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「秘密の花園 (2)」 (5/1)

***** < 秘密の花園 (2) > ****** 5/1 *****
昨日は、秘密の花園で遊んで、久しぶりに楽しかった。
もったいぶった言い方をしたが、要するにブログを見ていたという
だけのこと。

そのブログにはユニークなタイトルがついていて、小説がメインの
構成になっている。そこにあった小説が、おもしろかったのだ。

お仕置き小説というのは、お仕置きの行為にばかり目がいくと、
どうしてもSMの方へ傾いてしまう。もちろん、何がしかの性欲が
あって描いているからそれがいけないということではないのだが、
SMとお仕置き小説を分けるのは、実は、気持の問題だけ。

お仕置きする側(親や教師)とお仕置きされる側(子供)との間に
愛情関係が存在しなければ、それは単なる虐待行為になってしまう。
不条理を前面に出すなら、それはSMの世界だ。

これに対し、お仕置き小説には、それぞれの人の心が条理や常識で
動いていなければならない。

ところが、長い時間、たくさん描いていると、知らず知らず感性が
摩滅していき、その部分がなおざりになってしまうことが多い。
親は子供を愛しているのが当然として、作者自身は心の内に秘めて
はいるのだが、作品の表現からは抜け落ちていってしまう事が多く
なる。

すると、これを読んだ人は、『お仕置き小説ってソフトなSM小説
ってことですか?』とか、『親が子どもを虐待している話ですよね』
って感想になってしまうわけで、作者の意図は伝わらなくなって
しまう。

最初、彼女(彼)の作品に出会った時、私は思わず押入れを探して
みた。私だってかつては同じような作品をいくつも描いていたから。

ところが、あまりに時間が経ち過ぎてしまって、数回あった引越し
の際、どこかで捨ててきてしまったようで、見つからなかった。

ならば、今から昔と同じようなものが書けるだろうか?去るものは
日々に疎し…で、すでに感性が摩滅してしまっている気もするが…
『もっと人の気持ちを大事にして小説を書かなければならないな』
とは思っているのである。

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tutomukurakawa

Author:tutomukurakawa
子供時代の『お仕置き』をめぐる
エッセーや小説、もろもろの雑文
を置いておくために創りました。
他に適当な分野がないので、
「R18」に置いてはいますが、
扇情的な表現は苦手なので、
そのむきで期待される方には
がっかりなブログだと思います。

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