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〘 第 6 回 〙 お浣腸のお仕置き

          亀山物語
                     合沢啓治(著)
〘 第 6 回 〙 お浣腸のお仕置き
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<主な登場人物>

私(合沢啓治)/亀山愛育院の孤児。由美子の弟。

小島先生   /私の家庭教師であり、実質的には僕のママ。

大石胤子   /亀山村の村長さん。(三代目)女王様。

榊原 美里  /同級生の恋人。片想い。

森下景子先生 /由美子お姉様の家庭教師(ママ)であり、
       /かつ、学校では担任の先生でもある。

合沢由美子  /私をリンチにかけたお姉様の一人。私の姉。

小川静子   /泣き虫。リンチ四人組の一人。

桐山香織   /おっちょこちょいで早とちり。四人組の一人。
       途中でお灸をすえられそうになる。

安西遥香   /優等生だが、今回の事件に関与。四人組の一人。
途中でお漏らしをしてオムツ替えをさせられる。

美代子と彰子 /今回私のリンチには加わらなかったお姉様。

 お義父様  /亀山の子供たちは誰もがお義父様の子供として
(合沢徹)   /その家で家庭教師(ママ)と一緒に暮らしている。

 お義母様  /お義父様の奥さん。元々はお義父様のお付き合い
(合沢早苗)  /で亀山に来たのだが、今は子供たちにも優しい。

桐山高志 /幼稚園児(5歳)。由美子のお友達、香織の弟。 

 大原先生/高志君のママ。

 おばば様/亀山のお灸担当係。子供たちの実母を知る老婆。

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****<6>*********************

 香織さんはすでに一度お漏らししていますから高圧浣腸。他の
子は躾浣腸でした。

 高圧浣腸は点滴と同じ要領で高低差を利用してお薬を体の中に
入れるもので、濃度は薄いものの大量にお浣腸液を入れられます
から最初から我慢することは期待されていません。漏らしたら漏
らしたで仕方がないぐらいに思って放っておかれます。ですから、
しばらくはべちょべちょの汚物の海の中にお尻を漬けて我慢しな
ければなりませんでした。

 これに対し躾浣腸はさっき香織さんがオムツ換えした時のよう
にお尻バンザイの姿勢からイチヂク浣腸器やガラス製の浣腸器で
お薬を入れられます。こちらはそれが可能ということで、必ずお
トイレを一定時間我慢させられます。もし規定時間内に粗相すれ
ば、たいてい次のお仕置きが待っていました。

 三人はベビー服を脱がされて再び素っ裸になると自ら仰向けに
寝て自分の両足を自分で持ち上げます。ママが「自分でお尻バン
ザイをしなさい」と言ったからでした。

 「まあ、よく仕付けられてますね。これならママも楽ね」
 シスターからはお褒めのお言葉をいただきましたがこんな姿勢
誰だって恥ずかしいに決まっています。おまけにシスターがメン
トール系の傷薬をお尻の穴に塗りますから…

 「(いやあ、いやあ、いやあ、やめて~~~)」

 声は極力出さず身体をよじってはそのヒリヒリに耐えることに
なります。
 由美子お姉様はそれまで必死に我慢していましたが、これには
涙がこぼれたみたいでした。
 おまけに……

 「どうですか、歳相応に成長してますか」
 聞き覚えのある声がすぐそばでします。

 「(いや、お、お義父様!、どうして?いやだあ~~)」
 きっとそう思ったに違いありません。お姉様の顔が一瞬真っ青
になったかと思うと、ほどなくして今度はゆで蛸みたいに真っ赤
になりましたから。

 お浣腸は普通左横向きに寝かせて左右の足を少しずらしてから
お尻の中にお薬を入れるのですが、これはお仕置きですから辱め
を加えるという意味であえてお尻バンザイの姿勢でやらせます。
この姿勢だと女の子の大事なところは大半が丸見えでした。

 そこで、せっかくの機会ですから娘の下の成長も確認しておき
たいということだったのです。

 ですから……
 「さあ、由美子ちゃん、もっと大きく足を広げて」
 なんてことも言われてしまいます。おかげで、お尻の穴だけで
なく膣も尿道口もクリトリスもその全部をお義父様にお見せする
ことになったのでした。

