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12月3日
<12月3日>
英国の挿絵画家で児童文学者である
Cicely Mary Barker(シシリー・メアリー・バーカー)さんの作品
です。
勿論、お仕置きとは何の関係もありません。
前にも述べたと思いますが、私にとってお仕置きを
想像するうえで必要なのは赤く腫上がったお尻では
ないのです。
私にとって大事なことはその世界がどこまでも美しい
こと。風景も人の心も全てが心地よい世界でなければ
ならないのです。
生来気の弱い私は『家なき子』ですら満足に最後まで
読む事ができませんでした。悲しいお話は自分では
読まず母の胸にしがみつくと母が読んでくれるお話を
聞いて宿題の読書感想文を書いていました。
胸の中で泣き止まない私に呆れた母親が、悲劇の
結末を適当に改ざん、ハッピーエンドに作り変えて
話していたなんてことも……
そんなわけで私はお仕置き小説を書きながらも
いわゆるSM小説とか、その手の雑誌を最近まで
見たことがありませんでした。
もし、偶然にも開いたページにグロテスクな絵が
載っていたら私はしばらく小説が描けなくなって
しまうからです。
私のお話の源泉は特殊な場所に置いてある
特別な小説からではなく、こんな無垢な子供たちと
穢れのない風景を見ながら恐ろしいお仕置きが
幾つも重なる怖い怖いお話を描いてきたのです。
そうやって予定調和の中に必ず納まるコップの
中の嵐をあきもせず50年近くも書き続けてきた
わけです。
馬鹿でしょう。自分でもそう思いますが、
やめられませんでした。(^^ゞ
(*)シシリー メアリー バーカーさんの花の妖精
<左上>
花の妖精(スイートピー)
<右下>
花の妖精(夕顔(?))
英国の挿絵画家で児童文学者である
Cicely Mary Barker(シシリー・メアリー・バーカー)さんの作品
です。
勿論、お仕置きとは何の関係もありません。
前にも述べたと思いますが、私にとってお仕置きを
想像するうえで必要なのは赤く腫上がったお尻では
ないのです。
私にとって大事なことはその世界がどこまでも美しい
こと。風景も人の心も全てが心地よい世界でなければ
ならないのです。
生来気の弱い私は『家なき子』ですら満足に最後まで
読む事ができませんでした。悲しいお話は自分では
読まず母の胸にしがみつくと母が読んでくれるお話を
聞いて宿題の読書感想文を書いていました。
胸の中で泣き止まない私に呆れた母親が、悲劇の
結末を適当に改ざん、ハッピーエンドに作り変えて
話していたなんてことも……
そんなわけで私はお仕置き小説を書きながらも
いわゆるSM小説とか、その手の雑誌を最近まで
見たことがありませんでした。
もし、偶然にも開いたページにグロテスクな絵が
載っていたら私はしばらく小説が描けなくなって
しまうからです。
私のお話の源泉は特殊な場所に置いてある
特別な小説からではなく、こんな無垢な子供たちと
穢れのない風景を見ながら恐ろしいお仕置きが
幾つも重なる怖い怖いお話を描いてきたのです。
そうやって予定調和の中に必ず納まるコップの
中の嵐をあきもせず50年近くも書き続けてきた
わけです。
馬鹿でしょう。自分でもそう思いますが、
やめられませんでした。(^^ゞ
(*)シシリー メアリー バーカーさんの花の妖精
<左上>
花の妖精(スイートピー)
<右下>
花の妖精(夕顔(?))