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§1 メジラ武勇伝

ちいちゃんの思い出

          メジラ武勇伝


 まず最初にお断り。某メスゴジラより『てめえ、こんなこと流し
てみろ、お前の恥ずかしいことも全部流すからな』というメールが
ありましたので、以下の文章を付け加えます。

 『この物語はフィクションであり、事実や真実ではありません』

 さてと、気を取り直して……

 メジラの武勇伝って、実はあげればきりないほどあるんだけど、
今でも家族の間で語り草になってるのをいくつか上げてみます。


*****************************

(1) お受験タメ口事件

 お受験の面接で、予行演習のお約束を忘れ、応対した面接の先生
に向かってタメ口で答え始めると、聞かれてもいないことまでしゃ
べりだしたんだ。
 いったいどっちが偉いのか分からない様子に場内は漫才でも見て
るみたいに大爆笑。両親は卒倒寸前だったんだって。
 ん……見てみたかった。(*^_^*)

 この時代はまだ今のようにお受験の為の予備校のようなものが
なくて受験する子はその面倒をみてくれる幼稚園へ通うというのが
通例だったんだ。受験対策も今みたいに完璧なものじゃないからね、
こんな間違いだってあったみたいだよ。

 ただ、この件については僕もミイちゃんもメジラにあまり強い
ことは言えないの。…>_<
 …というのは……

 僕も面接の時、先生の言葉尻をとらえて……
 「先生さあ、そんなことも知らないんじゃ世間の人に笑われるよ」
 なんて言っちゃってるし……

 ミイちゃんはミイちゃんで、一番最後に……
 「あのねえ、幼稚園の先生にこう言いなさいって言われたの。
これでいいですか?」
 って確認しちゃったんだ。

 こんな風にみんな完璧じゃなかった。(^_^;)
 何しろメジラを育てたお母さんにぼく達も育てられたんだもん、
大人をフレンドリーな仲間としてみてしまい、立派な人として敬わ
ないところがあるんだよ。だから三人とも大人とのあらたまった席は
苦手なんだ。

**************************

(2) 全裸リンチ事件

 メジラは幼稚園時代も悪だったけど、入学してからもそれは変わら
なかったんだ。
 まだ入学して間もない頃、生意気な男の子を女の子三人で取り
囲み、相手がびびると、全裸にしたうえ正座して謝らせるなんて
ことをしでかしてるんだ。
 
 「男の子ならいざ知らず、女の子のやることじゃない」
 って先生たちはカンカンだったみたいだね。

えっ?男の子ならいいのか?

 もちろん、そんな問題じゃないけど、当時は、男の子以上に女の
子はおしとやかに振舞うのが当たり前という時代なのよ。ハレンチ
な行動は慎まなきゃいけなかったんだ。

 「学園の風紀に関わります。しばらく停学させましょう」
 とか……
 「学校の信用問題です。退学にすべきです」
 なんて意見も出たらしいけど……
 園長先生がメジラのためにお仕置きを考えてくれて……

 『その子の前で全裸で土下座して謝る』ということで、何とか
首が繋がったみたいです。(^^ゞ 

 『そんなこと、学校でできるのか?』

 今では考えられないようなお仕置きが当時は現実的に(法律的じゃ
なく)可能だったんだ。だから、その子や先生たち、お父さんお母
さんたちの見ている前で本当に土下座したみたいだよ。
m(__)mゴメンナサイ

 まるで北野武監督のやくざ映画みたいでしょう。(^◇^;)
 あの人、何かと役者を裸にしたがるから……

 今ならコレってポルノなのかな?でも、ホントのお話だよ。
 夏になるとね、娘(7、8歳くらいまでだけど)を全裸にして
公園で遊ばせてる親が沢山いたんだから。

 僕が見て一番びっくりしたのは小五の子。田舎の川で友達と全裸
で泳いでるのを見たことがあるもん。家まで水着取りに行くのが
面倒だったんだってさ。
 もちろん女の子だよ。男ならそんなの珍しくもないもの。

 『えっ!?男の子でもビックリ?』

 困ったなあ。(^o^ゞそのあたり、現代人にはわからないか。
とにかく今とは常識が違うんだよ。
 当時の田舎は牧歌的で、今みたいに何かというと『いやらしい』
『いやらしい』っては感じでは相手を見てなかったんだ。