 「まだ、独り遊びはしていませんか?」
 「まだ大丈夫だと思います」

 こんな会話の後、いよいよお尻の穴に、浣腸器の先が突き立て
られるのですが、こんな恥ずかしい姿勢の中ですから、お尻の穴
だってなかなか言うことを聞いてくれません。

 「ほら、お尻に力をいれないの。それじゃあお薬が入らないで
しょう」

 本人だって、お浣腸を受け入れなければならないのはわかって
いるのです。決してわざとやっているわけではないのですが、お
義父様に恥ずかしい処を全部見られて動転しているお姉様はもう
本能的にお尻の穴をキツくしてお薬がお腹の中に入ってくるのを
拒否してしまうのでした。

 でも、その分お尻バンザイの姿勢を長くとり続けなければなり
ません。
 そんなこんなで躾浣腸は女の子には辛いお仕置きの一つでした。

 さっきお友だちが香織さんにあなたわざと漏らしたでしょうと
言ったのはこの躾浣腸を避けたかったんじゃないか、そんな意味
だったのです。

 躾浣腸組はお腹の中にお薬が入るとすぐにオムツを厳重にされ
て再びベビー服を着せられます。

 「さあ、いいわよ。お義父様からおやつをいただいてらっしゃ
い」

 ママの声に送られ子供たちはそれぞれにお義父様のお膝に乗っ
てチョコレーやクッキーそれにミルクなんかをいただきます。

 えっ、お仕置きは終わったのか?(^^ゞ

 いえ、いえ、そんなことはありませんよ。もちろん、おトイレ
だってまだ許されませんから。
 こんなさなかにと思われるでしょうが、次は給食(?)の時間
でした。

 由美子お姉様も当然お義父様のお膝で差し出されるチョコレー
トをほおばります。
 ただお姉様のベビー服は袖の先が袋地になっていて両手を外へ
出すことができませんから必ずお義父様や先生がその手やスプー
ンで口元まで運んで来てくれたものを、パクリとやるだけ。それ
以外の方法ではどんなに切迫していても給食を食べ終えることが
できませんでした。

 ですから、過去にはお義父様に意地悪されてなかなかチョコを
口元へ運んでもらえず、とうとうお膝の上で爆発なんてことも…
………

 私たちのお義父様は普段娘たちにそんな意地悪をなさる方では
ありませんでしたが、この時ばかりはお姉様たちも必死だったと
思います。

 「ありがとうございました」
 お姉様は一口食べさせてもらうたびお義父様にお礼を述べます。
それでもすぐに次がやってくるわけではありません。お義父様の
頬ずりを受け、頭を撫でられ、肩や背中をさすってもらってから
でないと次のスプーンはやって来ません。

 「あっ…は、はい、あり、ありがとうございます」
 お礼の言葉が震え、息づかいも荒くなっていきます。『ひょっ
としてここで爆発!』
 なんて心配も頭をよぎります。

 私はお姉様を手伝ってチョコレートを盗み食いしてあげようか
とさえ思いましたが、なかなか勇気が湧きませんでした。

 「啓治ちゃん、あなたはこれはだめよ」
 ママに言われてやっぱり遠慮してビスケットをほおばることに
しました。というのも、このチョコレート、実は中に下剤が仕込
まれていましたから、これを食べると2時間後にはトイレへ急行
しなければならなくなります。

 そんなことは由美子お姉様だって当然ご存じですから、本心を
言えば「そんなのいりません」って宣言しておトイレに駆け込み
たいに決まっています。けれど今はお仕置き中の身、それができ
ないことも私たち子供の悲しい現実でした。

 いえ、それだけじゃありません。子供たちはお義父様が差し出
すこんなチョコレートだって美味しそうに食べなければならない
のです。嫌々ながらとか顔をしかめてなんてのは礼儀に反します
から許されませんでした。

 私はこんな時にもお姉様がさも美味しそうに食べているを見て
感心してしまいます。

 『さすがは女の子』

 僕なんかお芝居が下手で、感謝の言葉を言わなければならない
時も、いつも顔を引きつらせ無理矢理顔を作って笑っていました。
 女の子なら失格でしょうね。きっとまた別のお仕置きが待って
いるはずです。

