悲しい、痛いものは痛いといって感情を
爆発させる10歳の少女に戻っていた。

 それでも最初の頃はまだ自分の本性を隠そうと努めていたが、
ここまでくるとそれどころではないのだろう。苦し紛れに両足を
必死にバタつかせるから大事な中身が見え隠れしだす。

 「ピシッ」
 「もうしません」

 「ピシッ」
 「ほんとだって……」

 「ピシッ」
 「ママ、助けて~~いやだ、いや~~~」
 痰を絡ませながらカレンは必死に母親を呼ぶが……

 それまで手助けこそすれ、邪魔などしたことのない母が、今は
娘の悲鳴で心変わりすることはなかった。

 この村は単なる行政区分ではない。よそ者が勝手に入って来る
ことを嫌う。同じ宗派で結ばれた運命共同体の社会なのだ。
 だから、この村にあっては村人同士の助け合いは美徳ではない。
義務なのだ。

 それは子供だって同じだった。子供は産んだ親の私物ではない。
村が共有する宝なのだ。だから、お仕置きする時も、相手はその
親とは限らなかった。例えば学校の先生、懺悔聴聞僧、お医者様、
その他いろんな人が子供をお仕置きすることができたのである。

 男女を問わず年齢を問わず、丸裸にしたお尻を誰もがピシピシ
やるもんだから、そのつど、その子の大事な場所は丸見え。微妙
に違う性器の様子だって、大半の大人がすでに見て知っていたの
である。

 とりわけ女の子の場合は、ローティーンの頃における躾が一番
厳しくて、礼儀や立ち居振る舞い、普段の生活習慣や勉強など、
結婚に必要な知識や技能をこの時期から徹底的に仕込まれるから
慣れてない分ついついお仕置きだって多くなるのだ。

 愛情によるものとはいえ女の子にとってはまさに受難の時期。

 『帰宅した少女が今日は何かがおかしいと思って頭をめぐらす
と、それはお仕置きがなかったことだと気づいた』
 なんて話がまことしやかに語られるくらいこの村でのお仕置き
は日常茶飯事だったのである。

 ただ、こんな嵐のような時期を過ぎてしまうと、女の子の場合、
お仕置きは激減する。
 というのも女の子から女性へと体が変化するなかで体に訴える
お仕置きというのは他人にははばかられたからだった。

 カレンもまた、13歳を過ぎると日頃の素行に問題がないこと
から、お仕置きを受ける機会はめっきり減っていたのである。

 ただ、そうは言ってもこれで全てが免除されたわけではない。
 とりわけ親や私はとの関係はこの先も続いていくことになる。

 実は当時の女の子というのは、親の家にいる限り決して一人前
とは認められない存在だった。13歳を過ぎ、15歳が18歳に
なっても、いや、二十歳を越えても、とにかく結婚して家を出る
までは『家の子供』という扱いを受忍しなければならなかったの
である。

 もちろん幼い頃ほどではないにせよ、家では隠れてお仕置きが
続いていたし、親を怒らせてしまうと、とたんに幼児扱いされる
という厳しいお仕置きが待っていた。

 オムツを当てられ、浣腸が施され、痕の目立たない処へお灸が
据えられ、哺乳瓶でミルクが飲まされ、嫌いな物ばかりが入った
おじやを無理やり食べさせられたりといった扱いだ。

 とりわけ村の掟で、子供は親の前ではどんなに恥ずかしい場所
もすべて晒さなければならないと定められているから、鼻っ柱の
強くなった女の子にとってオムツ換えというのはそのプライドを
ズタズタに打ち砕くのに最も効果的なお仕置きだったようである。

 そして、礼拝堂の片隅にある懺悔室もまた、そうした意味では、
『親公認のお仕置き場』だった。

 「ピシッ」
 「いやあ~~」

 「ほら、ぴーぴー泣いちゃダメでしょ。みっともないわよ」
 思わず母親の檄が飛ぶ。

 「ピシッ」
 「だめえ~~」

 「ピシッ」
 「いやだあ~~~」

 「ピシッ」
 「もういや~~~」

 カレンの悲鳴は、しだいに声のトーンが低くなる。

 それは、一つにはこの痛みに体が慣れてきたということであり、
もう一つは、もう逃れるすべがないという諦めでもあった。

 少女の金切り声を聞かずにすむというのは、正直、罰を与える
者としては楽に違いないのだが……

 しかし、こうなると女の子の頭の中はトランス状態。ひたすら
夢の世界を彷徨っていて、私の言葉も右手も彼女の心には届いて
いないことが多かった。
 だから、こうなると、これ以降のお仕置きは無意味なのだ。

