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朝のしきたり < 第 5 回 >

❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈ [ 第5回 ] ❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈


学校に行くバスの中で、みいちゃんが浮かない顔をしているので尋
ねると、

「お姉ちゃん、厳しいお仕置きになるんじゃないかあ…かわいそう
だな」
って。

みいちゃんと僕とは双子だけど、二卵性双生児なので顔も性格もま
るで違うんだ。
みいちゃんはきかん坊で場当たり的な僕に比べればおとなしく思慮
深い子で、愛くるしい顔をしてたから誰からも愛されてました。
(^0^;)うらやましい。

大人たちに頭をなでられたりだっこされたりが兄弟の中で一番多か
ったんじゃないかな。

そんなことも影響したのか、大人が今何を考えているか、感じるの
も兄弟の中で一番敏感だったみたいなんだよね。

実はお母さんもそうで、僕たちは一度抱き上げられてしまえばまず
隠し事はできませんでした。

「お母さん、嘘は嫌いなのよ」(v_v)

こう言って頭をなでながら追いつめられます。
あのメジラですら、それは同じでした。
げに恐ろしきは母の愛
(゜◇゜)ガーン

それはともかく、みいちゃんの予想はこの時もピタリと当たってし
まいます。
\(◎o◎)/!コワイ

茜お姉ちゃん(メジラ)はとうとう一時間目を欠席してしまった
のです。

[えっ!お仕置きのために学校を休むなんてことあるの?]

あるの。(/_;)
僕のところだけじゃないよ。当時は親が子供にお仕置きするために
学校を休ませるなんてことはそう珍しいことじゃなかったんだ。
もちろん今なら虐待事件ってことになるんだろうけど、当時は親子
の関係が親密だったからね。ちょっとくらい脱線しても親子関係に
ひびなんて入らなかったんだよ。

[じゃあ、『今日はOOちゃんをお仕置きするため学校を休ませて
ください』って親が学校に電話するんだ]

まさか(^○^)
それはないよ。たいてい体調がすぐれないのでとか言って病欠にす
るんだ。
ただ、親しい友達の間ではうち明けてくれるから知ってるんだ。
男の子もだけど女の子が意外に多かったネ。

[どうして?]

普段、男の兄弟がいると悲鳴を上げるようなお仕置きはしにくいだ
ろう。だから、こんな時にまとめてやるんだ。
逆に言うと、学校休んでまでだからきついお仕置きの可能性が高い
んだよ。

この時は僕たちまだ小学2年生だったからそのへんの事情を飲み込
んでなかったけど、みいちゃんはそのことを直感的に理解してたん
だね。

[じゃあ、学校に来たお姉ちゃん沈んでた?]

ところがねえ(>_<)ゞ
二時間目から学校に来たあいつ、妙に明るいんだ。
きっと、お仕置きされたのを悟られたくなかったんだね。

わざわざ休み時間に僕たちの教室へやってきて、読みたいと言って
たマンガを置いていったの。
ほかの子の見ている前でさんざん僕たちの悪口を言ってからかって
からね。

それっていつものことだけど、この時はいつも以上に明るく振る舞
おうとしてたんだ。

[じゃあ、お仕置きはなかったんじゃないの?]

違うよ。(*^_^*)
というのは、その夜のお風呂でわかったんだ。

僕んちではお姉ちゃんと一緒に子供たち三人でお風呂に入ることに
なってるんだけどこの日はなかなか入ってこなかった。

狭いお風呂に子供たちだけで入るのは、お姉ちゃんが僕たちの体を
洗ってくれるのを大人たちが期待してたから。
結局、最後はちゃんと洗えたかどうかお母さんのチェックがはいる
んだけどね。
∈^0^∋二度手間なの。

[でも、それってお姉ちゃんは拒否できないんだろう?]

もち(^o^)
お母さんたちにすれば女の子が幼い弟の面倒をみるのは当然の
ことなんだよ。

で、その時見たんだよ。お姉ちゃんのお尻のえくぼに一つずつ大き
なのが据えたてあるの。
(*^_^*)

お転婆娘だからね、もともとお灸の痕はあったんだけど……それは
黒ずんでたからね、きっと今日据えられたばかりのはずだよ。

前は一生懸命隠そうとしてたけど、ここもお臍の下に三つもあった。

[お灸って熱いんだろう?]