 でも、そんな僕をお義父様はよくかばってくれました。
 この下剤入りのチョコレートを食べさせられた時も、時間が来
てトイレに行きたくなるまでずっと一緒にいてくれたんです。

 もしあの時お義父様が一緒でなかったら……
 『啓治ちゃん、今日の態度は何です!せっかくお義父様やお義
母様からチョコレートをいただいているのに噛みつきそうな顔を
したりして……』
 『だってあれはお浣腸されてたから……』
 『そんなの理由になりません。あれではお仕置きの効果があり
ませんからね、お家に帰ってもう一度やり直しましょう。いいで
すね』

 こんな会話になりかねません。それを察して、お義父様は私を
抱き続けてくれたのでした。

 「さあ、これが最後だよ。よく頑張ったね」
 お義父様が差し出す最後のスプーンをパクリとやってようやく
すべてのチョコレートとコップ一杯のミルクを平らげた由美子お
姉様でしたが、これで終わりではありませんでした。更なる試練
がお姉様を襲います。

 「ありがとうございます。御前。あとは私たちが行いますので
……」
 そう言ってママが由美子お姉様を引き取ろうとします。他の子
はベッドでベビー服を脱がされておトイレを許されているのに、
お姉様だけが未だにベビーベッドの上だったからです。
 ところが……

 「由美ちゃん、今日はここでなしなさい」
 冷たいお義父様の宣言が幼い少女の頭をガーンと叩きつけます。

 「だって、もう限界なんです。出ちゃいます」
 必死のお願いにも…

 「だから、いいから、ここで出してしまいなさい」
 要するに今日は今穿いているオムツがおトイレというわけです。
これにはさすがのお姉様も悲しい顔をなさいましたが、お腹には
一刻を争う爆弾を抱えていますから、あらがう力もありませんで
した。

 「啓ちゃんにも同じことをしたんだろう。だったら、自分でも
体験してみたらいいじゃないか。おむつにうんちをするのがどん
な気持なのかを……」
 お義父様はどうやら本気のようです。

 「でも、そんなことをしたらおズボンが汚れます」
 お姉様も最後の抵抗を試みますが…

 「そんなこと、君が心配しなくていいことだよ。由美ちゃんは
私の大事な娘なんだからね。ズボンの一着二着どうってことない
さ。それより、今日は私がお前のオムツを換えてあげたいんだ。
普段は先生方に預けてるけど、オムツの取り替えぐらい私にだっ
てできるんだから……上手なんだよ。君がここへ来た頃は、私も
たびたび取り替えてあげたもんだよ」

 シスターとお義母様にも見守られながらオムツを穿いた大きな
赤ちゃんはとうとう進退が窮まってしまいます。

 「さあ、もういいわよ」
 「いいから、ここでしなさい」
 「もう我慢しなくて良いのよ。後は私たちがやってあげるから」

 女性陣にそう言われたからって、こればかりは『はいそうです
か』というわけには……

 お姉様は下唇を噛みます。涙がしたたり落ちます。
 お義父様はそんな不憫な子をしっかりと抱いておいででした。

 もちろん、彼女の両手もしっかり押さえられていますしたが、
よしんばその手が自由になったところで背中のファスナーはもち
ろん、お尻部分をあけるボタンも外すことなんかできませんから
自分でおトイレへ行けたとしても普段通りに用を済ませることは
もう絶望でした。

 「おトイレ、行かせてください」
 お姉様は蚊の泣くような声でお姉様は訴えますが…
 「だめよ。ここでしなさい。あなたはここでうんちをするの」
 最初はお義父様の意向に驚いたママも今は冷静で冷徹です。
 「いやです。いやなのはいや」
 「いや?……だったら弟にどうしてあんなことするの。やって
ることはあなたと同じでしょう」

