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§7 <天使の庭で>
§7 <天使の庭で>
「いったい何度言ったらわかるのかしら。ママはね、鮎美ちゃん
のお世話で忙しいの。あなたはもう大きいんだから宿題くらい自分
でやらなきゃ。ママがいなくてもそのくらいできるはずよ」
両手を掴まれ、ママに睨まれると茜ちゃんは何も言えませんで
した。
「だいたい、昨夜はどこへ行ってたの?あなたが、由実ちゃんの
処でやるって言うから許したのに、あとで行ってみたら由実ちゃん
のママからは『いえ、こちらには来てません』ってご返事だった
わ。これってどういう事かしら?」
「……………」
茜ちゃんは何も答えませんでしたが答えはすでに出ているようで
……
「まったくあなたって子は……またお父様の処へ行って一緒に
テレビを見てたのね。私、もう知りませんよ。大竹先生が、今度、
茜ちゃんが宿題やってこなかったら、トリプルのあと市中引き回し
にするそうよ」
「…………ひきまわしって?………ねえ、お馬さんで?(¨;)」
「知りません。(-_-#)……でも、あなたみたいな子はその方がいい
かもしれないわね。ママはあなたみたいな子、かばってあげません
からね」
「えっ!、そんな~」
「何が、『えっ!』よ。仕方ないでしょう。あなたが悪いんだから
………今日はお勉強の前にあなたの怠け心にもしっかり効くように
……ようく効くおまじないをしてみましょうね」
こう言われて、思わず茜ちゃんの手に力が入ります。いえ、これ
までもママの戒めから自由になろうとちょくちょく抵抗はしていた
のですが今回はその何倍もの力で、全身全霊で拘束されている自分
の両方の手首を引き抜こうとしたのでした。
「いやあ」
掛け声と共に目一杯の力で自分の両手を引き寄せてみたんですが
……
「あっ……あっ……」
という吐息だけでびくともしません。そこは大人と子供。腕力に
差がありますからどうにもなりません。そこへ……
「ほら、何してるの!?お仕置きが増えるわよ」
ママに一喝されるると茜ちゃんは急に怯えた表情で身を縮めます。
抵抗する力が急に抜けてしまったようでした。さらにママは青い顔
の茜ちゃんを見下ろして……
「あなた、先週お父様の前で私に誓ったわよね?」
「えっ?何が??」
「今度、怠けたらどんなお仕置きでもお受けしますって……」
獲物を狙う蛇のような陰険な目付きが茜ちゃんの今置かれている
不幸をさらに際だたたせますから周囲で見ていたお父様たちは内心
大喜び。
女性の場合はこんな時でも不幸な少女のために『まあ、可哀想
だわ』なんて顔を作ってくれるかもしれませんが、男というのは、
心の内が正直に顔に出てしまいます。
「ああ、いや、だめえ、やめてえ~~」
籐椅子に座ったママの膝の上で裸になったお尻が可愛らしく跳ね
回ります。
「ほら、暴れないの!せっかくの痛みがお尻の中へ入らず外へ逃
げてしまうでしょう。そんな我慢を知らない子にはお尻から血が出
るまでぶち続けますからね」
茜ちゃんとしてもママの要望には副(そ)いたいところですが、
すぐに痛みに耐えかねて足をバタバタさせてしまいます。
「いやあ~~ごめんなさ~~い」
ひとつぶたれるたびに大声が上がり、そのたびにまだ小さなプッ
シーが太股の隙間から覗き見えて(本当は離れていてよく見えませ
んが……)ベンチに座った男達の目を楽しませます。
不謹慎と言われようが悪趣味と言われようがそれが亀山のルール。
子供たちは自分のお仕置きを大人たちから隠すことはできませんで
した。
一方大人たちにしてみると、ここでは心の奥底に沈む暗部をあえ
て隠す必要はありません。本性のおもむくままに子供たちの痴態を
