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<第1話>②

そして、それは現実となりました。
 「……さあ、もういいでしょう」
 谷村先生は一旦美津子ちゃんを床の上に解放しますが、床に転げて痛
いお尻をさすってた美津子ちゃんの顔がやがて青くなります。
 「いや、だめえ、ごめんなさい、もうよい子になるから」
 まだおさまっていないお尻の火照りをほおっておいても美津子ちゃん
は慌てて先生の懐へと飛び込みます。
 「お馬はいや、鞭のお仕置きはしないで…お願い、どんな罰でもいい
から……ね、…お願い先生。今度から絶対しないから……」
 美津子ちゃんは抱っこされた先生に向かってその胸の中で必死に哀願
します。それを観ていた僕の心の中は……
 『無駄、無駄、無駄、∈^0^∋』
 僕の心の中では悪魔の叫びが続いていました。
 えっ?何ですか?お仕置きの最中、抱っこだなんて変だろう?
 逃げるっていうならわかるけど……

 そんなことありませんよ。(^○^)
 僕たちにとってはお仕置きを言われて大人の懐へ飛び込むことって、
そんなに不思議なことではありませんよ。先生は鬼じゃないんですから。
僕たちが両手を広げてしがみつけば、必ず抱いてもらえます。そして、
そのまま許してもらえたことだってたくさんあるんですから。
 他じゃ真似のできないほど厳しいお仕置きができるのは、子供たちが
他じゃ真似のできないほどたくさんたくさん大人たちからあやしてもら
えてるからなんです。
 ただ、この時の先生の答えは…
 「ダメよ。だってあなた、朝方ママのお仕置きを逃げてここへ来たで
しょう。三輪先生カンカンだったわよ。あなたのような子にはお耳より
お尻の方が飲み込みが早いから、十分にお仕置きをお願いしますだって」
 ま、願いは叶いませんでしたけどね。(^◇^)
 美津子ちゃんが今先生に甘えたい一番の理由。それは青山先生が準備
しているお馬さんがちらっと見えたからでした。そいつは意地悪そうな
笑い顔が印象的な黒い木馬で、頭だけじゃなくしっぽもちゃんと付いて
います。特に背中はソファになっていて弾力がありまから、普段は隣の
教材準備室に置いてあって、僕たちの玩具にもなっていました。ただ、
月に数回、子供たちのお尻へご用のある時だけ青山先生がそれを教室に
引っ張っきますから、その時だけは、さすがに子供たちも陽気にはしゃ
いではいられませんでした。
 「さあ、行きましょうか」
 谷村先生は美津子ちゃんを抱いたままお馬の方へ向かいます。
 美津子ちゃんの顔は不安が一杯。目が点になった表情がすでに恐怖で
固まっていました。
 『夢ならさめて』
 きっとそんなことを思っていたかもしれません。僕があそこに登った
時はそうでしたから…誰だってそうだと思います。
 「さあ、離れて。あなたが我が儘してると他のお友だちがいつまでも
お勉強できないから迷惑よ」
 先生は抱きついたままなかなか離れようとしない美津子ちゃんに忠告
します。勿論、美津子ちゃんとすればいつまでもこうしてしがみついて
いたいのですが、あんまりだだをこねていると、お仕置きが増えるのは
目に見えていますから勇気を振り絞って観念するしかありませんでした。
 「…………」
 美津子ちゃんは渋々お馬さんの背に跨り、そして、そこへ俯せに……
 僕も経験者ですからわかりますが、あれってとっても不安で怖いんで
す。何しろお馬ちゃんの背中は僕たちの肩か頭くらいの高さがあります
からね。落ちたら大変です。
 ですからここへ乗ると、あとはみんな必死に抱きつくんです。
 美津子ちゃんもそれは同じでした。顔を真っ赤にして、その為に付い
ている取っ手をしっかりと握りしめて…だけどその体は端から見ていて
