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小暮男爵<第二章> / おば様のお仕置き②

小暮男爵<第二章>

****<§5>****/おば様のお仕置き②****

「そうね、それではまず買い物に行きましょうか?」

 「???」
 御前様に唐突にこう言われて、私はきょとんします。
 だって、ここは動く列車の中。二両編成の客車には、もちろん
売店なんてありませんから。

 「もうじきこの列車は宮鴨という駅に着くんだけど、そこから
先は佐々木おじ様の会社が管理する路線じゃないから、引継ぎに
30分ほど時間がかかるのよ。それを利用して途中下車しようと
思って……」

 「何を買われるんですか?」

 思わず尋ねてしまいましたが、答えを聞いたら、『訊かなきゃ
よかった』って思いました。

 「何って、大半はあなたの物よ。小さいサイズの大人用オムツ
にイチジク浣腸……お線香に艾に……シッカロール、大判タオル
もあった方がいいわね」

 「…………」
 お股がキュンとなって、慌てて太股をしっかり摺り合わせます。
 しかも……

 「あなた、街で買い物したことあったかしら?」

 「えっ!」
 私、唾を飲み込んだけど、返事はできませんでした。
 『まさか、私がそれを買いに行くってことなの!?』
 と思ったのです。

 「たしか、小学生の時に社会科の授業でやってるはずよ」

 「……はい……年に一度か二度、デパートへ行って好きな玩具
を買ったことはありますけど……」
 か細い声で答えると……

 「そうそう、それそれ、それのことよ。経験あるじゃないの。
だったら大丈夫ね」
 御前様は微笑みます。でも、確かにそうなんです。
 私たちの生活は全てお父様たちからのあてがいぶちで賄われて
いましたから、世間の子どもがもらっているようなお小遣いには
縁がありませんでした。

 住む場所はもちろんお父様のお家ですし、着る物はパーティー
用のドレスから学校の制服、普段着、パジャマにいたるまで大人
たちが用意します。下着以外は仕立て屋さんが来て採寸仮縫いを
して仕上げます。服飾関係で仕事をしているOGたち多いので、
採寸表をもとに仕立てられたものが送られてくるケースも少なく
ありませんでした。

 勉強に役立つような書籍や学用品を揃えるのは家庭教師の仕事
ですから、本屋さんも毎日のようにやってきます。
 うちの家庭教師はすべて住み込みでニーナの仕事も兼ねてます
からおやつの時間に用意するお菓子を揃えるのも彼女たちの仕事
でした。パイやクッキーといった先生お手製のお菓子がよく出て
きますが、TVCMで流れているような物も大人たちにおねだり
すればたいてい手に入りました。

 要するに、日々の生活で必要なものは大半が大人たちから与え
られていたわけです。

 ただ、例外もあって、マンガ本やあまり値のはらないオモチャ
なんかは自分で調達しなければなりません。
 それらは佐々木のおじ様が経営するデパートの外商部が毎日の
ように学校へ出入りしていますからその人を通じて取り寄せます。

 ただそこで必要になるのがポイント。世間で流通するお金では
ありませんでした。
 私たちの世界では、日本銀行券なんかより、お父様や先生から
良い子へのご褒美としてもらうポイントの方が大事だったのです。

 朝寝坊や夜更かしをせず、宿題を真面目にやって来てテストで
合格点を取ればそのつどポイントはどんどん溜まっていきます。
 それだけじゃありません。困っているお友だちを助けた親切に
したというだけでもテストの合格点同様高いポイントがつきます。

 しかもこのポイント、悪い事をしてもそれを理由に減らされる
ことがありません。悪さはすべてお仕置きで精算が基本なんです。
 『ポイントがこんなに溜まってるからこれから引いてね』とは
なりませんでした。

 つまりこれがお金の代わりとなるもので、私たちはポイントが
記載された青いレシートをたくさん集めて昼休みに学校の食堂へ
持って行きます。するとそこにデパートの外商さんが待っていて
1ポイント1円でマンガや雑誌、玩具なんかと交換できる仕組み
になっていました。

