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朝のしきたり < 第 1 回 >

❈❈❈❈❈❈❈❈ ちいちゃんの思い出 ❈❈❈❈❈❈❈❈

******* (第1章)朝のしきたり ********


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ TK(著)~~

<登場人物>
僕(小2)……ちいちゃん
長男だから何かと優遇されている幸せ者

弟(小2)……みいちゃん
僕よりちょっぴり気弱だけどとってもよい子

姉(小5)……お姉ちゃん
近所ではメジラと呼ばれ恐れられている乱暴者
茜ちゃんとも呼ばれている

従姉妹(中1)…セイちゃん
僕はマリア様みたいに思ってるお姉ちゃん

お父さん……お金にならないことばかりして暮らしている道楽者

お母さん…… 怒ると信じられないほど怖いけど普段は優しい一家
の大黒柱

おばあちゃん……お姉ちゃんにはなぜかやたら厳しいお灸マニア

お手伝いさん……ハナさん
お母さんの代わりに主婦しているおばあちゃん

***************************

  ❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈ [ 第1回 ]❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈


まあ子供とどう戯れるかはその家の個性かもしれないけれど、僕の
家はちょっと変わっていた・・・と思う。
「思う」というのは、ほかの家の子になったことがないから。
変わっているかどうかはみなさんが判断してください。(^0^)

朝、お母さんが僕たちを起こす。
「ちいちゃん、みいちゃん朝ですよ」ってね。
これはごく普通のこと。

でも、いとこやお姉ちゃんに言わせるとここからが変みたい。

いわく、
「私たちが鼻を摘んでもお尻蹴ってもあんなにすやすや寝てたのに
お母さんが呼んだだけでどうしてそんなに急に飛び起きられる
の?」
「今の声ようく聞いてないと聞こえないくらい小さな声だったのに
夢のなかまで届くのね」
二人はとっても不思議がります。
(¬―¬)

たしかに不思議だけどげんにそうなんだからしょうがない。
どんなに楽しい夢を見ていてもお母さんの声がすると二人して目が
覚めてしまう。
それがどんなに小さな声でもやっぱり同じなのだ。

そしてこれはお姉ちゃんやいとこのセイちゃんには起こらないこと
らしい。僕たち男の兄弟だけなのだ。
(^_^)

でもね、そんなことは僕らにはどうでもいいこと。
起きたらまずやることがあるからね。
(^o^)

たいてい起きるのが「みいちゃん」(双子の弟)と一緒だから競争
になるけど、お布団を蹴ったらお母さんの待つ台所へダッシュする。
(^^ /""(^^ /~~

そしてまずはお母さんの腰のあたりに体当たり。
「おっはよう~(^0^)おっはよう~(^0^)」
って言ってお母さんのエプロンで顔をすりすり。

これは僕だけじゃないよ。たいてい向こうの腰ではみいちゃんが同
じことをしているから。
(⌒o⌒)

で、これが終わるとテーブルにおめざましが用意してあるからそれ
をむしゃむしゃ。
(^3^)(^3^)

[おめざましって何だ?](@_@)

おめざましというのは・・・要するに『朝ご飯の前のおやつ』
でも、ほんのちょっぴりなんだよ。
羊羹半切れとか、金平糖が五粒とか、そんなもんなのネ
(+_+)

でも僕たちには楽しみなんだなあ・・これが・・フフフ)^o^(

で、それが終わると顔を洗って歯を磨く。

[えっ?歯磨きは食事のあとじゃないのか?](¬―¬)

固いこと言わないの。これは我が家の習慣なんだから。

でもって、パジャマを着替えたら行くところがある。
朝、きっかり起きて来るのはこのためなんだ。
子供を釣るエサにしてもあまりにショボイお菓子だけどお母さんに
義理だてして行かなきゃいけない所があるんだ。

[断れるかって?]

もち、強制(+_+)。
『今日はおめざまし食べてないからいいでしょう』なんてわけには
いかないのだ。

[それって、そんなに辛いことかって?]

辛いというより退屈なんだなあ・・(*_*)

ここにはおねえちゃんもいとこのセイちゃんもやってくる。
つまり子供たちは全員参加なんだ。

で、何をするかなんだけど……やるのはお母さんだけ。
子どもたち四人を仏壇の前に正座させると、自分もそのすぐ後ろに
正座して、古い古い蛇腹になった本を読み始めるんだ。
あまりに近くで読んでるから僕の頭に息がかかったり唾(つばき)が
飛んだりする。
(+_+)

お姉ちゃんに聞いたらあれは般若真経っていうお経なんだって。
そのわけのわからない呪文を正座して聞いてなきゃいけないんだ。
お線香の煙が部屋中漂って煙いし、退屈だし、何でこんなことしな
きゃいけないのかさっぱりわからない。