もはっきり分かるほど震えていました。
 先生は美津子ちゃんが「お母様の処で羽目を外した遊びをしたとか」
「みなさんもこんなことをしてはいけませんよ」なんて言ってたみたい
ですが、僕は何も聞いていませんでした。σ(^^)
 僕の関心はもっと別の処にあったんです。
 お馬ちゃんのお尻というのは背中の真ん中部分よりほんの少し膨らん
でいますから女の子がその角に自分のお尻を乗せると、もうそれだけで
白いパンツがこちらから丸見えになります。
 『パンツ、パンツ、パンツ、∈^0^∋』
 でも、それだけでは足りないとばかり谷村先生は短いスカートを捲り
上げてしまいます。白いパンツが誰の目にもはっきり分かるようになり
ました。
 『やったー\(^O^)/』
 女の子というのは恥ずかしがり屋さんですから、もうそれだけで十分
お仕置きなんですが、お父様やお母様に対する罪は特別ですからねえ、
それだけではおさまりませんでした。
 何度も言いますが、家(うち)は普段甘やかしている分、お仕置きの
時は厳しいんです。授業中ちょっとでもおしゃべりやよそ見をしている
と助教師の青山先生が飛んできて、授業へ集中していない子のために…
 「(熱い!(*_*))」
 手の甲へ燭台の蝋涙を垂らしてくれます。…>_<…
 もちろん熱いのはわかっていますから思わず手を引っ込めたくなりま
すが、それをやってしまうとまた罰が増えるという仕組みでした。
 その他、罪の重さと改悛の情に応じて、お尻叩き、お浣腸、お灸など
など。さらには中庭や階段の踊り場には生徒をさらし者にするための枷
まで設置されていて、毎日のように誰かがそこに捕まっていました。
 ここって日本の学校なのに治外法権なのか体罰なら何でもありなんで
す。(*^_^*)
 この時は谷村先生がトォーズを取り出します。これは先が二つ割れた
なめし革の鞭で小学生の場合は男女を問わずお仕置きの鞭と言えばたい
ていこれでした。
 それを数回、美津子ちゃんの白いショーツの上に乗せて『いいですか、
これでこれからぶちますよ』という脅かしを与えておいて……
 「歯を食いしばって」
 という最後通牒と共に最初の一撃を繰り出します。
 「パチン」
 乾いた音と同時に美津子ちゃんの両足がぴょんと跳ね上がりました。
まるで解剖した蛙の足に電流を流した時のような、あんな感じでぴくり
っと動いたんです。
 こんな時は、お仕置きに関係ない子たちもお仕置きを受けている子が
よい子に戻れるように目をつぶって神様にお祈りすることになっていま
した。でも、やっぱり美津子ちゃんのことが気になりますからね、大抵
の子はちらっ、ちらっと薄目を開けてわき見をします。
 すると、鞭が当たる瞬間、悲鳴こそ上げませんでしたが、必死に目を
閉じてお馬ちゃんの胴中にしがみついている美津子ちゃんの姿が見えま
した。
 『やったあ~~\(^O^)/』
 それはとっても滑稽で楽しい見せ物でしたから僕の心はルンルン気分。
 この時はまだショーツを脱がされていませんから男の子たちもその様
子を見学することができましたが、もし美津子ちゃんが先生をカンカン
に怒らせてしまったら、そのパンツを脱がされることだってあります。
そんな時はお仕置きの間じゅう僕たち男の子は反対の方を向いてお祈り
しなければなりませんでした。
 もっとも、好奇心旺盛な僕はよく先生の目を盗んではヌードになった
女の子のお尻をちら見していました。(*^_^*)
 ただ、それはあくまで好奇心から
で、それを見て興奮するってことは
ありませんでした。小学生の僕にと
っては、女の子の生のお尻より白い
パンツの方がよほど興奮する材料だ
ったんです。
 ついでに言いますと、この街で育
った男の子たちは嬉しいことに(?)