 僕としてはもうそんな昔の事どうでもよかったのですが、お義
父様の意向には逆らえませんからママは決断したみたいでした。

 「だってみんな見てるし……」
 お姉様の声は鼻にかかって泣いています。

 「それは仕方がないでしょう。そもそもあなたは、今、どんな
身分なのかしら?」

 「赤ちゃんです」
 亀山の子はそう答えるしかありません。

 「だったら大丈夫、笑う人はいないわ」

 「(そんなあ~~~)」

 何が大丈夫なのか分かりませんが、ママは自身満々に説得しま
す。恐らく、『このことが街の噂になったりしないから』と言い
たかったのでしょうけど、コレって本人の心の問題ですからね。
たとえ噂がたたなくても乙女としては一大事なわけですよ。

 でも、ここではそんなこと関係ありません。大人たちはお構い
なしでした。

 「いやあ~~やめてえ~~~」
 「さあ、いいから、早く出しちゃいなさい」
 「変に我慢してると体に良くないわよ」
 「だめえ~~お嫁にいけない」
 「オーバーなこと言わないの。時期が来ればお義父様がいい人
を見つけてくださるわ」
 「人の噂も七十五日。あっという間に終わるわよ」

 大人たちは、寄ってたかってお姉様のお腹をさすり始めます。
方向が決まった以上早く出してやった方が本人のためだと考えた
ようでした。

 でも、こちらも乙女の意地なんでしょうか。お姉様は大人たち
の誘惑に耐え続け容易には陥落しません。

 そのうちお義父様が…
 「もうよいでしょう。みんな離れなさい。私がいったんこの子
をベッドへ運ぶから、それからにしましょう」

 お義父様は周囲の心配をよそにお姉様をそのままお姫様だっこ
の形でベビーベッド迄運ぶと、無造作に着ているベビー服を脱が
せ始めます。

 「…………」
 それって、どんな気持だったのでしょうか。お姉様としたら、
『ほっといてよ!』とはねのけるわけにもいかず、さりとてこの
ままではあまりに自分が惨めすぎます。

 「御前、それは私が…」
 慌てたシスターが代役を申し出ますが、お義父様は笑顔のまま
にそんなものは無用とばり手を休めません。

 あっという間にカバーオールの服が剥ぎ取られるとお姉様の体
はオムツ一つを残して裸に……

 「!」
 一瞬、間があり、それから慌ててお姉様はご自分の胸を両手で
覆い隠したみたいでした。

 ところが、お義父様の手はさらに休みませんでした。
 「ほら、もうすぐ楽になるからな」
 次はいよいよオムツが剥ぎ取られます。

 「……」
 すると、由美子お姉様はその瞬間、石像のようになってしまい
ます。目が点になるというのはまさにこのことなのでしょうか。
お姉様の瞳は青空の一点を見つめたまま微動だにしませんでした。

 幸い剥ぎ取られたオムツに汚物はありませんでしたが、汗びっ
しょりのオムツはあたりに女性特有の汗の臭いを振りまきます。
 すっぽんぽんになったこと、汗びっしょりのオムツをみんなに
見られたこと、お腹が爆発寸前なこと、色んなことがお姉様には
ショックでしたが、それだけではありませんでした。

 「あっ!」

 再度、お姉様の身体が浮き上がります。両方の太股をお義父様
の大きな手が持ち上げ、人間椅子のような形でその体がおまるの
置いてある舞台中央まで運ばれます。
 何のことはない、大人が赤ちゃんにおしっこをさせるあの光景
でした。

 「だめえ~~~だめえ~~~だめえ~~~~いや、いや、いや、
やめて~~お願い」

 事態を察したお姉様は必死にお願いしましたが、今度は許して
もらえませんでした。

 舞台の中央、みんなの視線が集まる場所でのおトイレです。

 「だめえ~~~だめえ~~~」
 でも、ここは乙女のプライドがそうさせるのでしょうか脂汗を
かきながら必死に抵抗します。とうとう他の三人がすっきりして
トイレから帰ってくるまで頑張り続けたのでした。

 「どうしたの?」
 「ここでやりなさいって……」
 「由美子だけ?」
 「らしいわよ」
 「仕方ないか首謀者だもんね」

 他のお姉様は武士の情けということでしょうか、少し離れた処
で事の成り行きを気にしています。でも、チビちゃんたちにその
遠慮はありませんでした。しばらくおとなしくしていたちびっ子
ギャングが再び現れたのでした。