でもお母さんはだけは真剣で、よそ見なんかしてるとたちまち大き
な手が頭の上にやってくる。
でもって頭を鷲掴みにすると仏様の方へ向き直させるんだ。

おまけにただでさえ煙たくて仕方がないお線香の煙をほかの子以上
に頭に擦り込まれたりもするんだ。
お経を読みながらだよ。(;_;)

これってお仕置きだよね。(T_T)

でもお姉ちゃんに言わせると違うんだって。
でも、ちょっぴりだけどいいことだってある。

お母さんはお経が終わると、子供たちを一人ずつ抱き締めて、
「今日も一日この子がよい子でいますように」
って、仏様や観音様にお願いするんだ。
その時お顔全体で、お母さんのおっぱいをすりすりできる。

普段は、
「ほらあ、もう赤ちゃんじゃないんだから甘えないの!」
って叱られてばっかだけどこの時だけは赤ちゃんしててもいいん
だ。
これもおめざましのお菓子と同じで、ほんのちょっぴりだけどね。
(^.^)

で、これがすまないと朝のご飯にならないからお母さんはちゃんと
起きない子に厳しいんだよ。
(⌒o⌒)

「お勤めに起きてこない子に朝ご飯はありません」
ってみんなが食べてるのに僕だけ後回しになかったことがあった。

しかもその時は裸にされて仏間に連れて行かれたあと、あの呪文を
唱えながらだっこされてこれでもかってくらいお線香の煙を体じゅ
うに塗りつけられちゃった。
(T_T)

お勤めってそんなに大事なことなのかなあ。
とにかく我が家では大事な儀式なんだよね。(+_+)

お勤めが終わるといよいよ朝ご飯。
食堂に行くとお勤めの間にハナさんが料理を並べていてくれる。

ちなみにお母さんは自分で料理を作ることがほとんどない。
お父さんが言ってたけどお母さんが作れるのはサンドイッチぐらい
なんだって。お嫁に来た時はご飯もたけなかったって。

だからハナさんがお休みの日曜日の朝はいつもパン食なんだ。

でもってこの頃になるとお父さんが起きてくる。
のっしのっしって感じで、象さんみたいにゆっくりゆっくり廊下を
歩いてくるんだ。
そして眠そうにおはようって言って一番奥の一回り大きくて立派な
椅子に腰を下ろすんだ。新聞広げて。

[えっ?、お父さんはお勤めはしなくていいのかって]

いいみたいだね。それだけじゃないよ。我が家ではお父さんは全て
において特別なんだ。

[どう特別なのか?だって]

だって、遅くまで起きててもお母さんが文句言わないし、おかずも
僕たちより多いし、学校にもいかないし、お掃除も手伝わない。
とにかくいばってるんだ。

そのくせお姉ちゃんやセイちゃんにはやさしくて、お姉ちゃんなん
かお母さんに叱られそうになると「パパ~パパ~」ってお父さんの
所へすぐに逃げ込むんだ。
でも僕たちにはあんまりやさしくない。不公平だよ、まったく。
(¬―¬)

***************************

朝のしきたり < 第 2 回 > 

❈❈❈❈❈❈❈❈❈ [ 第2回 ]❈❈❈❈❈❈❈❈❈


僕の家では食事する場所に決まりがあるんだ。

お父さんが一番奥でその左隣にいとこのセイちゃんが座る。

セイちゃんはよその子だけどお母さんがいないしお父さんはお仕事
で忙しいからお家で預かったんだ。

家に来たのは小六の時だけど、その時から体が大きくてしっかり者
だったから誰もが「中学生かい?」って聞くくらいだよ。
お勉強もよくできるから、お母さんのお手伝いで僕たちのお勉強を
みたりもするんだ。
僕たちにとっては、本当のお姉ちゃん以上に優しいお姉ちゃんだと
思ってる。

で、その次の席が本当のお姉ちゃんの席。
セイちゃんとは二つ違いだけど、こいつは性格がまるで違うんだ。

陰険で見栄っ張りで、わがままで、おまけに乱暴者で、寝てる僕達
を平気で蹴ったり電気按摩にかけたりする。
お父さんやお母さんに言いつけたらお仕置きだけどそれでもわざと
やるんだ。ホント、意地悪なんだから。

学校でも男子より喧嘩が強いからメスゴジラ、通称メジラって呼ば
れて恐れられてるんだよ。

頭だって悪い。いつもテストのことでお母さんに叱られてるもん。
僕達は男の子だからお母さんが許してくれる合格点は90点以上。
お母さんは僕達が100点取ったぐらいじゃ褒めてくれないんだ。
それに比べれば、お姉ちゃんなんて女の子だから基準点も甘くて、
80点でいいというのに、それさえ取れないんだから、やっぱり、
馬鹿だよ、あいつは。