 さらに年齢が上がるとお父様へのおねだりではなかなか買って
もらえない流行のバッグや靴なんかもこのポイントで買えちゃう
ようになります。

 食堂に置かれたたくさんのカタログの中から欲しい物を選んで
外商さんに依頼するわけです。
 カタログ販売なので持ってきてもらった物が思い描いていた物
と違うこともありますが、もし気に入らなければキャンセルする
ことも取替えてもらうことも自由でした。

 いずれにしても私たちが世間で流通しているお金を使って買い
物をすることは滅多にありませんでした。

 ただ、そんな貨幣経済に背を向けた生活では自立した時に困る
かもしれないとお父様たちも心配なさったんでしょうね、小学生
の時には社会科見学と称して自分で切符を買って電車に乗ったり、
本物の紙幣を使ってデパートで買い物をしたりという授業が実際
に行われていました。

 実はこの社会科見学、私たちが本物のお金を使う唯一の機会で
したから、デパートの店員さんが私たちの差し出す本物のお金を
受け取ると、もうそれだけでみんな嬉しくなって小躍りします。
女の子たちの黄色い声がフロアじゅうに響き渡るわけです。
 これには当の店員さんもびっくりで、『いったい何事?』って
感じて目を丸くして私たちを見ていることがよくありました。


 宮鴨の駅が近づくもと車内アナウンスが流れます。私はその時
初めてこの列車にも車掌さんが乗っていたことを知ります。
 その車掌さんが放送のあとしばらくしてこの部屋を訪れました。

 「真鍋様、駅へ問い合わせましたところ、三田様は本日お店へ
出ておられるとのことでした」

 「あっ、そう、それはよかったわ」

 「それと、次の駅で樫村様がご乗車されるとのことです」

 「ありがとう、助かったわ」
 御前様は軽く会釈して別れます。

 車掌さんとの話はどうやらそれだけのようでした。
 そこで、私が何気に……
 「この列車にもちゃんと車掌さんが乗ってらっしゃるんですね」
 と言ったら……

 「車掌?……まあ、車掌って言えばそうなるかしらね。でも、
あの方は佐々木さんのところではかなり偉い方なのよ。私たちを
接待するのでご一緒していただいてるの。あなたはわりに何でも
ずけずけ言っちゃう方だから、口のきき方には気をつけなさいね」

「はい、おば様。……あのう、樫村さんという方がご一緒される
んですか?」

 「樫村は私の部下よ。もうあなたぐらいの身体になると私一人
じゃ大変そうだから応援を頼んだの」

 「応援って?」

 「何言ってるの。あなた、何しにここへ来たのよ。忘れたわけ
じゃないでしょうね」

 「それは……(えっ、そんな為の応援なの?)」
 私は思わず息を飲みます。それって少しショックでした。

 「これから途中下車して買い物に行くんだけど……目的のお店
では誰が応対してもいいってわけじゃないの。こちら側の事情を
ある程度は知っててもらわないと。とんちんかんな事になっても
困るし。だいいち、あなただって最初から事情を知らない人では
辛いでしょう。その方が助かるはずよ」

 「三田さんはお知り合いなんですか?」

 「お知り合いもなにも三田はうちの子だから」

 「うちの子?」

 「そう、うちの子。うちのOGなの。それもここの第一期生よ。
あの頃はまだ何をやるにも手探りだったから、あの子も私がよく
叩いたわ。今と同じ、殿方は女の子のお尻となるとしり込みして
しまうから私がやるしかなかったの。……そういえば中条さんも
あの頃も若かったわね。男の子には体当り指導だったもの」

 「その頃からここには男の子もいたんですか?」

 「何言ってるの。当時はお父様たちも若かったからほとんどが
男の子なの。あの子が唯一の女の子だったわ。今はお父様たちも
お年を召されて扱い良い女の子ばかりになっちゃったけど、当時
は男の子ばっかりだったんだから。小学校でも毎日のように鞭音
と悲鳴が鳴り響いてたんだから。今は女の子が中心だからあまり
過激な体罰は見なくなったわね」

