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10月16日付

<10月16日>
 
左の絵はピロリーと呼ばれる枷。
もとは中世ヨーロッパで罪人を晒
し者にしておくために街の広場や
村の辻に設置されていたのですが、
私の場合は、現代のお話でもよく
小説の中にこれを登場させます。
 用途は同じで罪人となった子を
コミュニティーの中で見せしめに
するための道具です。ただ木に縛
られて立ってるより遥かに本人に
とっては恥ずかしいんじゃないか
と思って採用しているです。
 お仕置きは刑罰と違って肉体を
痛める事にもおのずと限界があり
ますから、本人の羞恥心に訴える
体罰はお仕置きでは有効な手段の
一つなのです。私の幼い頃にも、学校で教室の後ろや廊下に立たされ
るのはそう珍しいことではありませんでした。
 家庭でも、その子がまだ幼いならパンツ一つで
家から放り出すなんて荒業もありました。今なら
児童相談所へ通報されてしまうでしょうね。でも、
当時はそんな親が非難されることはありませんで
した。家から閉め出すと言っても親は家の中から
子供の様子を観察していますし近所のおばちゃん
たちも異変を察知して気にかけてくれています。
 結局のところ、そんなおばちゃんに手を引かれ
て親元へ謝りに行くというのが当時のお定まりの
パターンだったような気がします。まったくもっ
てご近所には多大なご迷惑をかけてしまっている
わけですが、逆の見方をすると、当時はそれを迷
惑と感じないほどの親しいお付き合いがあったと
言うべきかもしれませんね。(*゚▽゚)ノ☆ヽ(∇⌒*)

*)
<左上>
これは拷問や刑罰といったダークな項目を軽い感じのマンガで
紹介した本の一コマ。(御免なさい、題名を忘れてしまいました)
<右下>
http://thehandprints.com/various249.jpg


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tutomukurakawa

Author:tutomukurakawa
子供時代の『お仕置き』をめぐる
エッセーや小説、もろもろの雑文
を置いておくために創りました。
他に適当な分野がないので、
「R18」に置いてはいますが、
扇情的な表現は苦手なので、
そのむきで期待される方には
がっかりなブログだと思います。

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