 そこで、カレンに対するスパンキングはこれで終了となった。

 約束の回数にはまだ足りないが、問題は回数ではない。効果の
問題なのだ。お仕置きの目的は、あくまで子供の心に警鐘の鈴を
つけること。体を痛めるだけになったら、それは私たちがしては
いけないことだった。

 もちろん、再びコーナータイムをもうけて再開することも可能
ではあるが、それはあくまで犯情が重い場合のみで、彼女の場合
は、罪の重さに比してそれは妥当でないと判断して私は中止した
のである。

 「もう、いいよ。今回はまだ慣れていないみたいだからこれで
スパンキングは終わりにしよう」

 私はカレンを膝の上から下ろすと目の前に膝まづかせて両肩を
握り、恩赦を与える。

 すると最初はきょとんとしていたカレンの顔に赤みがさして、
やがて柔和な顔へと戻っていく。
 それを上から見下ろしていると、私の顔にも笑みがこぼれた。

 カレンの顔は穏やかになったがスカートはまだ捲り上げられた
まま。その下はスッポンポンなのだ。
 自ら命じたことなのでカレンには申し訳ないが、まるでその姿
は仔犬がエサをねだってチンチンしているように思えた。

 「今回だけ特別だぞ」
 こういうと、現金なものでカレンの顔は本当の笑顔になる。

 ただ、これでカレンに取り付いた穢れのすべてが打ち払われた
のかというと、そうはいかない。

 たしかにカレンは、何がよくて何がいけないかの理性は、今、
私を通じて神から賜った。しかし人は悲しい動物。それだけでは、
再び悪魔の誘惑があった時、今度はそれに負けないで行動できる
とする保証がどこにもないのだ。

 そこで大人たちは、償いの最後に、愛してやまない子供たちの
為を思い、人の理性を超えて、動物としての人間の体に直接訴え
かける愛を用意しているのだ。
 それがこれから行われる鞭による償いだった。

 そう、後半の鞭打ちはその為に存在していたのである。
 問答無用の痛みをお尻に染み込ませるために……

 このため鞭の償いはスパンキングのようにおしゃべりしながら
というわけにはいかない。大人たちからもらう痛みをじっくりと
体の中に蓄えるため会話は禁止、悲鳴もあげてはならなかった。

 鞭はもちろん誰にとっても痛いが、特に女の子たちにとっては
おしゃべりで気を紛らわせることができない分、スパンキングよ
り辛いようだった。
 カレンにとってもそれは同じで、この時間はひたすら我慢の時
だったのである。

 「カレン、鞭に移るよ。テーブルへ来なさい」
 私はそれまでより低い声でカレンを呼ぶ。

 ゴブラン織の敷物の上で膝まづき、神様への懺悔を繰り返して
いるカレンを償いの場へと呼び戻すためだ。
 それは子供たちにとっては死刑執行みたいな緊張感に包まれる
ひと時だっただろう。

 白いスカートの裾を巻くりあげ、ショーツも穿かず神様の前で
コーナータイムを行うのは、世間的な常識にはそわないかもしれ
ないが、それは我宗派の『神はそのはじまりにおいて不浄な物は
お創りにならない。恥ずかしさや卑猥は、人間の心の弱さが作り
出したコンプレックスにすぎない』という理念からきている。

 このため、この村の子供たちは、大人たちから命じられれば、
たんに恥ずかしいからという理由だけでは、裸になることを拒否
できなかったのである。
 子供たちはたとえ歳がいくつになっても、両親や教師、この私
に対しては、その体の全てを見せなければならなかったのである。

 「まず、仰向けになりなさい」
 私はまず、カレンに対して机の上で仰向けを求めた。

 カレンはこれから何が起こるのか先刻承知しているのだろう。
慌てた様子も取り乱した様子もなかった。

 求めに応じてカレンがテーブルに仰向けになると、マーサの手
がさっと伸びてカレンの両足をすくい上げ、空いた手がタオルを
カレンの顔にかける。

 そんな一瞬の隙にフラッシュの閃光が光る。

 ここでの仕事は写真撮影。
 償いの前と後で写真を撮り、『このように償いをさせました』
とカレンの父親に報告するための作業だ。

 だから、写真機はネガを残さないポラロイド。鍵の掛かる薄い
木箱に納められた写真は父親だけが持っている鍵により開けられ、
確認されることとなる。

 中には、あえてこの写真を子供に見せ、どのような償いだった
のかを尋ねる父親もいた。

 記念撮影が終わると、次はいよいよ鞭打ちの償い。

 今度は上半身だけをテーブルに乗せてうつ伏せになるのだが、
その角には腰枕と呼ばれるクッションが置かれていているから、
これにお臍の辺りを乗せてヒキガエルみたいに這い蹲るのだが、
こうするとお尻だけが少し浮き上がって、鞭を使う側にとっては
お尻に狙いを付けやすかった。