女の子のお尻のさらに奥までも垣間
見るチャンスが年に数回巡ってくる
んです。
 凄いでしょう。羨ましいでしょう。
少女の特出しストリップ。(^_^;)
 もっとも、それを見ての僕の感想
は、『ふうん、なんか変なものだね』
という程度でしたが……(^^ゞ。
 前にも言ったように、思春期に入ったばかりの少年にとっては憧れの
美津子ちゃんのパンツがこんなに間近で丸見えなんですからこちらの方
がよほど大興奮でした。
 美津子ちゃんは結局この時六回ぶたれます。
 間をおいて「パン」「パン」という乾いた音が教室中に響きました。美
津子ちゃんはトォーズがお尻に当たるたびに痛そうな顔はしましたけど
気丈に振る舞って悲鳴は上げませんでした。
 僕の経験だと谷村先生の場合、最初が飛び切り痛くて最後がやっぱり
痛いですけど、途中はそんなに痛くありませんでした。いずれにしても、
金切り声は上がらなかったから先生がそんなに強くぶっていないという
ことなんでしょう。きっとお仕置きとしては、恥ずかしい姿勢でパンツ
をクラスメートに見せただけで十分と考えたのかもしれません。
 とにかくここでは一クラスに生徒はたった6名しかいないのに先生は
二人もいらっしゃるんですからね、先生方は僕たちのことを隅から隅ま
でご存じなのです。 学校の成績やその子の性格、癖なんかはもちろんの
こと、今の体調、心理状態、昨日、今朝、ママからどんな罰を受けたか
なんてことまで逐一情報が入ってきます。朝、教室へ入って来た時に僕
たちを抱き上げるんだって、ただ可愛い可愛いしてるだけじゃなくて、
身体検査の役割もはたしていたようです。
 ママから朝お仕置きされた子はその瞬間大人を怖がりますからすぐに
分かるんだそうです。美津子ちゃんにはあいにくその兆候がなかったの
でまだお仕置き前とわかったみたいでした。
 ママは僕たちにとって無二の存在でしたが、ここでのママは巷によく
ある『悪いことをしてもかばってくれる』という意味でのママではあり
ません。僕のママは僕にとっては世界一やさしい人ですけれど、悪い事
をすれば世界一怖い人。お仕置きなんかも当然と考えていました。
 そこいらはとってもドライです。
 そして、それが他の兄弟のいまえ家の中ではやりにくい時はお仕置き
を学校の先生に頼むことも……
 美津子ちゃんの場合も、そんな連絡がすでに谷村先生のもとへ届いて
いたじゃないでしょうか。つまり『お仕置き依頼』。
 え、驚きですか?巷じゃこんなことありませんか?(∩.∩)
 でも、こんな事ここでは日常茶飯事。なにしろどの子のママもママで
あると同時に自分の通う学校の先生でもあるわけで、子供たちの情報は
他の先生たちとも共有、つのり全て筒抜け。
 『体裁が悪いから家の恥は隠しておこう』なんて気遣いは、ここでは
まったくありませんでした。
 おかげでどの先生も『この子が嘘をつく時はどんな癖が出るか』『何
時間、何日前にうんこをしたか』なんて事までよくご存じでした。
 子供たちをこんなにも丸裸にしているわけですから、授業だって濃密
です。あくび一つでも助教師が心配して燭台に灯った蝋燭の蝋涙を手の
甲に垂らしてくれますからね、眠気覚ましにコーヒーなんていりません。
∈^0^∋
 結果、授業は小学生の授業とは思えないくらいぴりぴりしていました。
 授業中は先生の声と教科書やノートを捲る音、鉛筆を走らす音ぐらい
しかしませんからね、困ったものです。
 特に国語と算数は大事な教科という事で毎日授業の最初に小テストが