あっ、でもこれお母さんには内緒だよ。

お母さんは僕たちにきたない言葉を使っちゃいけませんってきつく
言うんだ。
お母さんだってお姉ちゃんのことぼろくそに言ってるのに僕たちが
言うと……

「あなたたちは天から授かった天使さまなのよ。天使さまは、天使
さまにふさわしい御心を持たなくちゃいけないわ」
なんて言うんだよ。

実は、お母さんが僕たちを産んだ日、二人の天使さまがお腹の中に
入って来た夢を見たんだって、以来、産まれた僕たちは天使さまに
違いないと信じてるんだ。

[えっ!さっきお母さんが般若真経をあげてなかったか?だって]

するどい。(@_@)

お母さんはその場その場で自分にもっとも都合のいい宗教を信じる
ことにしてるの。ご都合主義の人なのよ。
(^o^)

お母さんに言わすとね、別にお寺にお説教を聞きに行ったりもしな
ければ、日曜のミサに行くわけでもないから誰にも迷惑かけてない
って。
信仰はあるけど宗派の教義にがんじがらめになって暮らしたくない
んだって。

彼女にとっての宗教は一種のファッションみたいなもので、気に入
れば何でもありなんだよ。
(^0^)

食堂には大黒様と並んでマリアさまが飾られてるけど僕たちもそれ
を不思議に思ったことは一度もないんだ。
(^∇^)

お母さんは兄弟姉妹の中で唯一大学を出てない事にコンプレックス
を持ってるからね。きっと何かにすがりたいんだと思うよ。
それでもって「子供たちには何が何でも大学を」って心に決めてる
みたいなんだ。まったく迷惑な話さ。(;_;)

おかげで、わりと自由放任な家なのにお勉強とか言葉遣いだけは別。
我が家では宿題のほかに毎日たっぷり二時間は勉強しなきゃいけな
くて、怠け者はお仕置きって決まってるんだ。
(>_<)

言葉遣いだってお姉ちゃんには特に厳しくて、お外で乱暴な言葉を
使ってるとその場でスカートをめくってお尻を叩くんだ。
小学二年生頃まではパンツも脱がしてたらしいよ。

「お外でぶつのやめてよ」ってお姉ちゃんが抗議したら……
「あ、そう。だったら別の方法にしましょう」と言われて……
仏間に連れ込まれると、お線香が二本も燃え尽きるまでお灸をすえ
られちゃったんだ。
(T_T)

やられたことのない人にはわからないだろうけど、あれってたった
一回でも死ぬほど熱いんだよ。
あの太いお線香二本が燃え尽きるまでやられたら・・・(T_T)
想像したくないくらいの恐怖だ。
(>_<)

僕たちはメジラが嫌いだけど、こんな時は同情しちゃうね。
(;_;)

でも、お勉強のことでぶたれる時はあんまり同情しないの。
(¬―¬)

だってお母さんが見てないことをいいことにこっそり本を読んだり
マンガ描いてることが多いんだもん。自業自得だよ。
この間もお父さんからお仕置きされて、ものすごい声で泣き叫んで
ごめんなさいを何度も言ってるのを聞いたけど……

「ざまあみろ」
って思ってた(;_;)

お父さんが言ってたよ。
「課題をちゃんとこなせば取れるはずのお点が取れないのは茜が
怠けてるせいだ」
ってね。

まったくだよ(¬―¬)。
下手なマンガばかり描いてるから叱られるだ。
これからも受難の日々は続くね。きっと。

そういえば、この間お母さんが、
「今度怠けたら女の子の大事な処にもお灸ですからね」
って言ってたけど、女の子の大事な処って?いったいどこなんだろ
う?(^^;)

何だか話があっちこっちになっちゃったけど、そんなところがテー
ブルの向こう側ね。

対するお父さんの右側には僕たち男の子とお母さんが座ってるん
だ。

お母さんの左腰にみいちゃんがいて、僕が右腰にへばりついてる。
いつもお母さんの椅子に僕たちは椅子をくっつけて、三人で仲良し
して食べるんだ。

ただ、一応僕たちの目の前にもおかずがあるんだけどあまり自分で
取っては食べないよ。お母さんが次に何を食べさせるかを決めて、
その食べ物を乗せたスプーンが僕たちのお口の前まで来たら、
それをパクリとやる。

そして口の中で十回くらいもぐもぐやったら「おいしい(^o^)」
っていう笑顔を見せるんだ。こうするとお母さんが喜ぶからね。

[えっ!それじゃあ君たちはまだ赤ちゃんなのか?]

……そう、そう、この間から離乳食になったばかり(^◇^;)……って、
ち、違うよ!この時は小学二年生。でもまだ幼いからね。お母さん
も気を遣ってくれるんだ。

……はて?……だけど小学校を卒業するまではこのスタイルで食事
してたような?
(^∇^)

とにかくだ。この習慣は赤ちゃんの時からずっと続けてきたスタイ
ルなんだ。
だって、三年生まではみいちゃんと交代でだっこしてもらいながら
うまうましてたことだってあるんだからね。(*^_^*)
……って自慢するなってか。(^◇^)

お肉なんて固い物は特にそうだけどお母さんとの共同作業なんだ。

[えっ、お肉が固い?]