 カレンの白いお尻が羞恥心でピンク色に染まり、恐怖心からか
少し震えているのがわかる。

 私はテーブルの引き出しから噛み枕を一つ取り出すと、あえて
カレンの鼻を摘み、それを口の中へ乱暴にねじ入れる。

 噛み枕は鞭の痛みに気が動転した子供が、誤って舌を噛んだり
しないように口に入れてやる安全具だが、無理やり口の中にねじ
入れてやることで、緊張感がさらに増し、反省を促すには効果的
だったのだ。

 さらに、カレンのように鞭になれていない子の場合は体を拘束
バンドでテーブルに固定させるケースも少なくない。ただ今回は、
母親とマーサが助手についてくれているので、あえてそこまでは
しなかった。

 実際、女の子の場合は無機質なバンドより、人の手の方が反省
を促すという意味では効果的だったのである。

 「両足を開いて……もっと……もっとだ……もっと大きく」
 次に、私はカレンの両足をできるだけ大きく開かせた。

 「ほら、ぐずぐずしない!……言いつけに従えないなら、罰が
もっと増えることになるよ」
 私は、厳しい調子でカレンを叱責すると、中の物が全て見える
ほど大きく、お尻の割れ目を押し開いていく。

 「いやあ!!」
 噛み枕を通して思わず出てしまったカレンの悲鳴。
 でも、私もすぐに反応する。

 「ピシッ!!!」
 平手で強めにお尻を叩いたのだ。

 「悲鳴を上げるな!まだぶたれてもいないのにみっともないよ。
鞭ではおしゃべりも禁止、悲鳴も禁止だ。忘れたのかい」
 ここでは私も厳しい。
 すべてをこの革製の鞭(トォーズ)で悟って欲しかったのだ。

 もちろん、これが年頃の少女にとってどれほど嫌なことかは、
私だって承知しているが、そもそもお仕置きという行為自体が、
子供にとって嫌な事をあえてさせているわけで、こうして普段は
風の当たらない場所に風を送り込んでやるのも、ここでは昔から
認められた償いの一つだったのである。

 鞭打ち前の儀式はこれだけではない。

 両足が十分に開かれると、今度は脱脂綿に大量のアルコールを
含ませて、太股からお尻のお山、くびれた腰、背骨が浮き出した
背中へも肩甲骨あたりまで丁寧に拭き清めるのだ。

 この村の子供たちは、幼い頃から革紐鞭を受けるたびにお尻を
はアルコール消毒され、その直後、再び、火の出るような痛みに
襲われるという経験を持っていた。
 もちろんカレンにとってもこの儀式はこれが初めてではない。

 体温の高い子供にとって体の熱を奪うアルコールはそれだけで
大人が感じる以上に刺激的。それが、さらに強烈な痛みとリンク
したとしたら……。

 幼く不幸なパブロフの犬は、この時点でお漏らしするケースが
非常に多かったのである。

 カレンにしてもそうした幼児体験を経て今日があるから、その
刺激は、大人が予防注射の前にアルコールを湿した脱脂綿で消毒
してもらうのとはわけが違う恐怖だった。

 実際私がカレンのバックを清め始めると……その太股が振動し
……お尻が震え……腰がくねり……背中が反り返る。

 そして、性的に目覚め始めた子は、さらにこのあたりから体の
中をねっとりとした蜜で濡らし始めるのだった。

 「さあ、いくよ」

 私は幅広厚手のトォーズを手に取ると、遠心力に物を言わせて
カレンのお尻を打ち据える。

 「ピシッ~~~」

 革紐独特の乾いた甲高い音が部屋中に木霊するなか、カレンは
両方の手に力を込めて必死にテーブルを握りしめた。

 母親が娘の両手をしっかりと握りしめて間違ってもテーブルを
離れないように押さえ込み、両足はマーサが足枷の役目を引き受
けてくれているさなか、それは渾身の力と言っていいだろう。

 こうまで厳重にするのは、鞭に驚いて万が一テーブルを離れる
ようなことがあると、その鞭はノーカウントになってしまうから
だ。
 いくら償いの為とはいえ、まさか、娘のお尻をこのまま延々と
鞭の下に晒し続けるわけにはいかないから母親だって必死だった
のである。

 しかし、こうしたヒューマニティー溢れるサービスも、いつも
いつも行われていたわけではない。
 その子が重い罪を犯し、年齢が高く、札付きで改悛の情も感じ
られないとなれば、拒否することもあった。

 その時は純粋に自分の力だけで罪を購わなければならないのだ
が、この方が辛いのだ。
 そう、この場では、拘束されるというのは罰が重くなったので
はない。みんなに支えられて罪を償うのはむしろ温情。そして、
この時、女の子はなぜかリビドーを感じる子が多かったのである。

