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[ 第 4 回 ] お灸のお仕置き②

❈❈❈❈❈❈❈❈❈ [ 第 4 回 ] ❈❈❈❈❈❈❈❈❈

    ❈❈❈❈❈  お灸のお仕置き② ❈❈❈❈❈

 いつもは賑やかなお姉ちゃんがまるで人形のように静かに時を
待っているなか、清美お姉さんが洗面器を持って戻ってきました。

 「ありがとう清美さん。あなたのような子が娘だと大助かりよ。
あなたは茜の頭をお膝の上に乗せてあげてね」

 お母さんはこう言いながらもお姉さんの持ってきた品物で早速
準備を始めます。
 洗面器のお湯でタオルを湿し、まずは茜お姉ちゃんのスカート
を捲ってその割れ目を露にします。

 正直、僕たちだってお姉ちゃんとは毎日のようにお風呂へ入る
けどお姉ちゃんの割れ目をこんなに間近で見るのは初めてでした。

 「…………」
 声には出しませんが、恥ずかしそうなお姉ちゃんは身の置き所
なく静かにしています。

 お仕置きは何もぶったり抓ったりといったことだけではありま
せん。こんな事も、特に女の子の場合は立派なお仕置きとなるの
でした。

 「まあ、あなたのお歳ではこんなものでしょうけど……」
 お母さんは半笑いを浮かべてお姉ちゃんのお臍の下を擦り
ます。そして……

 「でも、一応やっておきましょうね」
 そう言ってお湯で湿したタオルでそのあたりを綺麗に拭き取る
と、お父様愛用のT字剃刀を使ってじょりじょり。

 僕たちの目にはそこはつるつるで髭なんて生えてないように
見えましたが、ほんの僅か、産毛のような柔らかな毛が伸びて
いたみたいです。

 「これでいいわ」
 お母さんは満足そうに仕上がりを手の指で確認すると、今度は
再び例のものを取り出します。

 例のもの……
 そう、アルコールを湿した脱脂綿です。

 「すうすうするけど我慢してね」

 今までお湯のぬくもりで暖かくなっていたその場所が急に熱を
奪われてすうすうします。

 これは次に起こる恐怖の前ぶれと子供たちなら誰でも体感して
しまいますからお姉ちゃんの顔も否応なしに緊張感に包まれます。

 「はっ」
 小さな吐息が聞こえました。

 そんなお姉ちゃんにとって、艾がそこに並べられていくさまは
見ているのでさえ辛いでしょうから目を閉じてしまいますが……

 「目を開けなさい。自分のお仕置きを確認するの。隠したり、
逃げたりでは何にもならないわ」

 お母さんの声は、いつもより低くて小さな声だったのですが、
それだけに凄みがありました。
 ですから、お姉ちゃんも目を開けてあらためて自分のお臍の下
に並べられていく艾を眺めます。

 当然、火をつけるところも……
  
でも、火のついたお線香の頭を艾に当てたのは、実はお母さん
ではありません。僕たちだったんです。

 「お姉ちゃまがこれからよい子になりますようにってお地蔵様
や観音様にお願いしながらすえるのよ」

 そう言いながらお母さんは僕たちの手を包み込んでアシスト。
全てのもぐさに点火したのでした。

 最初は僕が点火した艾がお姉ちゃんのお臍の下を焦がします。

 「ああああ、いいいいいい、ひひひひひひひ」

 お姉ちゃんはひきつけを起こした赤ちゃんのように身体を硬直
させ、言葉にならない低い声をだして、その熱さを必死に体から
逃がそうとしていました。
 その光景は熱いと言うより、凍えて寒いと訴えるようだったの
です。  

 「さあ、今度はミイちゃんの番よ。お姉ちゃまかよい子になり
ますように、お地蔵様、観音様お守りください」

 やり方は同じです。そして、お姉ちゃんがひきつけを起こす処
までは同じだったのです。
 ただ、最後の一瞬は体を大きくよじって、本当に辛そうでした。

 「ほら、茜ちゃん、清美さんがあなたの為にせっかくお膝を枕
として貸してくださってるのに撥ね退いたりしたら失礼よ」

 「はい、お母さん」

 あのお姉ちゃんが、この時は従順に答えたのですが……

 「いいわ、次のお灸でまた枕を跳ね除けたりしたらお股の中に
もお灸をすえます。いいですね」

 「はい、お母さん」

 「いいご返事だこと。あなたもお仕置きの時ぐらいは女の子ら
しさが見えるようになったわね。その調子で素直で忍耐強くして
ないと女の子は幸せにはなれないの。我を張ってても何もいい事
はないのよ」

 お母さんはお姉ちゃんを優しく諭します。でも、それで許した
という事ではありませんでした。

「さあ、もう一度よ。お股の中を火事にしたくなかったら頑張り
なさい」

 こう言って、やはり前二回と同じ場所に艾を置き、最後は僕が
一箇所、ミイちゃんが一箇所、そしてお母さんが一箇所、火をつ
けたのでした。

 「ああああ、いやいやいや、ひいひいひい、ややややや」

 その時はそれまでのどのお灸の時より大きなうめき声が部屋に
響いて、お姉ちゃんの頭は再び清美お姉さんのお膝を飛び出して
しまいます。

 お姉ちゃんにとって三回目は、三人交互にすえたために時間差
が生じてより長く熱さに耐えなければならなかったみたいでした。

 でも、お母さんは……
 「いいわ、今日は頑張ったから……」
 とすまなさそうな顔のお姉ちゃんをねぎらってそれ以上責めま
せん。

 笑顔のお母さんはお姉ちゃんを背中から手を入れて抱き寄せ
ると、涙をタオルで拭き、静かに膝の上で抱きしめます。
 そして…

 「ばあ」
 まるで本物の赤ちゃんを抱いてるみたいにあやすのです。

 「わあ、まるで本当の赤ちゃんみたい」
 ミイちゃんが言えば…

 「ぼくもだっこ」
 と甘えてみます。
 まだ二年生ですからね。成長したと言ってもお姉ちゃんに比べ
ればお母さんのおっぱいは近い処にありました。

 ただ、お姉ちゃんにしてみると、お母さんは同性。しかも自分
の身体も変化し始めて、大人への扉はもう間近に迫っています。
そんななか、その懐で甘えられる喜びに100%浸ってはいられ
ませんでした。