観察し若返りの秘薬を一日中浴び続けることのできる。それがこの
場所、亀山だったのでした。
「いったい何度言ったらわかるのかしら。ママはね、鮎美ちゃん
のお世話で忙しいの。あなたはもう大きいんだから宿題くらい自分
でやらなきゃ。ママがいなくてもそのくらいできるはずよ」
両手を掴まれ、ママに睨まれると茜ちゃんは何も言えませんで
した。
「だいたい、昨夜はどこへ行ってたの?あなたが、由実ちゃんの
処でやるって言うから許したのに、あとで行ってみたら由実ちゃん
のママからは『いえ、こちらには来てません』ってご返事だった
わ。これってどういう事かしら?」
「……………」
茜ちゃんは何も答えませんでしたが答えはすでに出ているようで
……
「まったくあなたって子は……またお父様の処へ行って一緒に
テレビを見てたのね。私、もう知りませんよ。大竹先生が、今度、
茜ちゃんが宿題やってこなかったら、トリプルのあと市中引き回し
にするそうよ」
「…………ひきまわしって?………ねえ、お馬さんで?(¨;)」
「知りません。(-_-#)……でも、あなたみたいな子はその方がいい
かもしれないわね。ママはあなたみたいな子、かばってあげません
からね」
「えっ!、そんな~」
「何が、『えっ!』よ。仕方ないでしょう。あなたが悪いんだから
………今日はお勉強の前にあなたの怠け心にもしっかり効くように
……ようく効くおまじないをしてみましょうね」
こう言われて、思わず茜ちゃんの手に力が入ります。いえ、これ
までもママの戒めから自由になろうとちょくちょく抵抗はしていた
のですが今回はその何倍もの力で、全身全霊で拘束されている自分
の両方の手首を引き抜こうとしたのでした。
「いやあ」
掛け声と共に目一杯の力で自分の両手を引き寄せてみたんですが
……
「あっ……あっ……」
という吐息だけでびくともしません。そこは大人と子供。腕力に
差がありますからどうにもなりません。そこへ……
「ほら、何してるの!?お仕置きが増えるわよ」
ママに一喝されるると茜ちゃんは急に怯えた表情で身を縮めます。
抵抗する力が急に抜けてしまったようでした。さらにママは青い顔
の茜ちゃんを見下ろして……
「あなた、先週お父様の前で私に誓ったわよね?」
「えっ?何が??」
「今度、怠けたらどんなお仕置きでもお受けしますって……」
獲物を狙う蛇のような陰険な目付きが茜ちゃんの今置かれている
不幸をさらに際だたたせますから周囲で見ていたお父様たちは内心
大喜び。
女性の場合はこんな時でも不幸な少女のために『まあ、可哀想
だわ』なんて顔を作ってくれるかもしれませんが、男というのは、
心の内が正直に顔に出てしまいます。
「ああ、いや、だめえ、やめてえ~~」
籐椅子に座ったママの膝の上で裸になったお尻が可愛らしく跳ね
回ります。
「ほら、暴れないの!せっかくの痛みがお尻の中へ入らず外へ逃
げてしまうでしょう。そんな我慢を知らない子にはお尻から血が出
るまでぶち続けますからね」
茜ちゃんとしてもママの要望には副(そ)いたいところですが、
すぐに痛みに耐えかねて足をバタバタさせてしまいます。
「いやあ~~ごめんなさ~~い」
ひとつぶたれるたびに大声が上がり、そのたびにまだ小さなプッ
シーが太股の隙間から覗き見えて(本当は離れていてよく見えませ
んが……)ベンチに座った男達の目を楽しませます。
不謹慎と言われようが悪趣味と言われようがそれが亀山のルール。
子供たちは自分のお仕置きを大人たちから隠すことはできませんで
した。
一方大人たちにしてみると、ここでは心の奥底に沈む暗部をあえ
て隠す必要はありません。本性のおもむくままに子供たちの痴態を
観察し若返りの秘薬を一日中浴び続けることのできる。それがこの
場所、亀山だったのでした。