 『これで、そうなの?昔はいったどんなお仕置きしてたのさあ』
 私は思わずツッコミを入れたくなりました。


 そうこうしているうちに、列車は宮鴨駅に停車。
 さっそく、私と真鍋のおば様は列車を降ります。
 すると……

 『何なの?コレ……』
 ホームでは駅員が総出で直立不動。私たちが近寄ると敬礼して
くれます。

 最敬礼の中を歩く二人。
 もちろん駅員さんたちの目的は真鍋のおば様だけでしょうが、
一緒にいる私も、ちょっぴり不気味で、それでいて、どこか偉く
なった気分です。

 でもそんな特権階級の気分を味わえるのは実は駅舎の中だけ。
 駅ビルに入ると、二人は大勢のお客さんと同じ立場、ごく普通
の通行人です。
 そして、その地下フロアの一角に店を構えるドラッグストアの
店先まで来た時には、私は罰を受ける罪人となるのでした。

 「お久しぶりです。お母様」
 ガラスケースの向こうに立って真鍋の御前様に挨拶するその人
は白衣を着た30代くらいの女性。
 見た目は薬剤師のおばさんといった感じでした。

 「どう、お仕事、慣れたかしら?」

 「まあ、ぼちぼちと。それまでは研究室しか知りませんでした
から正直戸惑いましたけど、お父様やお兄様のご命令なら仕方が
ありませんわ」

 「何事も経験よ。一つ事しか知らないというのは、視野を狭く
して大局を見誤ることにつながるわ。これは将来を期待されての
人事だから、あなたにとっても頑張りがいのある仕事だと思うの。
もし私で力になれることがあったらどんな事でも相談に乗るから
いらっしゃいね」

 「ありがとうございます。……ところで、今日は?」

 「ああ……この子の買い物に付き合って欲しいの」
 御前様が後ろに隠れていた私をガラスケースの前に出します。

 「あら、あなたは私の後輩になるのかしら?」
 三田さんの目がメガネごしに私の胸を射抜きます。
 そこには学校の徽章がアップリケで付いていました。

 「さあ、あなた、ここで何を買うの?」

 「……えっ……それは……」
 私は立ちすくみます。声も出ませんでした。

 ここは山の中にある学校とは違います。
 たくさんの見知らぬ人が私の周囲を行き来していて、それだけ
でも緊張するのに、買出しのメモの中身はとっても恥ずかしい物
ばかりで、とても声に出して言う気になれませんでした。

 そこで、三田さんにメモを渡そうとしたのですが……

 「あら、何してるの。だめよ、ちゃんとお口でおっしゃい」
 たちまち、御前様に持っていたメモを取上げられてしまいます。

 「…………」
 私は進退が窮まってしまいました。

 そこで、俯き小さな声で……
 「大人用の……紙おむつを……」
 と言うと……

 「ほら、それでは聞こえないでしょう。もっと大きな声で……」
 御前様に背中を押されます。

 「…………」
 でも、恥ずかしくて声が出ません。

 すると……
 「時間がないの。列車の停車時間は30分しかないの。ここに
長くはいられないのよ。ちゃんと買い物ができないなら、あなた
だけここに置いていくわよ。それでいいの」
 御前様に凄まれてしまいます。

 もちろん、そんなことされたら一大事でした。
 でも、やっぱり声はでません。

 「………………」

 すると今度は三田さんが……
 「恥ずかしいのはわかるけどさあ、それじゃあこのお仕置きは
許してもらえないの。大声を出すまで許してもらえないんだから」
 私を説得します。

 「………………」
 でも、やっぱり身体が凍り付いてどうにもなりませんでした。

 すると、今度は、そんな私の後ろに何やら人の気配を感じます。
 思わず振り返ると、そこには背の高い、横幅もしっかりとした
女の人が立っていました。

 「!!!」
 その威圧感たるや半端じゃありません。

 「あっ、樫村。あなた来てくれてたのね。ちょうどよかったわ。
こんな歳になっても買い物一つ満足にできない出来損ないの子が
いて困ってたの。ここでパンツ脱がすから、あなたも手伝って」
 御前様の耳を疑うような声がいきなり私の脳天を直撃します。