 とりわけうちの場合はアットホームな分、お仕置きも厳しくて、
いくら子供への折檻が常態化していた当時とはいえ、周囲と比べて
も図抜けて何でもありの学校だったんだ。

 ただね、それが分かったのは卒業してからの事なの。それまでは
この学校の厳しいお仕置きが社会の常識だって思ってたし、それで
不幸もべつに感じてなかったんだ。

 住めば都っていうけど、僕にとってはお仕置きのデメリットより
先生方誰にでもすぐに甘えられるこの世界が嫌いじゃなかったんだ。
それはメジラだって同じだと思うよ。

**************************

(3) ブロマイド密売事件

 メジラはただ凶暴だっただけじゃないよ。商売人でもあった
んだ。

 あれは彼女が小二の年だったかな、皇太子様が綺麗なお嫁さんを
もらった年で、お父さんはわざさわざ東京まで出かけて行って
その時の様子を写真に撮ってきたんだ。

 遠くからの写真でね、ろくにお二人のお顔も判別できないような
代物なんだけど、メジラはこれをご近所の写真屋さんに持ち込んで
焼き増しすると、ブロマイドと称して、お友だちに1枚50円で
売ってたんだ。

 きっと、お母さんの遺伝子を引き継いだんだろうね。すぐに商売
っ気出すんだよ。(^_^)b
 ただ、お父さんも、お母さんも、もの凄い剣幕で怒ったからね、
お金だけは返したみたい。

*************************

(4) 柿の木落下事件

 これは彼女が小三の時のお話。

 当時、学校の裏庭に危ないから登ってはいけませんと書かれた
柿の木があったんだけど、彼女はその警告を無視。
 男の子たちの要望に応えて登っちゃったんだ。

 ところが、今度は下りられなくなってね、先生たちが見守る中、
落下。

 園長先生にキャッチしてもらったんだけど、先生もその衝撃で
転んでしまって手の骨を骨折。

 先生たちからのお仕置きとは別に、メジラはお家で初めてお尻に
お灸をすえられたんだ。

 その時、ぼくたちもお母さんに無理やり見学させられてたんだ
けど、凄かったね、悲鳴が人間離れしてたもん。

 まさに、メジラの雄たけびだった。

 ( ^▽^;)楽しかったね(^∇^;)ウン

*************************

(5) 女ターザン事件

 これは彼女が小四の時。

 メジラはもともと体育会系の子だから、教室で女の子たちとちま
ちましてるのは嫌いなんだ。

 休み時間はたいてい男の子とお外で遊んでる人なんだ。

 その日もターザンごっこをしていて、木から木へ飛び移って遊んで
たんだけど……その時は、どういうわけかロープがいつもより長くて
……飛び移るのが木の枝じゃなくて職員室になってしまったらしい。

 一説にはメジラが自分でアクロバティクな技を決めようとして
ロープを長くしたけど、子供の浅知恵でイメージどおり行かなかった
とも言われている。

 とにかく……
 窓ガラスにそのまま顔面体当たりで突っ込むメジラ。
\(◎o◎)/!

 見ていた子のお話ではまさにスタント映画も真っ青だった
らしいよ。

 今ならこれ、大事故だったんじゃないかなあ。
 当時の木造校舎の窓ってねえ、窓の桟が薄い木でできてるし、
ガラス自体も今とは比べ物にならないくらい薄かったからね、
子供の体当たりでも破壊できたけど、今なら完全に跳ね返されて
落下してると思うんだ。

 ぼく達が入学した年のことだからよく覚えてるけど、最初は……
 「大変、お前のところのお姉ちゃんが病院へ行ったよ。死んじゃ
ったって……」
 なんて、デマが飛んだほどだったもん。

 お姉ちゃんは一応病院に行ったけど、幸いかすり傷程度だった。

 僕たちも学校へ迎えに来たお父さんと一緒に病院へ行ったんだ。

 その時、お母さんはメジラを抱いて……
 「これはお地蔵様のご加護があったからよ」
 って、ホント、涙を流して喜んだんだよ。\(゚▽゚)/

 だけど、これでめでたしめでたしってことにはならなかったんだ。
(ー_ー;

 家に帰ったら、メジラ二回目のお灸。
 でもって、二度目の雄たけび。

 「ぎゃあ~~~~」(`Д´≡`Д´)!!
 この時はお股の中にもすえられたから前回以上に凄かったんだ。

 お灸のあとも、お姉ちゃんたら四つん這いで……
 「あっ、あっ、あっ」(゜Д゜≡゜Д゜)?
 なんて訳の分からないことを言いながら、お股を押さえて畳の上を
さ迷ってた。

