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11月25日付

<11月25日>

 私は、昔、とある小説サークル
に所属していました。小説といっ
てもロリータ小説、それが高じて
お仕置き小説に発展(?)していくの
ですが、いずれにしても今のよう
なパソコンを使ったものではなく、
方法は極めてアナログ。ある一人
が作品を仕上げるとそれを郵便で
次の人へ送ります。するとその人
は自分の作品をそれに添えて次の
人へ…といった具合で回覧板方式
で回していくんです。もちろん、絵の描ける人はイラストも入れていま
した。一人に二箇所書くスペースがあって、二箇所そこが埋まると
最初に書いて回した方の作品を取り除いて新しい作品を入れて
出すといった按配でした。会員には学生時代からの腐れ縁が多くて
気心が知れていたせいかトラブルらしいトラブルはなく続いていたの
ですが、この問題を親の虐待と捉える人達が入ってきた頃から様相
が変わってきて、古くからのメンバーが少しずつ抜けていくようになっ
てしまいました。

 出発した当初のメンバーは、親に愛されていたゆえに、逆に、
お仕置きに憧れを抱いていたという不思議な人達でしたから、
そもそも親にぶたれたことを恨んでこの小説を書き始めたわけ
ではなかったんです。

 ですから、お仕置きをする親が子供を愛
しているのは当然、その子たちにあわせて
手加減するのも当然なら、お仕置きの後の
愛撫だって当然の儀式だったんです。

 もちろん中には、不条理な理由でお仕置
きされるものもあれば、SMと何ら変わら
ない厳しい折檻だってありました。でも、
コップの中の嵐では何をやっても親(教師)
と子どもたちとの信頼関係が揺らぐような
お話は一つもありませんでした。

 ええ、私もその一人だったんです。

*)
<左上>
SUさんのイラスト (1)
<右下>
SUさんのイラスト (2)

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このブログについて

tutomukurakawa

Author:tutomukurakawa
子供時代の『お仕置き』をめぐる
エッセーや小説、もろもろの雑文
を置いておくために創りました。
他に適当な分野がないので、
「R18」に置いてはいますが、
扇情的な表現は苦手なので、
そのむきで期待される方には
がっかりなブログだと思います。

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