固いよ!鯨のお肉は最高だよ。
固くない肉はお母さんに自分でかみかみしなさいって言われちゃう
もん、つまんないじゃないか。(¬―¬)

固いお肉は、お母さんが一度お口にいれてもぐもぐやってから僕の
お口に入れてくれるけど、時間があれば僕たちの口から移してもう
一度お母さんが口の中で噛み噛みして戻してくれるんだ。
(^_^)

何だよう、その軽蔑した目は・・(^^ゞ

****************************


朝のしきたり < 第 3 回 >

❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈ [ 第3回 ] ❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈


僕たち二人がお母さんのお給仕で食事をするのは、ともかくも我が
家の習慣なんだ。
お父さんだってちゃんと認めてることなんだから。(^◇^;)

「いつまでも赤ちゃんじゃないんだから、そろそろお膝から…」(..;)
ってお父さんがそこまで言ったら、
「あなたには関係ありません。坊やは私が見てるんですから」(-。-;)
ってお母さんに言われてそれっきりになっちゃった。

お姉ちゃんだって、同じように食べさせてもらってたはずなのに、
僕たちがお母さんにやってもらってるのを見ると「みっともない」
って軽蔑するんだ。
一緒に食事をしてて箸を折りそうなくらい青筋たててることがある
もん。

「そんなのお母さんがやってくれることだもん、お姉ちゃんに関係
ないじゃないか」
って反論すると、あいつはお鼻の先をつんと天井に向けて黙っちゃ
う。
ひがんでるんだね、きっと。
(¬―¬)

だいたい僕たちは給食だってちゃん一人で食べられるし、お着替え
だってお母さんがいなくても大丈夫さ。
だけどお肉はお母さんのお口からもらった方がごはんは美味しい
し、お母さんと一緒にお着替えした方が楽しいもん。(^0^;)
もち、お母さんにならおOんOんを見られたってへっちゃらだよ。
σ(^◇^;)

お母さんに聞いたけど、そもそもお姉ちゃんは「自分でやりたい」
と言ってお母さんのお給仕を降りたんだろう?
それが今になって僕たちがお母さんの膝からなかなか降りないから
って、そんなこと言うのはおかしいよ。
お姉ちゃんだって僕たちがいない時はお父さんに肩車してもらって
中庭を散歩してるじゃないか。知らないとでも思ってるのか。
(¬―¬)

そんなこと五年生にもなった女の子がやってもらうことじゃない
よ。僕たちと同じじゃないか。

僕たち子供はみんなお母さんの愛の中で暮らしているからね。お母
さんのしてくれることが何でも好きなんだ。
お母さんと一緒にお風呂にも入るし、一緒にネンネだってするよ。
赤ちゃんじゃないけどね。

どうだ、うらやましいだろう。
って・・ん?・・君、また軽蔑のまなざしで僕を見たね。(^_^;)

なになにお姉さんの言っているのが当たり前な気がするって。
いくら小学生でも節操がなさすぎるんじゃないかって。
(*_*)

ふうん、そういうもんかなあ。
じゃあもっと驚くこと言ってあげようか。
(^_^)

実は僕たちネンネの時はお母さんの本当のおっぱいを代わりばんこ
にしゃぶってるんだ。
もちろんミルクは出ないし、お母さんからは「いけませんよ」され
ちゃうけど、これって一種の快感なんだよ。
結局、小六までやってたけど、その頃になるとさすがに僕たちの方
が変な気持ちがするようになったからやめたんだ。
これってお姉ちゃんにはないしょだよ。∈^0^∋

[えっ、お母さんには内緒でなくてもいいのか?]

だって、お母さんは知ってるもん。
(^◇^)

お母さんに「変な気持ちがする」って言ったら、
おOんOんに手をやって、
「そう、坊やたちもやっと大人になったのね」
ってそれだけだよ。

お母さんへの気持ちは昔のままだったんだけど、この頃からなんと
なくヤバイ気がしてやめたんだ。
お母さんはお勉強や言葉づかいにはうるさかったけど、あとは甘や
かし放題。とっても優しいよ。

[まるで赤ちゃんみたいだ?!]
(+_+)

かもしれないね。
(^0^)

そりゃあお母さんに反発したことも一度や二度じゃなかったけど、
そんなときはお母さんが大きく息を吸ってからこう言うとたいてい
解決するんだ。

「おだまり、がたがた言うならお灸だよ」
(゜◇゜)ガーン
ってね。
(^0^)

それでも効かないなら奥の手。

お母さんが恥も外聞もなく泣いちゃうんだ。
「ちいちゃんとみいちゃんがいじめる」
ってね。
(T_T)

これで問題が解決しないなんてことはただの一度もなかった。
(^∇^)

僕たちだって馬鹿じゃないからお母さんが泣き真似してるのはわか
ってるけど、でも、そうされると、やっぱ、ごめんなさいなんだよ。
(;_;)

そうするとお母さんの顔は一変するね(^.^)