 『パンツを脱がすって……まさか?』
 でも、本当でした。
 今の言葉に直すと、『マジかよ』というやつです。

 樫村さん、たちまち私を横抱きにしてスカートの裾を捲り上げ
ようとしますから……

 「いやあ、やめてえ~~~ごめんなさい。お仕置きしないで」
 私は久しぶりに大声を張り上げます。

 もう、恥も外聞も言っていられませんでした。
 こんなところでパンツなんて脱がされたら、それこそ私自身の
生涯の一大事なわけですから。
 
 「だったら、さっさと言いなさい」
 御前様は毅然として私に命令します。

 もう、品物の名前を口にするしかありませんでした。
 ここでパンツを脱がされることを考えたら、その方がまだまし
ですから。

 「大人用の紙おむつってありますか?」
 今度ははっきり聞こえるように言いました。

 でも……
 「もっと、大きな声で」
 さらに脅されて……

 「大人用の紙おむつください」
 顔を真っ赤にして、頭空っぽにして叫びます。もうやけです。

 きっとその声は隣りの売り場の店員さんだって聞こえるくらい
だったと思います。
 やっと、ガラスケースの向こう側で三田さんが応対してくれま
した。

 「ハイ、あるわよ。まだ市販されてないけど試作品があるの。
持って行ってね。他には……」

 「イチヂク浣腸……」

 「ほら、また声が小さくなった。聞こえないわよ」
 御前様は責め立てます。
 もう、拷問みたなものでした。

 「イチヂク浣腸お願いします」
 目は涙目、唇が青くなって震えて、両膝だってガタガタします。
もう、どうにもならないほどの絶望感でした。

 「イチヂク浣腸ね。お願いしますって、ここでするの?」
 三田さんの一言。もちろん軽いジョークなんでしょうが……

 「違います……」
 私は頬を震わせ、真剣に顔を横に振り続けます。

 ところが……
 「いいのよ、ここ、仮眠室があるから……そこでやっていく?
どうせお仕置きなんでしょう。揺れる車内より、楽にできるわよ」

 三田さんの提案に私は相変わらずバカになったみたいにかしら
を振り続けていますが、御前様は……

 「そうね、それがいいかもしれないわね」
 と、身を乗り出してきたのです。

 「いや、だめ……」
 私はすがるように御前様を見つめますが……

 「朱音さん、何事も経験にまさるものはないわ。特にこうした
経験は幼いうちにしかできないから。そうね、そちらがよければ
お願いしようかしら」

 急転直下、話が決まってしまったのでした。


 お店の奥、陳列前の商品がストックされたバックヤードの先に
その部屋はありました。
 土間を上がると六畳の畳部屋があって、さらにその奥が炊事場
になっています。造りは1DKのアパートといったところですが
……

 「まるで宿直室みたいですね」

 樫村さんが部屋を一通り見回して尋ねると、三田さんは笑って
……
 「だって、宿直室だもの」

 「鍵はかからないんですか?」

 「大丈夫よ。昼間は誰もこないから……」
 三田さんは明るく笑って受け流します。
 でも、私にとってはそれって大事なことでした。

 『どうしよう。どうしよう』と思っていると、御前様がせかせ
ます。

 「ほら、ほら、さっさと部屋に上がって……何そこで愚図愚図
してるの。列車の発車まで時間がないのよ」

 「だって、鍵がかからないって……」
 私が心細く不安を訴えますと……

 「何、つまらないこと気にしてるの。すぐに終わることだもの。
鍵なんていらないいらない」

 あっさり却下です。そればかりか……
 「樫村、手伝って」

 御前様の号令のもと、三田さんまでもが私の背中を押して部屋
の中へと押し上げ始めます。

 「あっ、だめ……」
 咄嗟に出た言葉でしたが、大人たちの反応は冷たいものでした。

 「ほら、だめじゃないの。ここへ寝て……」
 御前様が私を畳の上に仰向けに倒し……
 「ほら、静かにして」
 樫村さんが暴れる私の両足を押さえ……
 「はい、はい、じたばたしないの」
 三田さんが私のショーツを脱がせます。