 ( ^▽^;)愉快だったね(^∇^;)ウン、愉快、愉快

 ただ、本人は……
 「別にそこだけが特別熱かったわけじゃないわよ」(`ε´)
 なんてね、うそぶいていたけど。

 ( ^▽^;)負け惜しみだよね(^∇^;)僕もそうだと思うよ

**********************

(6) うんち写真事件

 これも四年生の時のお話。

 今は、世の中の流れを気にして、また当時の先生方が現役を退い
たことをいいことに、「うちでは開校当時から体罰には反対でした」
なんて平然と保護者に嘘を言ってるけど、僕が知りうる限り、僕の
子供時代はその地域ではエリート校と呼ばれる有名校ですら体罰は
当たり前のように行われていたんだ。

 もちろん、それは小説に出てくるような極端な話じゃないし、
色情魔みたいな先生がいたって事でもないんだけど、ある程度、
校長から黙認され、親からも受忍されてたことは確かだし、公式
文書には載らない学校独自の不文律の制度として刑罰化されてた
ことも嘘じゃないんだ。

 ただ、そんな時代の中にあっても僕だちの学校は特別だった。
 なにしろ、お浣腸をお仕置きにしてたんだから………>_<…
 おそらく日本で唯一の学校だったと思うよ。

 そのためもあって(大義名分は子供の健康管理なんだけど…)
子供たちはオマルに用を足した後、出てきたウンコをお家ならお父
さんやお母さんに、学校では先生に見せて記録を取ってもらって
からでないと捨てちゃいけないことになってたんだ。

 そのせいで僕らのウンチに対する意識は一般の子とはだいぶ違っ
ていたんだ。

 よく、世間じゃ「恥ずかしいから、学校でおしっこはしても
ウンチは絶対にしない」って子がいるだろう。
 
 あれがぼく達にはまったくないんだな。
 むしろ、立派にとぐろを巻いたのが出ると友達に自慢したくて
仕方がないんだ。
 これって、女の子も同じなんだよ。
 ウンコはその子が作った工作の作品と同じ感覚なんだよ。

 だから低学年の頃は男の子女の子関係なくお互い立派なウンコを
自慢しあっていました。(*^^*ゞ

 ところが、それが四年生になると、男の子と女の子を先生たちが
分け始めたんだ。

 体操服に着替える場所も、トイレも、男の子は女の子の領域へ
入っちゃいけないって言い出したんだ。

 「どうしてダメなの?」
 「だって、女の子は恥ずかしいもの」
 「嘘だね、この間、亜紀ちゃん家(ち)に行ったら今までと同じ
様にウンコ見せてくれたもん」
 「これから、恥ずかしくなるの」

 僕は先生とこんなやり取りしたけど納得できなかった。僕だけ
じゃないよ。恐らく、この学校の男の子なら全員が納得できない
と思うよ。
 もちろん、お姉ちゃんが四年生だった時だってそれは同じだった
はず。

 だから、男の子は四年生になっても今まで通り女の子のウンチを
見たくて仕方がないんだ。

 それって変な意味じゃないんだよ。純粋な好奇心と親愛の情
なんだから……
 だって、ぼく達、みんな天使なんだもん。

 これって、今の人たちにはたんに皮肉で言ってるように聞こえる
かもしれないけど、ぼく達は本気で『ぼく達は天使だ』って思って
たんだ。

 で、そんな天使達の希望にメジラが一枚かんだのよ。(ー_ー;

 彼女、家からお父さんにもらったハーフのカメラを持ち出すと
女の子たちのウンチを撮りだめては1枚10円で男の子たちに売っ
てたんだ。

 写真館のご主人はそんなうんちの写真なんて受けてくれないから
当時助手だった若いお兄さんを抱き込んでやってた。

 特にクラスの人気者だった女の子には注文が多くて10枚も
プリントしたって喜んでたね。(ー。ー;

 でも、それってさあ、女の子たちはメジラに「いいよ」って
言ったかもしれないけど、その写真を男の子に売るなんて言って
なかったから、その女の子は男の子から自分のウンチを見せられ
て恥ずかしくなったんだ。

 確かに、その場で消えてなくなる現物と違って写真にしてしまう
と、長く残っちゃうからね。意味が違うのかもしれないね。

 で、その子が先生に泣きついちゃったもんだから、メジラは御用。
 お仕置きは一週間のオムツ暮らしだった。

 あっこれ、ショーツがオムツに代わるだけで普通に用は足せるん
だよ。
 ただね、出たものは家で出したものまで全部学校に持って来て
みんなに見せなきゃならないの。これが辛いんだよね。
 しかも、これに関しては男の子も見る事が許されてたんだ。