僕たちをこれでもかって力で抱き締めほっぺをすりすりする。
(+_+)

きっと僕たち親子は世間では、過保護とか、過干渉って呼ばれてる
のかもしれないけど僕たちはお母さんの赤ちゃんで幸せだったよ。
だって、お母さんは何も言わなくても僕たちの気持ちが理解できる
もん。

夜は必ずお母さんの布団で寝るけど、その時今日あったことを全部
お話するんだ。
するとお母さんが困ったことは全部やり方を教えてくれる。
「それはこうしましょうね」「先生にはこうご返事なさい」「お友達
にはこう言って説明なさい」
ってな具合でどうしたらいいか教えてくれるんだ。
そしてとっても大事なことは「お言いつけ帳」というのがあって、
そこに書いてあるのを予行演習してから行動するんだ。
(^^;)

こんなこと普段は誰にもお話ししないけど、特別に話してもうた。
(⌒o⌒)

君はこんなの読んだらこいつら学校ではどんな暮らししてるんだろ
うって興味がわくかもしれないけど、学校はもちろん一歩でも外に
出たら二人ともこんなにでれでれはしてないよ。

むしろ近所じゃ硬派で通ってるんだ。
[…………………]
なんだよ、そのにやけた笑いは……
(¬―¬)

信じてないな。これでも毎年一学期と二学期はミイちゃんと交代で
学級委員なんだぞ。
でも無理ないかこんな話聞いちゃうと信じられないかもしれない
ね。
(;_;)

だからお姉ちゃんが笑うんだ。
友達と口喧嘩していても、お母さんが、
「おだまり」
って言うと、ぴたっと黙っちゃうから。
まるでマンガだって。

かもしれない。
(⌒o⌒)

でも、反抗したこともあるんだよ。
あんまりだと思ったから、抗議の意味を込めてわざと二人でお漏ら
しをしたら、お返しの方がきつかった。

その時すぐに二人のパンツは取り替えてくれたんだけど、
「こんなことが二度とできないようにお腹をからっぽにしておきま
しょう」
って浣腸されちゃったんだ。
(?_?)エ?

それまで未経験だったからね。驚いたのなんのって……、二人とも
パニックになっちゃってた。
\(◎o◎)/!

「いくらかわいい天使さまでもやっていいことと悪いことがありま
すよ」って、
さんざんお説教されて、(`_´)
その間、おトイレを許してもらえなかったんだ。(/_;)

なんとかお漏らしせずに用は足したけど二人並んでおまるだった
し、お母さんはこれ以上ない怖い顔でおまるにしゃがんだ僕たちを
睨み付けてるし、大変なお仕置きだったんだ。(^^ゞ

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朝のしきたり < 第 4 回 >

❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈ [ 第4回 ] ❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈


お話がまたあさっての方向へ向いてしまいましたね。
僕の悪い癖です。すべてに落ち着きがなくて集中できないんです。
ごめんなさいネ。
m(_ _)m

てなわけで、朝の続きですが・・・。

朝ご飯が終わると部屋着を着替えてランドセルを持ってきます。
(^^ /""

もちろん朝の支度は自分でしますが、毎朝すぐに出かけられるわけ
ではありませんでした。
いつも玄関先でお母さんが待っていて、その場で気をつけの姿勢を
とらなければなりません。
(*_*)

女の子たちはさしたる時間がかかりませんが、男の子には厳しくて、
シャツの襟を直したり、はみ出した裾を半ズボンの中に押し込んだ
り。

それだけではありません。丸いつばのついた帽子を取って髪の毛を
なでつけたり、皺になったハンカチをアイロンの当たった新しいも
のに取り替えたりも。

おまけに、それが終わるとランドセルの中身が調べられ、忘れ物が
ないかをチェック。
(-。-;)

「それじゃあ僕ぼくの苦労は(T_T)?」
「それならはじめから全部お母さんが自分でやればいいじゃないか」
と叫びたいくらいです。

でも、本当にそう叫んでしまうと。

「何言ってるの!あなたのためにやってるんでしょうが。あなたに
まかせてたらホームレスの子供みたいにして駆け出すじゃないの」
(⌒o⌒)
ってひどい言われようなんです。

決してそんなことないんですよ。(T.T)

そして自分の仕上がりに満足すると、白い襟のあたりにお気に入り
のコロンをふりかけて一丁上がりとなるんですが、この一連の儀式
だけで一人3分から5分はかかります。本人はもとより他の子供達
にとってもそれは退屈な時間でした。

[えっ?たった3分や5分で!?]
と思ったあなた。あなた、大人ですね。(ー_ー;
子供は3分はおろか30秒でも退屈してしまう生き物なんですよ。
(¬―¬)

子供たちが退屈すればどうなるか。

当然、お友達を見つけてじゃれ始めます。
お姉ちゃんにとってそれは僕やみいちゃんをおもちゃにすることで
した。
帽子の顎紐を弾いたり、靴をはかせるふりをして遠くへ投げたりと、
とにかくろくなことしません。

