2ntブログ

Entries

女児専門小児科梅屋敷医院



*****  『女児専門小児科梅屋敷医院』 *****

                  written by 透明人間


 暇を持て余していると友達に面白い病院があるというので探検
してみることにしました。

 「えっと、梅屋敷医院前のバス停を降りて、雑木林をまっすぐ
にか。……… ああ、あったあった」

 それは町外れにありました。古い木造の洋館で近くに目立った
建物もなく、雑木林に囲まれていても赤い三角屋根はよく目だち
ます。その入り口には……

 「なになに、女児専門小児科梅屋敷医院…院長梅屋敷照子か…
…なるほど」

 いったんは納得しましたが、

 「……ん?……あれ???」

 梅屋敷は先生のお名前ですし小児科もごく普通の診療科目です。
でも、なぜ女児専門なのでしょうか。
 その疑問を解明すべく、私は透明人間になる薬を飲んで中へと
潜入取材を敢行してみたのでした。


 『こんにちわ』
 
 と言っても私の声は聞こえませんが。

 わあ、病院の待合室なんてどこも同じだなあ。待合室のソファ
には子供たちが七八人、いずれもお母さんと一緒に待っています。
なるほど女児専門を謳うだけあってここは女の子ばかり。なかに
三四歳の男の子が混じっていますが、これは留守番が心配なので
連れてきたお供さんでしょうね。     
 年齢もさまざまですね。幼稚園から小学生、なかには中学生
や高校生にしか見えない子もいますけど付き添いなんでしょうか。

 いえいえ、彼女たちにもちゃんとお母さんが付き添っています
から、どうやらおちびちゃんたちの付き添いなんかじゃないみた
いです。

 でも、それにしてもみんな暗いなあ。ま、病院ですからきっと
どこか痛いんでしょうし明るい顔なんてできないのは分かります
けど、それにしても。

 だって、もう泣いてる子がここにもほらあそこにもいますよ。
あの子なんか、もう中学生にもなっているのに、さっきから涙が
止まらないじゃないですか。

 「ガチャ」

 あっ、誰か出てきました。きっと診察が終わったんでしょうね。
お母さんから背中を押されるようにして。

 わあ、目が真っ赤。泣いちゃったんですね。お尻をさすってる
からきっと注射されたんでしょう。よほど太い注射だったのかな。

 「沖さん。沖和子さん」

 あ、看護婦さんが呼んでいます。

 あ、あれはさっきまで泣いてたここでは年長のお姉さんですよ。
一緒に診察室へついて行ってみましょう。



 『こんにちわ』

 なるほど、薬戸棚に診察台、注射器やガーゼを消毒する蒸し器。
先生がカルテを書く机に患者さんが座る丸い回転椅子……処置台
は黒いレザー張りの昔風と……大きな背もたれのついた内診台も
ありますね。
 でも、特別に変わったところは……。

 『ん、何だあれ?』

 診察室の奥が区切られて、また小部屋がありますよ。しかも、
何だか中が騒がしそうなのにここへはあまり声が聞こえてこない。
ははあ~、きっと防音装置が施されているんだ。
 行ってみますか。

 『ああ!これは……』

 どおりで騒がしいはずだよ、女の子がお尻を叩かれてる最中だ
もん。

 看護婦さんの膝の上に乗せられて…あ~あ、お尻はもう真っ赤
なのに、まだやるのかなあ。これじゃあ暴れるはずだよ。
 あれって十一歳くらいかなあ。

 『おいおい、そんなにあんよばたばたやると、大事なところが
見えちゃうよ』

 あれ~?そばにいるの、あの子のお母さんかなあ。事情は分か
らないけど、看護婦さんを止めてやればいいのに。


 「沖さんですね。今日はどうなさいました」

 あっ、さっき呼ばれたお姉さんがお母さんと一緒に入ってきた。
もうそんなに幼い子じゃないんだから病院くらいひとりで来れば
いいのに。

 「実は、この子、最近さぼり癖がついてしまって成績も下がり
気味なんです。 根気がないというか」

 「何か別のことに興味があってそれに時間を割いているとか」

 「ありません。暇があるとただぼ~としているだけなんです。
今日も父親のお仕置きを逃げ出してしまって」

 「まあ、お父さまのお仕置きを……。それはどんな」

 「普通のお尻叩きですわ。膝の上で、パンツを脱いで、平手で、
……こんなこと小学生の頃からやってるのに、今日に限って耐え
られないなんて。しかも、逃げ出すときに父親ともみあって顔に
ひっかき傷まで作ってしまって」