あります。宿題として出された漢字20個の書き取りと計算練習が中心。
合格点は18問以上つまり9割以上とハードルはかなり高いのですが、
漢字は出題される20個が事前にわかっていましたし計算問題も習った
処からしかでませんから30分くらいちょこっと予習しておけば一応は
OKです。
 でも、ついつい油断してちゃんとやっておかないと……
 「あなた、昨日は何してたの?ちゃんと予習してきた?ご返事かない
ところみるとさぼったわね」
 なんて先生に追求されて、放課後、間違った処を10回も清書させら
れます。
 いえ、それだけならいいのですが、これが続くようだと、朝、美津子
ちゃんが受けたのと同じ様なお仕置きを受けなければなりません。5年
生くらいになると度胸がついて泣き叫ぶ子は希ですが4年生頃は恐怖心
から辺りはばからず泣き叫ぶ子だっていました。
 3年生までは先生のお膝の上に俯せとはいえ抱っこされてましたから
まだよかったんですが、お馬の上は独りだし高い処ですからね、子供の
身にはとっても怖いんですよ。
 しかも僕のママは勉強には厳しくてこんなことでお仕置きされて学校
から帰ってこようものなら家でも別のお仕置きが待っています。
 「どうしてちゃんとお勉強できないの。ママが見てないからってさぼ
ってるとどんな事になるか一度じっくり教えてあげなきゃいけないわね」
 なんて言われて膝の上にうつぶせにさせられます。たいていズボンだ
けを下ろされてのお尻叩きなんですが、ママって人は手加減って言葉を
知りませんからね、お馬の上の鞭よりそりゃあ痛かったです。(T_T)
 この小テストのための勉強は僕たちの間では『宿題』っていう扱いな
のでママは原則として手伝ってくれませんでした。ただこれ以外の勉強
はたっぷり二時間、ママが家庭教師で目の前にいて目を光らせています。
 毎日こんなのが続きますから、男はつらいよなんです。
 女の子もそうですが、特に男の子の場合は勉強にうるさくて、少しで
も成績が下がろうもんなら、学校でもお仕置き、家庭でもお仕置き、ひ
いてはお父様やお母様の前でもお仕置きでした。
 えっ、じゃあ女の子は楽だったのかって…
 とんでもない。男の子のように『勉強、勉強』ってその事だけうるさ
く言われませんけどね、習い事は多いし何より細かい事にまで気を配ら
ないといけないんで端から見ていても「大変だなあ」って同情しちゃう
んです。
 じゃあ、男の子は習い事なんてないのかって?
 ありますよ。絵画にお習字、綴り方教室、英会話、ピアノ、フルート、
バイオリン、夏は水泳教室にも通わなきゃならないし……でも、女の子
はこの他にも日舞にバレイにお茶、お花、お琴、などなど。おかげで、
自由時間がほとんどない生活をやっていました。だから夕方一時間でも
自由な時間がある男の子は羨ましいって……
 それに女の子はちょっとでも大人たちの言いつけに背こうものなら、
すぐお仕置き。口答えやふくれっ面なんかもタブーでした。
 男の子より厳しいのか?
 …ですね。だからそれは前にも言ったでしょう。ここは世間と違って
女の子中心の社会だから女の子の方がかえってキツいことされるって…
 それとお仕置きのレパートリーも女の子の方が広くて、軽いものなら
百行清書くらいですみますが、さっき言った口答えやふくれっ面をして
しまうと元がどんな軽い罪でもお尻叩きやお浣腸、お灸、さらにはお庭
にある晒し台にパンツ一つで括り付けられたりします。(さすがに真冬は
やりません。季候のよい時だけですけどね…)
 そんなSMみたいなことして過激すぎませんか?