極めつけはあがりかまちに腰を下ろしていたみいちゃんの頭へ腰を
落として乗っかかるとおまたでぐりぐり始めたんです。
(+_+)

「どうだ、気持ちいいだろう」
だって…。

こいつは本当に女の子だろうか?(@_@)
と思う一瞬です。

たしかに、見ればスカートも穿いていますし、お風呂に入ればおへ
その下に男の子なら当然あるべきものがありませんから、女の子に
間違いはなさそうなんですが、その言動は普段から女の子を拒否し
ているかのようでした。

そんな彼女は当然お母さんやおばあちゃんの悩みの種でした。
男尊女卑の思想がまだ根強い当時の田舎では学級委員の選挙ですら
正副の別をもうけていて、女の子は副学級委員という役職に就くの
が通例でした。
つまり女の子は男の子のサポート役という位置づけだったのです。

[えっ?おれ、おまえとあんまし歳かわわらないけどそんなじゃな
かったぞ!]

ごもっとも。m(_ _)m
あとで知ったのですが、文部省はそんなこと言ってません。
男女一名ずつを学級委員にしなさいと言っているだけです。
ところが、それではうちの田舎は収まりがつかないらしくて……で、
結局、こんな形に……。

本来リベラルな考えの教育関係者ですらこうなのですから一般家庭
はもっと徹底していました。

お母さんだってご飯も炊けないでお嫁に来た身ですからネ。
いくら自分の働きで家族を養っているといっても肩身は狭いわけで
すし……おばあちゃんにしても「このうえ孫まで同じ様にになった
んじゃたまらん」という危機感があったみたいです。

[ねえ!お父さんってさっき朝ご飯の時いたじゃないか。あの人、
働かないの?]
(*_*)

そうだ、そのこと説明してませんでしたね。
あの人、働かないんです。
(T_T)

うちは、商売上の名義人は一応お父さんになってるけど、実質的な
経営者はお母さんなんです。

お父さんは書道の展覧会を主催したり、東洋哲学の本をだしたり、
骨董品を集めたり、と文字に書くと見栄えはいいんですが、およそ
お金になることは何もしない人なんで、お爺ちゃんやお婆ちゃんは
とっても頭を痛めていたそうなんです。

そこでお爺さんとしても、『家を継ぐ者がこれじゃあ』と思案した
あげく、家事なんかできなくてもいいから商売のできる女の人をっ
てたずね歩いたら、お母さんに巡り合ったってわけなんです。

当時お母さんはお父さん(ぼくから見ればおじいさん)が亡くなっ
たので大学進学を断念、お兄さん(僕から見ればおじさん)と一緒
に家業を手伝っていたんですが、評判の商売上手で、商売仇からも
「女にしとくにはもったいない」と言われていました。

でも、花嫁修行はさっぱり。学校時代から家事のような仕事に興味
がなかったみたいです。

ですから、お母さんの親代わりだったおじさんも最初にこの話を持
ち込まれた時は、笑って一蹴したそうなんですけど、おじいさんの
熱心な誘いと、ちょうど事業を大きくするためにまとまったお金が
必要だったこともあって、泣く泣く妹をお嫁にだすことに……。

結婚式の前日、
「何でもいいから理由つけてさっさと帰ってこい」
ってお兄さんから耳打ちされたって、お母さんがうち明けてくれた
ことがあります。

だからお母さんは本当に何の家事もできないんだ。

だって朝夕の食事や洗濯、運動会で使う赤白の玉や絵画教室で服を
汚さないために着る割烹着を縫っくれたのも全部お手伝いのハナお
ばあちゃんだもん。

うちのお母さんはお母さんなんだけど主婦じゃないんだな(>_<)

でもって、そんなお母さんも娘にはまともなお嫁さんになってほし
いと思ってるらしく、日舞なんか習わしてるんだけど、とにかく、
お手本が何もできないんじゃ説得力もないし……(;_;)

そこで出来上がったのがメジラってわけで……みんなお姉ちゃんの
ことは……

「女にしとくにはもったいない。そのうち生えてくるじゃないか。
だけどありゃあ、おふくろさんからの遺伝だな」
って……

お母さんは町の噂に「確かにそうだなあ」って思う時もあるみたい
だけど、でも、完全に諦めたわけじゃないんだ。
だからこの時だって「ほら、やめなさい。おばあちゃんが来るわよ」
とは言ったんだけど、時すでに遅しだったんだ。

その時はすでに近所に住んでるおばあちゃんが玄関の前に立って
た。
開け放たれた玄関からはお姉ちゃんの悪ふざけが丸見えになってた
んだ。

「ほれ、あんたは何をしとるんじゃ。出世前の男の子の頭に股ぐら
なんぞ突っ込んでからに。おまえは女の子なんじゃぞ」
その声はメジラだけでなくお母さんの心臓にもよくなかったみたい
です。