 これってリンチです。

 「……あっ……あっ……あっ……」
 あっという間に私の両足が跳ね上がり、恥ずかしい場所が大人
たちから丸見えに……

 確かにそこには女たちしかいませんが、私にしたら恥ずかしい
ことに変わりありませんでした。

 ことはそれだけじゃありません。

 「いやあ~!~!~!~だめえ~!~!~!~もうしないで」
 きっと、お店まで聞こえたと思います。そのくらい大声でした
から。

 お股の中の感じやすい場所に次々と何かされたのです。
 痛くて、熱くて、苦しくて……とにかくそれから逃げたくて、
頭を畳に押し付けて左右に振ります。

 「まだ若いから感受性がいいのね。大丈夫、メンソレータムよ。
大事無いわ」
 三田さんの声は私には何の慰めにもなりませんでした。

 クリトリス、尿道口、ヴァギナ、そしてお尻の穴も……
 とにかく穴という穴にメンソレータムが丹念に塗り込められて
いきます。そのたびに私は悲鳴を上げることになります。
 特にお尻の穴は指を入れられてから入念でした。

 これ、歳を重ねると大したことがなくなるのですが、若い身空
では拷問に近いショックです。ホント、気が狂いそう、当然息も
上がります。

 その息がまだ弾んでいるうちに、仰向けで拘束された私の手に
御前様がそっと何かを握らせようとしました。

 「えっ!?」
 何だろうと思って見ると、それってキャップがすでに外された
イチチジク浣腸。

 『えっ!?どうして?』

 そんな驚きの顔が御前様にはわかったのでしょう。理由を説明
してくれました。

 「さあ、ここまでしてあげたんだから、あとは自分でなさいな。
あなたはもう小学生じゃないの。自分の不始末は自分で処理しな
いといけない歳よ。イチヂク浣腸くらい自分でできるでしょう」

 「えっ…………」

 「さあ、早く、あまり時間ないのよ」

 「だって………」

 「だって、何なの。あなた、いつまでもそんな格好でいたいの?
そんな格好でいる方が恥ずかしいんじゃなくて……」

 「………………」
 決断を渋っていると……

 「甘えるんじゃありません!」
 突然、御前様の雷が落ちます。

 「…………はい」
 御前様にせかされ、凄まれると、もうそれってやるしかありま
せんでした。

 膨らみを潰さないように持って……
 自分で自分のお尻の穴へ……

 「ぷちゅ」
 嫌な音がしました。

 ところが……
 「何やってるの。それじゃダメよ。半分も入ってないじゃない。
もう一つよ」

 「えっ!」

 「何が『えっ!』よ。完全に液が入りきっていないでしょう。
ほら、もう一本。ちゃんとお尻の穴に突き刺して……」

 「…………」
 言われるままにもう一度……

 「ぷちゅ」
 別にわざと、やらないわけじゃないんですけど、うまく身体の
中に入っていきません。

 「下手ねえ、あなた。ほら液がまだこんな残ってるじゃないの」
 御前は私からイチヂクを取上げると、明るい光に透かして中に
液がまだ残っているのを確認します。

 「さあ、もう一つよ。………ここは学校とは違うの、どこでも
簡単にズルができると思っちゃいけないわ。ちゃんとできるまで
ここで見てて何回でもやらせますからね」

 「ズルだなんて……」
 私は小さな声で抵抗しましたがイチヂクは受け取ります。
 そしてそれをまた同じように……

 積極的に抵抗するつもりはなくてもやりたくないのは事実でし
た。

 「ぷちゅ」
 そんなこんなで三回目。さすがに時間が経って、お腹はすでに
催し始めていました。

 「もう十分入ってます」
 悲しい声で訴えると……

 「わかったわ、もういい。さすがに三個使えば一個分より多く
入ったでしょう。……さて、プラグを入れてオムツをしてあげる
から、あとは、しっかり我慢するのよ」

 御前様のお許しが出ます。
 でも、これからが本番。地獄の苦しみはこれからでした。

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このブログについて

tutomukurakawa

Author:tutomukurakawa
子供時代の『お仕置き』をめぐる
エッセーや小説、もろもろの雑文
を置いておくために創りました。
他に適当な分野がないので、
「R18」に置いてはいますが、
扇情的な表現は苦手なので、
そのむきで期待される方には
がっかりなブログだと思います。

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