当たり前なこと聞くな!(`ヘ´)
あれって熱いのは通り越して錐で揉み込まれるように痛いんだ。
(>_<)
しかも、お姉ちゃんがこの時据えられたのは実はそこだけじゃなか
ったんだ。

[どこに?]

見たわけじゃないけど、おそらくおまたの中も……

[そんなところも?…でも、どうしてわかるの?]

そのあと一ヶ月くらいしてからかなあ。お母さんのご用事でお母さ
んのタンスを開けたらお姉ちゃんのその日の日記が出てきたんだ。

[へえ~、お姉さん毎日日記つけてんだ]

違うよ。これはお仕置きされたときにお母さんから強制的に書かさ
れるやつなんだ。
僕たちも同じだよ。『こんなおいたをして、こんなお仕置きを受け
ました。ごめんなさい。もし今度同じことをしたらどんな罰も受け
ます』ってね、誓約書みたいに書かされるんだよ。
φ(.. )

たいてい泣きながら書くことになるね。
(/_;)

[で、そこにはどんなことが書いてあったの?]

どんなって…

『昨日は約束を破ってオナニーをしました。今日もみいちゃんの頭
でオナニーのようなことをしようとしました』って…
『おまたの中のお灸はとっても熱かったので、今度こそお約束を守
ってもうオナニーはしません。もし、今度約束を破ったらおしっこ
の出口にお灸を据えられてもいいです』って。

ねえ、オナニーって何だろう?
お姉ちゃんいつもそれで叱られてるみたいなんだ。
お母さんに聞いても「子供が覚える必要のないものです」って教え
てくれないんだ。

[何だ、知らないんだ(¬―¬)]

ねえ、オナニーって何だよ。

[子供は知らなくていいことさ(^0^;)]

何だよう。教えてくれてもいいじゃないか。僕がお姉ちゃんを助け
てあげられるかもしれないじゃないか。
(`ヘ´)

[無理、無理、ヾ ^_^]

証拠はほかにもあるよ。
わざわざ僕たちがいるときにおばあちゃんが襖を開けてこう言うん
だ。

「これからお姉ちゃんにお薬つけるから入ってきちゃいけないよ」
って。

だけど、そのおばあちゃんの後ろにはいつも素っ裸になって、そう、
赤ちゃんがおむつを換える時のように仰向けで両足を高くあげたお
姉ちゃんがいるんだ。

あれって、わざと僕たちに恥ずかしい姿を見せつけようとしてるん
じゃないかなあ。きっとあれもお姉ちゃんへのお仕置きなんだよ。

で、その姿でお薬を塗るとしたら、おまたの中以外にはないじゃな
いか。

[なるほどネ(;_;)]

だって、僕だって、おoんoんやおoんoん袋の裏側に据えられた
ことがあるもん。
お尻の穴とかも……本当だよ。

お母さんがお仕置きとして据えるお灸は、とにかく痕が目立たない
場所に据えるんだ。
本当に敏感なところはさすがにしないけど。

[かわいそうに(/_;)君んちの親って怖いんだね]

ありがとう。(/_;)僕だってそう思うよ。ものすごい親だなあ、コワ
イ親だなあって。

でも、僕が、
「お母さんなんて大嫌いだあ」
って言うと、

「だったら、おじさんとこへ行きなさい。おじさんは子供がいない
からおまえを養子に欲しいって………可愛がってくれるわよ」
って……

でも、それ言われると、また、ぼく泣いちゃうし……(/_;)
お仕置きは怖いけど、やっぱりお母さんのそばいいもん。(・_・)
(._.)

虐待だって言われればそうかもしれないけど、ぼくのこと一番知っ
てるのはお母さんだし、一番かわいがってくれるのもお母さんだし、
心配なことや不安なことがあったら、やっぱり一番最初に行くのは
お母さんの所だしね。

ぼくはやっぱりお母さんでいいよ。

あっ、そうだ。(^_^)b
お姉ちゃんのお灸の様子、話して欲しければお手紙にして送っあげ
るよ。
実際に見たわけじゃないけど。お母さんのお仕置きはよくわかって
るから、ほぼ間違いないと思うよ。



***今回はこれでおしまい。またね**ヾ(^_^)BYE.BYE***

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このブログについて

tutomukurakawa

Author:tutomukurakawa
子供時代の『お仕置き』をめぐる
エッセーや小説、もろもろの雑文
を置いておくために創りました。
他に適当な分野がないので、
「R18」に置いてはいますが、
扇情的な表現は苦手なので、
そのむきで期待される方には
がっかりなブログだと思います。

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