おばあちゃんはお姉ちゃんを払いのけ、みいちゃんの頭を大事そう
になでつけます。
そして、こうも言うのでした。

「明子さん、こういうことは幼い時にはっきりさせといた方がええ
んじゃないやろか」

この時お母さんはお姉ちゃんの顔をものすごく怖い顔で睨んでいま
した。
そして、僕にコロンを振りかけると、

「そうですねえ」
とだけ答えます。
そして、ぱんぱんと両手を叩いて、
「さあ、行ってらっしゃい。早くしないとバスに間に合わないわよ」
と僕たちを送り出すのでした。

ただし、お姉ちゃんも一緒になって玄関を出ようとすると、

「サキちゃん、あなたは残ってちょうだい。今日はちょっとお話が
ありますからね」

お母さんの呼び止めにお姉ちゃんの顔は真っ青に変わっていまし
た。
これから何が起こるのかお姉ちゃんはこの時すでに身の危険を感じ
ていたのでした。

****************************

朝のしきたり < 第 5 回 >

❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈ [ 第5回 ] ❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈


学校に行くバスの中で、みいちゃんが浮かない顔をしているので尋
ねると、

「お姉ちゃん、厳しいお仕置きになるんじゃないかあ…かわいそう
だな」
って。

みいちゃんと僕とは双子だけど、二卵性双生児なので顔も性格もま
るで違うんだ。
みいちゃんはきかん坊で場当たり的な僕に比べればおとなしく思慮
深い子で、愛くるしい顔をしてたから誰からも愛されてました。
(^0^;)うらやましい。

大人たちに頭をなでられたりだっこされたりが兄弟の中で一番多か
ったんじゃないかな。

そんなことも影響したのか、大人が今何を考えているか、感じるの
も兄弟の中で一番敏感だったみたいなんだよね。

実はお母さんもそうで、僕たちは一度抱き上げられてしまえばまず
隠し事はできませんでした。

「お母さん、嘘は嫌いなのよ」(v_v)

こう言って頭をなでながら追いつめられます。
あのメジラですら、それは同じでした。
げに恐ろしきは母の愛
(゜◇゜)ガーン

それはともかく、みいちゃんの予想はこの時もピタリと当たってし
まいます。
\(◎o◎)/!コワイ

茜お姉ちゃん(メジラ)はとうとう一時間目を欠席してしまった
のです。

[えっ!お仕置きのために学校を休むなんてことあるの?]

あるの。(/_;)
僕のところだけじゃないよ。当時は親が子供にお仕置きするために
学校を休ませるなんてことはそう珍しいことじゃなかったんだ。
もちろん今なら虐待事件ってことになるんだろうけど、当時は親子
の関係が親密だったからね。ちょっとくらい脱線しても親子関係に
ひびなんて入らなかったんだよ。

[じゃあ、『今日はOOちゃんをお仕置きするため学校を休ませて
ください』って親が学校に電話するんだ]

まさか(^○^)
それはないよ。たいてい体調がすぐれないのでとか言って病欠にす
るんだ。
ただ、親しい友達の間ではうち明けてくれるから知ってるんだ。
男の子もだけど女の子が意外に多かったネ。

[どうして?]

普段、男の兄弟がいると悲鳴を上げるようなお仕置きはしにくいだ
ろう。だから、こんな時にまとめてやるんだ。
逆に言うと、学校休んでまでだからきついお仕置きの可能性が高い
んだよ。

この時は僕たちまだ小学2年生だったからそのへんの事情を飲み込
んでなかったけど、みいちゃんはそのことを直感的に理解してたん
だね。

[じゃあ、学校に来たお姉ちゃん沈んでた?]

ところがねえ(>_<)ゞ
二時間目から学校に来たあいつ、妙に明るいんだ。
きっと、お仕置きされたのを悟られたくなかったんだね。

わざわざ休み時間に僕たちの教室へやってきて、読みたいと言って
たマンガを置いていったの。
ほかの子の見ている前でさんざん僕たちの悪口を言ってからかって
からね。

それっていつものことだけど、この時はいつも以上に明るく振る舞
おうとしてたんだ。

[じゃあ、お仕置きはなかったんじゃないの?]

違うよ。(*^_^*)
というのは、その夜のお風呂でわかったんだ。

僕んちではお姉ちゃんと一緒に子供たち三人でお風呂に入ることに
なってるんだけどこの日はなかなか入ってこなかった。

狭いお風呂に子供たちだけで入るのは、お姉ちゃんが僕たちの体を
洗ってくれるのを大人たちが期待してたから。
結局、最後はちゃんと洗えたかどうかお母さんのチェックがはいる
んだけどね。
∈^0^∋二度手間なの。

[でも、それってお姉ちゃんは拒否できないんだろう?]