 かもしれませんね。よその人からみれば…いくら男の子が少ない社会
といってもそりゃあ恥ずかしいに決まってますから女の子たちにとって
はぶったり叩かれたりするよりもこちらの方がよほどキツいお仕置きだ
ったみたいでした。
 ただ、女の子の社会では罪と罰が必ずしも比例していなくて罰を与え
る人に広い裁量権があるんです。だから罪を告白する時にその人にどれ
だけ好感を持ってもらえるかが大事なんですよ。
 外で晒し者になるなんてのはよほど反抗的な態度を取った時だけです。
逆もあるんですよ。大変なことをしでかしても改悛の情が顕著だと認め
られれば、軽い罰であっさり許されたりもしますから。
 罰を受ける時の演技力がものをいうんですよ。その点男の子は自分の
本心がすぐに顔に表れますから圧倒的に不利なんですよ。(^_^;)
 そう言えばこの間同窓会でそう言ったら、女の子たちから「そんな事
もないわよ。そこは女同士。演技は演技で見抜かれちゃってもっと酷い
ことになったりする」って言われちゃいました。
 いずれにしても、僕たちはこの社会以外他を知りませんからそんなに
大層なことをされたとは思わないんですよ。
 僕たち自身は少年時代(少女時代)を通して自分が不幸だったなんて
感じる人はほとんどいませんもの。
 僕たちは友達同士でもよく抱き合いました。立ったままハグしたり、
膝の上で抱っこしたり、一緒にお風呂に入ったり、大人たちが自分たち
にやってくれるのと同じことを子供たち同士でもやるのです。
 これは物心ついた頃からの習慣で「この子、嫌い!」と拒否すること
はできませんでしたから習慣で慣れさせていくんです。
 これは大人たちが子供たち同士の仲違いを極端に嫌ったからなのです
が、そのため、この学校で一番厳しい罰はお友だちと喧嘩したり意地悪
をしたりすることでした。
 最初は大人たちがくっつけた強制的な仲良しだったんですが、でも、
不思議なもので、最初は抵抗のあった子とも抱きあっているうちにうち
解けて優しい気持ちになります。
 おかげでこのくらいの歳になると、ママが違ってもお父様やお母様が
違っても、男の子も女の子も、クラスメートはみんな本当の兄弟みたい
にして暮らしていました。
 小学校の高学年になっても体操着に着替える部屋も一緒なら終わった
あとのシャワー室まで一緒。そもそもお風呂にだって男の子も女の子も
一緒に入るくらいですからちょっとやそっとの事では驚かないんですよ。
 よそじゃ考えられませんかね。(∩.∩)
 ですから嬉しいことに女の子の裸は見放題という結構な環境なんです
が、女の子の方だってそれは同じなわけで、おちんちんを見たら食事が
喉を通らないなんて可愛い子はここにはいませんでした。
 それどころか女の子っていうのは集団になると凶暴化するんですよ。
何か気に入らない事があるとすぐに徒党を組んで男の子たちを取り囲ん
ではリンチにかけます。体を押さえつけて半ズボンとかパンツなんかを
平気で脱がすとオチンチンをつねったり引っ張ったり、ミミズを乗せら
れた事だってありました。
 えっ、信じられないですか?
 巷の常識ではそうかもしれませんね。女の子が男の子の裸を観る機会
なんてそんなにないでしょうからね……元来、臆病な女の子がそこまで
踏み込んだりはしないのかもしれません。でも、ここで暮らすと女の子
だって男の子のオチンチンは見慣れたものなんですよ。(*^_^*)
 こんなこともありました。ここでは女の子に対するお仕置きが厳しく
てかなり年長の子でもよくパンツ一丁とか全裸で中庭の晒し台に連れて
行かれます。ですから、嫌でも裸の女の子が目に入りますけど、きっと
それが気に入らなかったんでしょうね。今度は僕がパンツ一丁で晒し者
になっていた時、その子が僕のパンツを下ろしたんです。痴女ですよ。
痴女……(^ニ^)
 女の子がそんなことするか?
 だからしますよ。しかも罪深いことをしているなんて意識はまったく
なくて、ほんの軽いイタズラ程度の感覚なんです。こっちもこっちで、
中学生のお姉さんの悩ましい裸体なんか見つけても何ともないんです。
ここに住んでいれば物心ついた頃からずっと見続けているわけですから
ね、今さら膨らみかけたおっぱいやぽやぽやと下草の見える割れ目なん
か目にしても、やっぱり『ふうん、そうかい』程度の感想しかありませ
んでした。
 そんなことも含めてここはヘブン(楽園)と呼ばれるのかもしれませ
んね。
 ただそんな僕でも目のやり場に困ることだって起きます。それは先生
から『とっても悪い子』という烙印をおされて、保健室前の廊下にある
晒し台に括り付けられている場合。この時ばかりはいくら僕でも平静を
装うことはできませんでした。




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このブログについて

tutomukurakawa

Author:tutomukurakawa
子供時代の『お仕置き』をめぐる
エッセーや小説、もろもろの雑文
を置いておくために創りました。
他に適当な分野がないので、
「R18」に置いてはいますが、
扇情的な表現は苦手なので、
そのむきで期待される方には
がっかりなブログだと思います。

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