 「まあ、お父さまの顔に…それは大変でしたね。わかりました。
それではまずショーツを脱いで、その処置台に上がってください」

 何だ何だ?それって病気なのか。……ん?……でも、ショーツ
を脱いでってことは…男の子としては胸が高まりますよ。

 「さあ、和子早くなさい」

 何だか和子ちゃんさっきからずっとこっち見てるなあ。ぼくの
姿が見えてるはずないんだけど…。

 「どうしたの。今さら恥ずかしいなんて言わないでちょうだい
ね。ここには女性しかいないのよ。それとも、お家に帰ってお父
さまにお仕置きをやり直してもらった方がいいの!」

 『わあ、こわ~』

 あれ、これって婦人科にある内診台ですよね。ひょっとして、
妊娠中絶の子も来たりして。そんなわけないか。ここは、小児科
だものね。でも、とにかくドキドキものですよ、これは………。

 「あなた、オナニーしてますね。大事な襞が乱れてますよ」

 「まあ。すみません先生。気がつきませんで……」

 「別にお母様が謝ることではありませんわ。こんなもの、親に
宣言してやる子はいませんから………ほら、炎症を起こしてるわ。
……オナニーに直接的な害はありませんが、やはり、やり過ぎる
と、何事にも根気がなくなります。これはちょっとやり過ぎね」

 『わあ、顔、真っ赤』

 当たり前だけど、そんなこと面と向かって言われたら誰だって
恥ずかしいよね。

 ……ん、さっきの防音室がまたなにやら騒がしいけど……。


 「ヤメテ!」

 『おやおや』

 今度はさっきの女の子が台の上にうつぶせに乗せられて………

 …ん?あれってどこかで見たぞ………

  あ、そうだ「Whips And Tears」の挿絵にでてくる懲罰台と同じ
造りじゃないか。
 しかも、手足を四隅の足に縛られてる。

 「ピシッ」

 あれ革紐だよね。もうお尻がまっ赤っかなのにまだやるのかい。

 「ピシッ」

 看護婦さんも他人の子なのによくやるなあ。

 『あ、また』

 「ピシッ」
 
 よく見ると女の子、全身に震えがきてる。大事な処もぴくぴく
いってるし、これじゃあまるで拷問だよ。

 ……でも、ちょっと覗いてみるか。

 「もうしません。良い子になります。ママ許して」

 「だめよ。あなたのその言葉はママもう聞き飽きたの。今日は
せっかく梅屋敷先生の処へ来たんだからたっぷりやっていただき
ましょう。あなただって、お兄ちゃんの前でお仕置きされるより
ここの方がいいでしょう」

 わあ~、お母さん、こわ~~。

 「ピシッ」
 
 「いやあ、お家帰る」
 
 「いけません。今日は許しませんよ。あなたの性根を鍛え直す
までは徹底的にやってもらうの。わかった」

「…………」

 「ご返事は」
 
 「ピシッ」
 
 「分かりました。良い子になります。だからもうぶたないで…」

 「ためよ。だってまだご返事が遅いじゃないの。一ダースじゃ
足りなかったみたいね。もう一ダース追加していただきましょう」

 「いやあ、死んじゃう」
 
 「オーバーね。こんなことで死んだりしないわ。二三日お座り
するたびに、ここのことを思い出すだけよ」

 「ピシッ」

 「いや~、お家へ帰る」

 看護婦さんの鞭とお母さんの小言が絶妙のタイミングだなあ。
まるでお餅つきみたいだ。
 でも、これって折檻だよね。なぜ、病院でこんなことやってる
んだろう。

 「いや!、やめて」

 あや?今度は外の処置台の方だ。

 「大きな声を出さないの。みっともないわね。待合室まで聞こ
えてしまいますよ」

 わあ、いつの間にかカーテンが……あっちを見損なっちゃうよ。


 『こんにちわ~。再び、おじゃま……』

 「!!!」

 う~ん、いきなりのドアップ。ダイレクトに見てしまいました。
男なら、本当は喜ばなければいけないんでしょうけど……実は、
ぼく……こういうダイレクトなのは苦手なんです。

 「先生、私に、できますでしょうか?」

 「大丈夫、そんなに難しくはありませんから。ただ、細い部分
ですから慎重に行いませんと」

 「こうでしょうか」

 「いえ、このぷくっとしたところを押し広げるように…………
そうです。そうです。よく見えるでしょう。そしたらそこに針を
入れて。……和子さん。 これから針が入りますから動かないで
くださいね」

 どうやら先生が和子ちゃんのお母さんに何やらレクチャーして
るみたいだけど……。これって、浣腸じゃないみたいだし……。
あの金属製のお盆みたいなのは……?