もち(^o^)
お母さんたちにすれば女の子が幼い弟の面倒をみるのは当然の
ことなんだよ。

で、その時見たんだよ。お姉ちゃんのお尻のえくぼに一つずつ大き
なのが据えたてあるの。
(*^_^*)

お転婆娘だからね、もともとお灸の痕はあったんだけど……それは
黒ずんでたからね、きっと今日据えられたばかりのはずだよ。

前は一生懸命隠そうとしてたけど、ここもお臍の下に三つもあった。

[お灸って熱いんだろう?]

当たり前なこと聞くな!(`ヘ´)
あれって熱いのは通り越して錐で揉み込まれるように痛いんだ。
(>_<)
しかも、お姉ちゃんがこの時据えられたのは実はそこだけじゃなか
ったんだ。

[どこに?]

見たわけじゃないけど、おそらくおまたの中も……

[そんなところも?…でも、どうしてわかるの?]

そのあと一ヶ月くらいしてからかなあ。お母さんのご用事でお母さ
んのタンスを開けたらお姉ちゃんのその日の日記が出てきたんだ。

[へえ~、お姉さん毎日日記つけてんだ]

違うよ。これはお仕置きされたときにお母さんから強制的に書かさ
れるやつなんだ。
僕たちも同じだよ。『こんなおいたをして、こんなお仕置きを受け
ました。ごめんなさい。もし今度同じことをしたらどんな罰も受け
ます』ってね、誓約書みたいに書かされるんだよ。
φ(.. )

たいてい泣きながら書くことになるね。
(/_;)

[で、そこにはどんなことが書いてあったの?]

どんなって…

『昨日は約束を破ってオナニーをしました。今日もみいちゃんの頭
でオナニーのようなことをしようとしました』って…
『おまたの中のお灸はとっても熱かったので、今度こそお約束を守
ってもうオナニーはしません。もし、今度約束を破ったらおしっこ
の出口にお灸を据えられてもいいです』って。

ねえ、オナニーって何だろう?
お姉ちゃんいつもそれで叱られてるみたいなんだ。
お母さんに聞いても「子供が覚える必要のないものです」って教え
てくれないんだ。

[何だ、知らないんだ(¬―¬)]

ねえ、オナニーって何だよ。

[子供は知らなくていいことさ(^0^;)]

何だよう。教えてくれてもいいじゃないか。僕がお姉ちゃんを助け
てあげられるかもしれないじゃないか。
(`ヘ´)

[無理、無理、ヾ ^_^]

証拠はほかにもあるよ。
わざわざ僕たちがいるときにおばあちゃんが襖を開けてこう言うん
だ。

「これからお姉ちゃんにお薬つけるから入ってきちゃいけないよ」
って。

だけど、そのおばあちゃんの後ろにはいつも素っ裸になって、そう、
赤ちゃんがおむつを換える時のように仰向けで両足を高くあげたお
姉ちゃんがいるんだ。

あれって、わざと僕たちに恥ずかしい姿を見せつけようとしてるん
じゃないかなあ。きっとあれもお姉ちゃんへのお仕置きなんだよ。

で、その姿でお薬を塗るとしたら、おまたの中以外にはないじゃな
いか。

[なるほどネ(;_;)]

だって、僕だって、おoんoんやおoんoん袋の裏側に据えられた
ことがあるもん。
お尻の穴とかも……本当だよ。

お母さんがお仕置きとして据えるお灸は、とにかく痕が目立たない
場所に据えるんだ。
本当に敏感なところはさすがにしないけど。

[かわいそうに(/_;)君んちの親って怖いんだね]

ありがとう。(/_;)僕だってそう思うよ。ものすごい親だなあ、コワ
イ親だなあって。

でも、僕が、
「お母さんなんて大嫌いだあ」
って言うと、

「だったら、おじさんとこへ行きなさい。おじさんは子供がいない
からおまえを養子に欲しいって………可愛がってくれるわよ」
って……

でも、それ言われると、また、ぼく泣いちゃうし……(/_;)
お仕置きは怖いけど、やっぱりお母さんのそばいいもん。(・_・)
(._.)

虐待だって言われればそうかもしれないけど、ぼくのこと一番知っ
てるのはお母さんだし、一番かわいがってくれるのもお母さんだし、
心配なことや不安なことがあったら、やっぱり一番最初に行くのは
お母さんの所だしね。

ぼくはやっぱりお母さんでいいよ。

あっ、そうだ。(^_^)b
お姉ちゃんのお灸の様子、話して欲しければお手紙にして送っあげ
るよ。
実際に見たわけじゃないけど。お母さんのお仕置きはよくわかって
るから、ほぼ間違いないと思うよ。



***今回はこれでおしまい。またね**ヾ(^_^)BYE.BYE***

Appendix

このブログについて

tutomukurakawa

Author:tutomukurakawa
子供時代の『お仕置き』をめぐる
エッセーや小説、もろもろの雑文
を置いておくために創りました。
他に適当な分野がないので、
「R18」に置いてはいますが、
扇情的な表現は苦手なので、
そのむきで期待される方には
がっかりなブログだと思います。

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