 「ピシッ~~~」
 
 「ヒヒヒヒヒヒ」
 噛み枕のせいで悲鳴もはっきりとは聞こえないが、その瞬間、
背中が反り返り、マーサが支えきれない太股が震えだして、……
カレンの下半身はまるでオシッコを我慢しているようだった。

 端から見ていると、惨めな、そりゃあ惨めな姿だが、鞭を受け
ている当人は、『恥ずかしい』とか『辛い』とかそんなことさえ
感じている余裕がなかった。

 今は、鞭の衝撃に耐えるだけで精一杯だったのである。

 「ピシッ~~~」

 「ぃぃぃぃぃぃ」

 「ピシッ~~~」

 「ゃゃゃゃゃゃ」

 「ピシッ~~~」

 「シヌシヌシヌシヌシヌシヌ」

 恐らくは叫んでいる当人すら何を言ってるのかわからないほど
混乱した声が、噛み枕のフィルターを通って部屋中に拡散されて
いく。

 こんな時はやってるこちらの方も辛かった。

 「ピシッ~~~」

 「ぁぁぁぁぁぁ」

 「ピシッ~~~」

 「ぅぅぅぅぅぅ」

 「ピシッ~~~」

 「ぁっ…………」

 こうして10回ほど打ち据えた時だっただろうか、突然、悲鳴
が途絶えたのである。
 もともと噛み枕を噛んでいるせいで大声は出ない。くぐもった
低い声、小さな音なのだが、無音となれば話は別だった。

 悲鳴が止まったのは、カレン自身感じていたからなのだろう。
幼い子の中には、鞭に耐えることに必死で、お漏らしは感じない
まま、周りの大人に促されてそれを知る子もいるが、カレンは、
自分の粗相を感じ取れているようだった。

 恐らく隣りの部屋で浣腸した時、恥ずかしくて完全に排泄して
こなかったのだろう。
 理由はともあれ、こうなると、さすがに鞭は中断される。

 「カレン、いったん、テーブルの脇に立ちなさい」

 私の命令に呆然と立ち尽くすカレン。
 よくマンガで目が点になった少女の絵が出てくるが、この時の
カレンはまさにそんな感じで、現実感のない顔で前も隠さず立ち
すくんでいた。

 たちまちカレンの母親と助手のマーサがタオルや穿替えの下着
を取りに部屋を出て行き、それが戻って来ても、カレンはずっと
そのままの場所に立っていたのだ。

 もちろんそれって私が『テーブルの脇に立ちなさい』と言った
きり、その後何も指示を出さなかったからなんだろうが、それに
しても普段だったら、そのままボーっと立ってるはずがなかった。

 15にもなった娘が、粗相した自分のお股を母親によって拭き
清められるなんて、こんな屈辱はないわけで、償いの為の鞭打ち
はそんなカレンの様子を見ていてそのまま中止となったのである。

 スパンキングもそうだが、鞭打ちの回数はあくまで償いの為の
目安であって絶対ではない。
 要は今回のことを反省してこれから先も心に留め続けられるか
どうかということだった。

 カレンはお漏らしという鞭打ち以上の辱めを受けたのだから、
その心の傷はすぐには消えないかもしれない。しかし、お仕置き
を与える者としてはそれでいいのだ。

 彼女が大人になる頃まで心の傷が疼いてくれれば、悪魔の誘い
への抑止力となり続けるからで、その後のことは時間が解決して
くれる。
 どんなに辛い体験も、時の流れがそれを笑話へと変えてくれる
からだ。

 いずれにしても、償いとしてはこれで十分だったのである。

 もちろん、なかには、鞭の痛さに耐えかねてわざと粗相をし、
その先の鞭を許してもらおう、などとちゃっかり考える子だって
いるかもしれない。
 しかし、私が受け持つ子供たちに限って言えば、そんな勇気の
ある女の子は見かけたことがなかったし、仮にそんな事をすれば、
それはそれで、やはりわかるものなのである。

 また、そのくらいの嘘が見抜けないようなら、幼年司祭は失格
だった。

 最後に、再びカレンを仰向けに寝かせると両足を高く上げさせ
て記念撮影。

 私の推察通り、そこには光るものがあったのだが、これ以上、
親を心配させる必要もなかろうとタオルでぬぐってフラッシュを
焚く。問題があればまた私の処へ来るだろう。

 この写真の送り先は、単身赴任している父親のホテル。
 恥ずかしいその写真は娘カレンの成長の記録でもあったのだ。


**********<おしまい>*************

Appendix

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tutomukurakawa

Author:tutomukurakawa
子供時代の『お仕置き』をめぐる
エッセーや小説、もろもろの雑文
を置いておくために創りました。
他に適当な分野がないので、
「R18」に置いてはいますが、
扇情的な表現は苦手なので、
そのむきで期待される方には
がっかりなブログだと思います。

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