 その微妙な変化をお母さんも当然知っています。知っていて、
あえてこう言うのです。

 「あなたは自分でずいぶん大人になったと思っているみたい
だけど、私やお父さんから見ればまだまだ可愛い赤ちゃんなの。
あなたの身体も心も、みんなみんな私たちの愛の中にあるのよ」

 お母さんはお姉ちゃんに優しく頬ずりをします。でも、その顔
がお姉ちゃんの顔と触れ合うなかでほんの少し変化して、何だか
引き締まったようにみえました。
 そして、こう続けるのです。

 「だから、あなたはお母さんたちに隠し事や嘘をついてはいけ
ないし、身体のどの部分もまだお父さんとお母さんのものなの。
おっぱいも、お尻の穴も、お股の中も、今はまだあなたが勝手に
使っていい場所は一つもないし、隠しておける処も一つもないわ
……分かるかしら?」

 「はい、おかあさん」
 お姉ちゃんにとってそれは自分がオナニーをしたことへの注意
だとわかったようでした。

 「よかったわ。あなたが頭のいい子で……」
 お母さんはまた柔和な笑顔に戻ってまた赤ちゃんをあやすよう
にお姉ちゃんの身体を揺すります。

 でも、そのあと、お姉ちゃまには再び試練が訪れるのでした。

 「さあ、それでは茜ちゃんに今言ったことの証を見せてもらい
ましょうかね」

 お母さんはそう言うと、お姉ちゃんを薄い布団の上に仰向けに
して寝かせて、まるでこうするのが当然だ言わんばかりに、その
両足を跳ね上げたのでした。

 そしてお姉ちゃんがそれにとっさに抵抗すると、少し強い調子
で……
 「さっき、言ったことがまだわかってないみたいね?あなたの
身体は、まだお父さんとお母さんの愛の中にあるの。いやいやは
できないのよ」

 お母さんに言われてお姉ちゃんは観念したようでした。

 お母さんはお姉ちゃんの両足を跳ね上げてその中を濡れタオル
で丹念にしっかりとふきあげます。
 その様子が面白くてぼく達は後ろで見ていました。

 すると、それに気づいたお母さんが振り向きますますから……
『やばい、叱られるかな』と思ったのですが……

 「あら、あなたたち、お姉ちゃんのお股なんか見たいの?」

 こう言うのです。そして、お仕事の手を休めて、それまで遠慮
がちに開いていたお姉ちゃんのお股を両手で大きく広げてくれた
のでした。

 「…………」「…………」

 いえ、もう少し歳がいけば別の感情がわいたかもしれません
が、二人の第一印象は……

 「何だかぐちゃぐちゃしてて気持悪いね」
 「ぼく男の子でよかった。やっぱりおちんちんがあったほうが
いいもん」
 というものでした。

 次はお母さんに矢継ぎ早の質問攻めです。
 「ねえ、お姉ちゃんって赤ちゃん産めるの?」
 「赤ちゃんってどこから出てくるの?」
 「ねえ、おしっこってどこから出るの?」
 「ねえ、女の子っておしっこする時もそこをトイレットペー
パーで拭くんでしょう」
 「ねえ、女の子ってなんでお股を隠したがるの?」
 「そうだよ、そうだよ、僕なんてお父さんやお母さんの前でも
裸ん坊さんで平気なのに、お姉ちゃんはいつもこそこそしてる」

 お母さんはそのすべてに答えたわけではありませんでしたが、
おしっこの穴と赤ちゃんが出てくる穴だけはこの時教えてくれた
のでした。

 もちろんぼく達はその後ろでお姉ちゃんが真っ赤な顔や真っ青
な顔をしていたなんて知る由もありませんでした。

 実は、僕たちがお姉ちゃんのお股の中を見る機会というのは、
この時ばかりではありません。中学に入るまでの短い期間でした
が、数回、お姉ちゃんはぼく達に『女の子の生きた標本』として、
その恥ずかしい処を見せなければなりませんでした。

 お母さんは商売なんかしていていますからお姉ちゃんへの女と
しての躾もままならず、普段からキツイこともしていましたが、
お姉ちゃんへのお仕置きとしては、ぶったり叩いたりするより、
この方がよほど堪えると思ったのでしょうね。

 虐待?

 そりゃそうでしょうけど、それって今の基準で見ちゃいけない
と思いますよ。今と昔では親子関係の濃密さが全然違いますから。
 だって、この親子、今でもとっても仲がいいんですから……


●○♪♫♭♯♪♫ (^o^)/~ Bye Bye ♭♯♪♫♭♯◆◇

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このブログについて

tutomukurakawa

Author:tutomukurakawa
子供時代の『お仕置き』をめぐる
エッセーや小説、もろもろの雑文
を置いておくために創りました。
他に適当な分野がないので、
「R18」に置いてはいますが、
扇情的な表現は苦手なので、
そのむきで期待される方には
がっかりなブログだと思います。

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