 「ねえ、お姉ちゃまどうしたの?お病気」
 森下先生に尋ねますから…
 「そうね、お病気よ」
 と答えたのですが……
 「嘘だよ。これってお仕置きでしょう」
 「うんち出すんだよね。べちゃべちゃなやつ」
 「臭いの?」
 「浣腸液で薄まるから匂いはそんなにしないんだって」

 相変わらず幼い子は正直です。ぼくだって、お姉様だから遠慮
してるけど、よそのお姉様だったらこんなこと言ったかもしれま
せん。

 チビちゃんたちは再びやって来た引率の先生が引き取って行き
ましたが、お姉様の受難がこれで終ったわけではありません。

 「さあ、チビちゃんたちも行っちゃったしもういいでしょう」
 「いいかげん、観念なさい。さあ、出してしまえば、すっきり
するわよ」
 「恥ずかしい思いをするのもお仕置きよ」
 大人三人は由美子お姉様に決断を迫ります。

 でも、お姉様はもう固まってしまってそんな誘惑には負けない
とばかり顔をこわばらせています。
 これはけっこう長期戦かなと思ったその時でした。

 「ぷう~~~」
 という音が聞こえました。おならです。お姉様がたまらずおな
らをしたのです。大人三人が一斉に吹き出し、遠くではお友だち
の笑い声までします。

 「いやあ~~~」
 そんなことに動揺したんでしょうか、お姉様の顔が、ひときわ
歪んだかと思うとみんなから視線をそらすように横を向いてしま
います。

 「………………」
 その瞬間、再び目が点になってしまったお姉様。ほどなく横顔
をお義父様の胸板に押しつけたまま固まってしまいます。

 周囲を囲む大人たちはやれやれといった顔でした。

 堰を切った洪水はおまるの底を一杯にします。
 でも、最初、大人たちはお姉様に手を出しませんでした。
 『これくらい出たら終わり』
 それが分かっていたからお腹のものが大半出るまで待っていた
のでした。

 お姉様はもう人形のようになって何もしません。表情も変えま
せんけど出るものは次から次に出て来ます。

 『こんなの私じゃない。夢よ、こんなの夢だわ』
 そう思って耐えてるようでした。

 ようやく落ち着いたので大人たちは仕事に取りかかりますが、
これが不思議とちっとも嫌そうじゃないんです。和気藹々という
か、まるで長屋のおばさんたちが井戸端で鍋や茶碗を洗っている
ような、そんな賑やかさです。

 昔、夜泣きや疳の虫で悩まされたとか、どんな悪さをしてどん
なお仕置きをされたかなどお姉様の昔話に花が咲きます。そんな
ことを楽しげに話ながら汚いものを取り去ってお尻もお股も綺麗
に拭いてまた新しい服をあてがいます。

 今度の服は体操服でした。当時のことですから、白いシャツに
黒のブルマースタイルです。

 これは他の躾浣腸組も同じ。高圧浣腸ですでにお尻がべちょべ
ちょだった遥香ちゃんも、シスターたちに手伝ってもらって綺麗
な身体にしてもらうと、同じ衣装でベッドに入ります。

 ここでしばしの休憩が入り、四人はベビーベッド越しにお互い
顔を見合わせて笑っていましたが、もちろんこれで終わりという
わけではありませんでした。

 「おう先生方、遅れてすまんかったのう。急な仕事が入って…
……待たせたかいのう」

 庭じゅうに鳴り響く老婆のガラガラ声。これを聞いた四人は、
それまでの笑顔が一変、表情がこわばり身体が凍り付きます。

 「ほう、これはお嬢ちゃんたち。今日はなにやら勇ましいのう。
体操服なんぞ着て」
 彼女たちにとってこの元気すぎる老婆の声は悪魔のささやきに
違いありませんでした。


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このブログについて

tutomukurakawa

Author:tutomukurakawa
子供時代の『お仕置き』をめぐる
エッセーや小説、もろもろの雑文
を置いておくために創りました。
他に適当な分野がないので、
「R18」に置いてはいますが、
扇情的な表現は苦手なので、
そのむきで期待される方には
がっかりなブログだと思います。

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