 メジラのウンチだからどれほど観客があったか分からないけど
……でも、恥ずかしいだろうと思うよ。
 仲間内でわいわいがやがややってるのと違ってお仕置きとして
見られるのはまた別だもん。女の子にはけっこう堪えるお仕置き
みたいなんだ。

 そうそう、それと……
 お母さんのたっての願いで、土曜の午後はオムツ浣腸の刑も行わ
れたんだ。

 お薬をお尻の穴から沢山入れられて…目いっぱい我慢させられて
……そのあと必ずオムツの中にウンチをさせられるってやつ。

 最後はもちろんそのオムツを取り替えてはくれるんだけど……
その時にね……

 「さあ、あなたの心がどれだけ汚れているを目を見開いてよ~く
御覧なさい。……ほら、ほら、目を閉じたらいつまでたっても取り
替えてあげませんよ。いつまで目を閉じてる気?……さあ、勇気を
もってあなたの汚い現実を直視するの。すべてはそこから始まる
のよ」

 ってね……ま、こんな感じで自分のウンチを見せられながら取り
替えるんだ。

 昔、園長先生がよく言ってたよ。

 「ここで、お浣腸のお仕置きができるのは、ここがいかに子供
たちを無垢な心のまま育てているかの証なの。他の学校では真似
しようとしても決してできないことをここではやっているのよ」

 ってね。誇らしげに言ってたんだ。

 (・_・)〆さあ、お浣腸の時間ですよ。

***************************

(7) その他の武勇伝

a)
 テストの点に厳しいお家のお友だちに同情して、テストの時に
その子と答案用紙を交換しあい、その子の分まで答案を書いて
やったまではいいが、再び答案用紙を交換して今度は自分の答案を
書く段になったら時間がなくなり、結局は自分が落第点に……
 こう見えてね、メジラって姉御肌でお人よしなんです。
_〆(・・ )♪

b)
 クレジットカードがまだ珍しかった時代、お父さんのカードを
持ち出してお友達と飲み食い。精算時にカードを出して捕まる。
 彼女、父親がカードを使うのを見ていて、これさえあればどんな
お店でも自分の名前を書くだけでお金がいらないと勘違いしたら
しい。
 ちなみにそのお店はカードの取り扱いはなく、また、カードの
名義もお父さんのだからそもそも使えるわけがない。
 お母さんもそうですけど、メジラに経済観念はありません。
ヽ(^_^;))

c)
 欲しい玩具をお父さんに拒否され、自分でお金をためることを
決意。近所の画家さんに自分をヌードモデルとして売り込む。
 「君では幼いから」と言われたら「だったら裸になってもいい
です」と言ったそうだ。
 どうやらその画家さんはお友だちでご同業の方からモデル探しを
依頼されてたらしいのだが、それはもちろんロリコン画ではない。
 向こう見ずなところもお母さんそっくりです。(⌒~⌒;A

d)
 仮病で学校を休むのには熱がないといけないと思ったらしく
体温計を熱湯に浸けて壊してしまう。
 理科や機械物にも弱い人です。(^∇^;)

e)
 お浣腸のお仕置きを感じた彼女、先手を打ってイチヂクを盗み、
自分で先に使ってしまう。一度やってしまえば二度目はぐんと楽だ
からね。
 でも、そんなことをしても出た量や苦しみ方で分かってしまうの
だが……決断即決、イヤとなったら嫌。これはお母さんからの遺伝
ですね。(⌒-⌒;)

f)
 当時学校のストーブは教室の温度が10度以下の時だけ使用する
ことになっていた。その日は気温11度。残念に思った彼女はその
温度計を氷の張った池に浸けに行って溺れ、用務員(今は技術員
さんか?)さんに助けられる。
 わが姉ながら……馬鹿だねえ。(-。-;)


**************************


<ご挨拶>
メジラのこと、少しはわかってもらえましたか。
でも、僕もミイちゃんも姉を嫌ってるわけじゃありませんよ。
むしろ大好きです。だって、学校ではメジラの弟というだけで
誰も虐めたりしませんし、母の性格もありますが、何より一番
沢山その裸を見た女の人ですから(^0^;)
 (おいおい、それかよ。(-。-;)
ただ、あまりに近しいんで、あらも一緒に見えちゃうんですよ。
これからもよろしくお付き合いください。

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このブログについて

tutomukurakawa

Author:tutomukurakawa
子供時代の『お仕置き』をめぐる
エッセーや小説、もろもろの雑文
を置いておくために創りました。
他に適当な分野がないので、
「R18」に置いてはいますが、
扇情的な表現は苦手なので、
そのむきで期待される方には
がっかりなブログだと思います。

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