 『チョロチョロって……ん、水の音?』

 あ、これって導尿だ。聞いたことあるよ。そうか、こうやって
強制的におしっこ採るんだあ。

 『ん、でも、可愛い』

 女の子はやっぱりやっぱりこうでなくちゃ。びろんびろんじゃ
見たくないもの。

 『え、何の話か?ですって……』

 いいじゃないですか。男の独り言ですよ。

 「和子さん。腰の力が抜けちゃったでしょう。…でも、これで
お漏らしはありませんよ。もう出るものがありませんから。では、
お母さん。そうっと抜いてください」

 「あのう、そのことなんですけど……できればこのままこの子
にお灸をすえたいんですけど、いけないでしょうか」

 「え、それはかまいませんけど。お灸は熱いですから暴れたり
すると危険ですよ」

 「その点は大丈夫です。お灸はいつもすえてますから。それに
この子も大きくなって少しぐらいの折檻じゃ堪えなくて。むしろ
恥ずかしい思いをさせた方がいいかと思いまして……」

 「そうですね。たしかに和子さんもお年頃ですし」

 「ありがとうございます。先生。……和子。聞いての通りよ。
今日はうんと恥ずかしい思いをして帰りましょう。そうでないと
お母さん、お父さまに申し訳がたたないわ」

 こわ~。このお母さん継母かなあ。

 「先生。かまいませんからカーテンを開けてください」

 「わかりました」

 「チャー、チャー」ってカーテン開けて、先生も薄情だなあ。

 あ~あ。とうとう丸見え。女って残酷だなあ。

 「どう、恥ずかしい」

 「……」

 「そう、それはよかったわ。でないとお仕置きした甲斐がない
ものね。今度 お父さまのお膝に乗るときは今日の恥ずかしさを
ようく思い出して二度と逃げたりしないでちょうだいね。あなた
のそうした粗相は私の粗相になるの。わかってますね」

 「はい、お母さま」

 「よろしい。今日はお灸がたった三つだけですから、歯を食い
しばって我慢するの。でないと、おしっこをする穴に入れた針が
折れて大変なことになりますからね。いいですね」

 「はい」

 う~ん、すごいなあ。女の子のお仕置きってこんな所でやって
たのか。

 「カチャ」

 あっ、さっきの部屋から看護婦さんが出てきた。

 「小柴愛紀ちゃんの処置、終わりました」

 「そう、じゃあこっちへ連れてきて」

 そうか、あの子「こしばあき」っていうのか。やっと泣きやん
だって感じだな。でも、まだ怯えてる。

 「愛紀ちゃんいらっしゃい………さあ、どうしたの、こっちへ
いらっしゃい」

 そう言われてもね。……でも、お母さんに背中を押されたら、
行かないわけにはいかないか。

 「どう、お鞭のお仕置きは大変だったかしら」

 「……」

 「愛紀、ちゃんとご返事なさい」

 「いいんですよお母さん。初めてのお懲罰台ですものね。でも、
これからは悪さをするといつもあそこよ。もう二度と上がりたく
ないでしょう」

 「……」

 「だったら、怠けたり、お母さんに嘘をついたりしちゃだめよ。
大きくなって悪さをするとね。ほら、あそこのお姉ちゃんみたい
に、あんな恥ずかしいことやらされちゃうんだから……」

 わあ、そんなこと紹介しなくてもいいじゃないか。可哀想だよ。
でも和子ちゃんのお母さんはそれを聞いても笑ってるよ。本当に
サディストだなあ、女の人って……娘が可哀想とか思わないのか
なあ。

 「さあ、愛紀ちゃん今度はこの踏み台の上に立ってごらんなさい。
今度は、お母さんに宿題を出しておきますからね」

 『お母さんに宿題?って』

 あっ、看護婦さんがスカートを捲り上げたと思ったら、せっか
く穿けたショーツをまた下ろされちゃった。

 「いいですかお母さん。私、これからマジックで印を付けます
から、そこに寝る前にお灸をすえてほしいんです。艾は、当座、
一週間分出しておきますが、改善がみられない時はまた来院して
ください」

 えっ!ということは、この子はこれから一週間ずうっとお灸の
お仕置きを受けるってことなの。

 「どうしたの?愛紀ちゃん、恥ずかしいの?でも、恥ずかしい
のもお仕置きのうちだから、もう少し我慢しなさいね」

 ちょっとちょっと先生。女の子のお臍の下とお尻の山にそんな
にたくさんすえちゃっていいの。

 「さて、このくらいですかね。愛紀ちゃん、パンツをあげても
いいわよ」

 お~、愛紀ちゃんのふくれっ面。さっきまであんなに泣いてた
のに、この子も、けっこう気が強いわ。

 「一カ所火をつけたら、それが自然に消えるまで待って、次を
つけるようにしてください。ただ、慣れてきて、お仕置きの実が
上がらないようならいっぺんに火をつけてもかまいません」

 「先生、痕がつくことはないんでしょうか」

 「大丈夫です。お渡しするお灸はじかに皮膚を焼かないように
工夫されていますから。まれに水膨ができることもありますが、
それは痕にはなりません。 それよりここでの思い出を忘れない
ようにすることが肝心なんです」

 「暴れるというようなことは」

 「その時はご家族の方で押さえてあげてください。『またここ
に連れてくるわよ』って言えばたいていのお子さんはおとなしく
なります」

 「でも、うちの子はこらえ性がなくて」

 「大丈夫ですよ。最近はお灸を大げさに考えるお母さんが多い
ですけど、幼稚園の子でも慣れればおとなしくすえられてます。
こんな大きな子が我慢できないはずがありません」

 「あのう」

 ん?愛紀ちゃんのお母さんが梅屋敷先生に何やら耳打ち?何で
しょう。

 「うちの子も、お股にもお灸をすえた方がいいということは…」

 「いえいえ、あれは辱めのお仕置きなんです。もちろん、愛紀
ちゃんにだって羞恥心はあるでしょうが、それはまだ先にとって
おきましょう。お仕置きは慣れると効果が薄くなりますから……
よろしいですか」

 「はい、先生。助かりました。私一人では子供にどのくらいの
お仕置きをしてよいものか分かりませんもので…。それに、自宅
では他の家族の目があって、なかなか本格的なお仕置きを与えら
れず困っておりましたが、何もかも、すべて先生のおかげです」

 わあ~、もの凄い感謝。先生の両手なんか握っちゃって……
 お仕置きってそんなに難しいものなのか?

 「わかります。私も最初はごく親しいお母さんへアドバイスで
始めたんですが、いつの間にかこんなふうになっちゃって……。
今では本来の患者さんまでお断りする始末なんですよ」

 でも、なるほど、なるほど、そうだったのか。
 
 「そうだ、ちょうどいい機会だから愛紀ちゃんにも和子さんの
お仕置きを手伝ってもらいましょう」

 「いいんですか。そんなことして」

 「どうでしょう。和子さんのお母さん」

 「先生がそうおっしゃるなら。実は私、場所が場所だけに艾を
置いては みたものの、火をつけそびれていたんです」

 「では愛紀ちゃんにやってもらいましょう。いらっしゃい愛紀
ちゃん。さあ お線香を持って…」

 先生が一緒に手を添えてやるのか。でも、あれは秘貝の中だよ。
クリちゃんのすぐ上にも、あんな所に本当につぼがあるのかなあ。

 「いいこと、ここが『よう漏』こっちが『泉門』これが『龍骨』
どこも立派な経穴よ。だからここを刺激しても何も害はないの」

 「でも、熱いんでしょう」

 「そりゃあ、お仕置きだから仕方がないわね。でも、熱いのは
お尻にすえるのと同じよ。特別な熱さじゃないわ」

 「そうなんだ。私、やってもいい」

 「ええ」

 おい、おい、あの子、先生の手を払いのけて、自分で火をつけ
ようとしてるぞ。

 「…ああ、……いや、あつっ……ややややゃゃゃゃ……………」

 女の子って残酷だなあ。

 『やい、おまえだって、いつかはそのベッドで泣くことがある
んだぞ』

 「あれ、先生。いまなにか聞こえませんでしたか」

 「たしかに。なんでしょう」

 やばい、もう薬が切れ始めたか。

 『じゃあ、またね』

 今度はおもしろい学校があるっていうから、そっちへも行って
みようっと。

**************<了>**********

コメント

コメントの投稿

コメント

管理者にだけ表示を許可する

Appendix

このブログについて

tutomukurakawa

Author:tutomukurakawa
子供時代の『お仕置き』をめぐる
エッセーや小説、もろもろの雑文
を置いておくために創りました。
他に適当な分野がないので、
「R18」に置いてはいますが、
扇情的な表現は苦手なので、
そのむきで期待される方には
がっかりなブログだと思います。

最新記事

カテゴリ

FC2カウンター

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR