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St.Mary学園の憂鬱~番外編~

            St.Mary学園の憂鬱
                 ~番外編~

       <<夏休み地獄編>>④

<初めてのお浣腸>

 しばらくして、三人の前に白衣を着た髪の長い女性が現れた。
目鼻立ちのはっきりした顔立ちでスレンダーな体形をしている。
恐らく学校一の美女なんだろうが、ここには美しくなる事を諦め
た中高年の先生と何が美しいのかさえ分からないガキしかいない
のが残念なところで、A3の3人も今は自分の事で手一杯、とて
も美人を鑑賞する余裕などなかった。

 「私が、この学校の医務担当教諭、桜井里美です。よろしく」

 彼女はそう言うと右手に持った乗馬鞭を胸の前で振って左手で
受ける。
 医務担当の先生と乗馬鞭なんておかしな取り合わせだが、勿論、
これには理由があった。

 「医務担当といっても、あなた方が風邪をひいたり怪我をした
りした時だけお世話するわけじゃないの。……あなた方の場合は
すでに、『不良少女』という病気にかかっているので、ここでは
私の完全看護が必要となるわ。……私の言ってる意味、わかるで
しょう」

 「…………」
 三人は小さく頷いたが……

 「あらあら、ワンちゃんじゃないんだから、ご返事がうなづく
だけってのは困ったものね」

 彼女はそう言うともまず最初に千穂の処へやってきて……
 「合沢さん。スカートの裾を持って胸の上まで持ち上げてごら
んなさい」

 「えっ……」
 千恵は言葉に詰まった。そして、恐る恐る回りを見回した始め
たのだが、そのキョロキョロした視線を遮るように桜井先生の顔
が迫る。

 「どうしたの?東京の学校じゃあ、初対面の先生の言いつけは
無視していいって習ったの?」

 「……いいえ……」
 千恵は仕方なく、スカートの裾を上げ始める。
 もちろん、嫌だったが、仕方がなかった。St.Maryでは先生や
目上の人の言いつけは絶対だったのである。

 そして白いショーツが現れると、そのお尻めがけて持っていた
乗馬鞭を一閃。

 「痛い!」
 思わず、叫んだが……

 「あなた、日本語を知らないわね。こんな場合は『痛い』じゃ
なくて、『ごめんなさい』でしょう。……それと、私がさっき、
『わかるでしょう』って尋ねたんだから、『はい』ってお答えが
欲しいわね。

 「あっ……はい」
 千恵は慌てて答えた。

 「いちいち説明してあげてもいいけど、そんなことしなくても、
ご存知よね?こんな事はあなたたちの学校でも散々話題になって
るでしょうから……あなた、ここの医務担当がどんなお仕事か、
知ってるでしょう?」

 「はい、先生」

 「よろしい、それでこそSt.Maryの生徒よ」

 桜井先生は今度は幸恵の処へやってくる。

 「…では、佐竹さん。あなたも同じよ。先生の質問にうなづく
だけというご返事はSt.Maryにはないはずよね」

 「はい、先生」
 幸恵は自らスカートを持ち上げる。

 そして……
 「ピシッ」

 腰が引けるほど痛かったが、ショーツの上からでもありどこの
St.Maryでもごく普通にやるお仕置きだった。

 すると、ここで千穂がスカートを下ろし始めるので……
 「合沢さん、こんな時はお友だちが全部終わるまでスカートは
下ろさない約束じゃなかったしら」

 こう言われて千恵は慌ててスカートを上げなおす。

 「St.Maryの生徒なら、そんなことは小学生でも知ってる事よ。
お仕置きの作法も忘れてしまうなんて……ここは、しっかり鍛え
直さなきゃならないみたいね」

 そう言って、今度は静香の処へと映る。

 「ピシッ」
 もちろん、やることは同じだった。

 桜井先生は、そうやって自らスカートを捲りあげた三人の少女
たちの真ん中に立ってその姿を確認すると、やっと、スカートを
下ろしてよいという許可を出す。

 女子校というと何だかほんわかムードのイメージだが、男より
細かなところに気づくぶん規則は細かいし、お嬢様の多い学校で
は、精神的に自由な子が多い為、上下関係をはっきりさせないと
秩序が保てない場合が多く、徹底した階級社会。とにかく融通の
きかないことでは男子校以上というところが多かった。

 「あえて、ぐだぐだ説明はしませんけど、私が『鬼の番人』よ。
あなたたち、学校では私の事そう呼んでしょう」
 桜井先生が不気味な笑みを浮かべる。

 「…………」
 一方の三人はお互いに青くなった顔を見合わせる。実際、彼女
の仕事にはそんな呼び名がついていた。

 「……いいわよ、それはそれで間違ってないから。要するに、
私は単なる保健の先生ではなくて、あなたたちのお仕置き係でも
あるの。医務担当がお仕置き係だと生徒たちの健康を損なわずに
お仕置きができるでしょう。だからそうなってるの。わかった?」

 「はい、先生」
 今度は三人から声が出た。

 「いいご返事だわ。……私が担当するのは主にお浣腸。朝は、
起床後すぐにここへ来てお浣腸してあげますからね。あなた達は、
石けん水500㏄を20分間我慢するの。最初はちょっと大変に
思うかもしれないけど慣れればどうってことないわ」

 「…………」

 「どうしたの?みんな怖い顔して……大丈夫よ。あなたたち、
もう中学生になって身体も大きいんだし、20分ぐらいなら我慢
できるわ。以前の子たちもそうやってきたんですもの。あなた達
だけできないってことはないでしょう。だいいち、そのくらいは
頑張らなくちゃ、お仕置きにならないじゃないの」

 すると、ここで静香が恐る恐る口を開く。
 「もし、失敗したら、新たにお仕置きがあるんですか?」

 「誰がみてもわざとって感じでなければ、それはないけど……
自分のベッドの上で四つん這いになって我慢することになるから、
シーツが汚れるでしょう。それは自分で洗うことになるわ。ほら、
あなたたちのベッドの上に陶器製の花瓶みたいなものが固定され
てるでしょう。そこに石けん水を入れるの」

 「…………」
 三人は後ろを振り返り、そしてその容器を確認すると、あらた
めて自らの身の不運に落胆することになる。

 「あと、これは……良い子にしていれば関係ないことだけど、
先生方の不評をかうと、罰浣(ばっかん)と言って、グリセリンの
お浣腸をしなくちゃいけない事があるの。その時も私がお手伝い
することになるわ」

 「グリセリンって、あの……お腹が渋る……あのお薬ですか?」
 幸恵が心配そうに尋ねると……

 「そうよ、あなた、やってもらったことがあるのね。とっても
気持悪かったでしょう。そうならないように、頑張ることね」

 「他にどんな罰があるんですか?」

 「ここでのお仕置きかしら?」

 「そうです」

 「私はあまりそうした事には関わらないけど……脇見したり、
授業に集中してないと、助教師の先生から蜀台の蝋を手の甲に垂
らされたり、居眠りなんかしてると椅子に冷たい鉄板を敷かれて、
その上に剥出しのお尻を乗せて勉強しなければならなくなったり
もするけど……一生懸命にやっていれば鞭をもらう事はないわ。
だって、先生だって、あなたたちがどんなに出来の悪い生徒かは
ようくご存知なんですもの。無理な事はおっしゃらないはずよ。
ただ……」

 「ただ?」

 「聖書の時間というのがあるけど、これは贖罪のための時間の
ことなの。ここでは、あなたたちが自分たちの学校でやらかして
しまった罪を償わなければならないわ」

 「要するに、それってお仕置きの時間ってことですよね」
 静香が尋ねると……

 「ええ、そうよ。朝のお浣腸とこの聖書の時間がAをもらった
あなたたちが受けなければならない特別なレッスンなの」
 桜井先生は諭すように子供達に宣言した。

 「お尻ぶたれるんですか」
 幸恵が心配そうに尋ねても……

 「そうよ、かわいそうだけど、仕方がないわね。あなたたちは
それだけの罪を犯したんですもの。昔の世界に戻るためには一度
試練を受ける以外に道はないわ」

 「パンツ脱ぐんですよね」
 と、千穂。

 「そうよ、ここでは鞭をいただく時はたいてい裸のお尻なの。
でも、いいでしょう。まわりは女の子ばかりだもの。恥ずかしく
ないはずよ」

 「そんなあ~~」
 幸恵は甘えた声になった。

 「聖書の時間は、先生から指示された聖書の言葉を綺麗に清書
して先生の処へ持って行くのがお仕事なの。もし合格だったら、
お尻に鞭を三つ下さるわ」

 「合格したのに鞭なんですか?」
 千穂が思わず甲高い声を上げる。

 「仕方がないでしょう。お仕置きなんだから。お仕置きに鞭は
つきものよ。だいたいそれを八回繰り返したら、その日は部屋を
出られるけど、もし、汚い字だったり書き間違いなんかがあると、
やり直しさせられるわ。もし、そうなったら鞭の数も増えるから
覚悟してね」

 「どのくらい?」
 「そうねえ……6回か、9回か、12回。その時の先生の気分
しだいよ」

 「えっ、そんなに……」
 幸恵は泣きそうな顔になったが……

 「大丈夫よ、この鞭はそんなに痛くはしないから……それに、
Bの子は部屋に入らないから、見られるのは同じ罰を受けてるA
の子だけ。同じ立場の子だけだもの、恥ずかしくなんてないわ」

 桜井先生はそう言って励ましてくれたが、幸恵にはため息しか
でてこなかった。

 「さてと……では、慣れておいた方がいいでしょうから、一度
ここでやってみましょう」

 こう言われて、三人が思ったことはみんな同じことだった。

 『やってみましょうって何をよ。まさか、ここでお浣腸?』
 三人の背筋が一瞬にして凍る。
 でも、現実はその通りだったのである。

 「有村さん、手が空いたらこちらへ回って……」

 桜井先生は廊下で一声かけると、部屋に戻ってベッド脇の壁に
備え付けになっている陶器製の容器にゴムの管を装着し始める。

 「これから何を……」
 千穂が勇気を振り絞って尋ねると……

 「何をって、お浣腸よ。朝のお浣腸を今ここで体験してもらう
の。だって、いきなり寝起きにやったら混乱するでしょう」

 「もう、やるんですか?」
  静香も恐々尋ねる。

 「もうって、何?あなたたちここへはピクニックで来たつもり
でいたの?」

 「…………」

 「……分からなかったら教えてあげるけど、あなた達はここへ
お仕置きを受けに来たのよ。…だったら、お浣腸なんていつでも
いいじゃない。どのみち、ここに来たら何回となくやられること
だもの。慣れとくにこしたことはないわ」

 そんなやりとりをしているうちにも看護婦の有村さんが大きな
ワゴンを押しながら部屋の中に入ってくる。
 「さあ、ここが最後の部屋ね。ここの子たちは、お利口さんに
してられるかしらね。騒いでてこずらせると、後で痛~~いお鞭
だし、粗相すると恥ずかしいですかしらね。覚悟を決めて頑張り
なさいね」

 彼女が押していたワゴンには、石鹸液の入った大きなポットや
紙オムツ、大判タオル、救急箱などこの場で直接必要な物のほか、
ガラス製のピストン式浣腸器やグリセリンの入ったガラス壜まで
もが積み込まれていたのである。

 「さあ、千穂ちゃんから始めましょうね」

 桜井先生がその手を掴もうとすると、千穂は一瞬反射的に体を
よじった。が、抵抗出来たのはそれだけだった。
 他のスチュエーションでなら、絶対にこんなことにはならない
かもしれない。けれど、幼い少女には、この時それ以上の抵抗は
できなかったのである。

 千恵はベッドで四つん這いにされスカートが捲り上げられる。
ただ、無理やり力ずくでそうさせられたというのではない。
 桜井先生はただ号令をかけるだけでよかった。

 「四つん這いになりなさい」
 「スカートをあげて……汚れるからもっと思いっきり跳ね上げ
るの」

 と、ここで、桜井先生は千恵の様子を心配そうに覗き込むお友
だちの存在に気づく。
 「ほら、ほら、あなたたちもよ。自分のベッドで四つん這いに
なるの。あなたたちだって人のことを見物できる立場じゃないの
よ」

 こうして追い払われた幸恵と静香も抵抗らしい抵抗はしない。
自ら進んでベッドに上がると、やはり同じようにスカートに手を
かける。

 「明日の朝からはパジャマ姿だからいいけど、今日のところは
スカートが落ちてくるといけないから自分で持って支えなさいね」

 桜井先生の言葉は千恵には残酷に響いた。これが必死になって
抵抗したあげく何もできなくてこうなったのなら諦められるのに、
こうやって自分のスカートを自分で持ってなきゃならないなんて、
これではまるで自分もこのパーティーに参加しているようで辛か
ったのである。

 「!」
 しかし、そんな乙女の感傷に付き合ってくれるほど大人たちは
暇ではない。
 千恵のショーツが太股へ引き下ろされたかと思うと……

 「!」
 可愛いお尻が二つに割られ……

 「!」
 カテーテルの先がお尻の穴へと挿入される。そこには逆流防止
の為の栓がついていて、まるで固いウンチがお腹の中へと戻って
いくようだ。

 『何よこれ、いやだなあ、この感じ……』
 そんな事を思っていると……

 「!」
 あっという間に千恵の直腸には石けん水の大波が……

 「あっ……いや……嫌……」
 千恵は、思わず声を上げお尻をよじったが、この期に及んでは
すでにどうしようもない。

 「いやあ~~~止めてえ~~~」
 涙声で訴える千恵を、大人たちは……

 「500㏄入ったら、それ以上は入らないから我慢しなさい」

 「出ちゃう、出ちゃう、出ちゃう」
 哀れな声で叫んでも……

 「だから大丈夫だって、栓を抜かない限り、こぼれやしないわ」

 彼女達はすでに隣りのベッドで幸恵を介抱しており、そこから
千恵に声をかけてきた。


 三人に500㏄ずつ平等に石鹸液が行き渡ると、カーテルという
赤い尾っぽを付けた三匹の猿が並んでるように見えて、傍からは
とてもユーモラスだが、もちろん、三人に自分たちがどのように
見られているかなど、かまっている余裕はなかった。

 「うううううううううう」
 「いいいいいいいいいい」
 「ああああああああああ」

 三人それぞれに唸り方に差はあるものの、思いは一緒。
 『こんなところで絶対にウンチはできない』
 その一念で必死に耐え、脂汗を滝のように流し、全身を細かく
震えさせていたのである。

 「みなさん、頑張ってるみたいだけど、そんなに力をいれなく
ても大丈夫よ。今日の場合、あなた方のお尻の穴にはしっかりと
した栓がねじ込んでありますからね。たとえ、気を緩めたとして
もベッドを汚すことにはならないわ」

 三人とも、桜井先生の言葉が聞き取れなかったわけではない。
理解は出来ていた。
 しかし、だからと言ってトイレットトレーニング以来の習慣を
今ここでおいそれと変更できるなんて子は誰もいなかった。時折
襲う強烈な便意には、やはり必死になって肛門を閉じてしまう。
まるで熱病患者のように、全身を細かく震わせ、滝のような脂汗
を流しながら、全員その時が来るまで必死に耐えたのである。


 目の前に置かれた大きな砂時計の砂がなくなり、約束の時間に
なると、三人はベッドから下ろされ、オマルに跨がされて、そこ
で初めてお尻の栓を抜いてもらう。

 「********」
 それが抜かれた瞬間、出てくるのはほとんど水のようなウンチ。
お腹へ入れた500㏄がそっくりそのまま、そこへ戻される格好だ
った。

 「さあ、オマルに全部出しておきなさい。後でお漏らしなんて
恥ずかしいわよ。…………いいかしらね、終わったらテッシュを
使ってから、もう一度ベッドへ戻るの。オムツを当ててあげます
からね」

 桜井先生の声に、三人はベッドへ仰向けになり、女の子の最も
恥ずかしい場所を蒸しタオルとベビーパウダーでいじられながら
オムツを穿かされたのだが、それに抵抗する子は誰もいなかった。
 正確にはさっきのお浣腸で抵抗する気力を奪われていたという
べきかもしれない。

 「あなた方が明日から身につける下半身の下着は、そのオムツ
だけです。それは一度脱ぐと二度と元のようにはなりませんから、
注意してくださいね。それから、Aの子たちは一般のおトイレを
使用できません。おトイレに用のある時はすべて保健室へ行って、
そこのオマルに跨ってもらいます」

 「……お、終わったらどうするんですか?」
 幸恵が小さな声で尋ねると……

 「終わったら、私か有村さん、シスターなんかもいますから、
また今みたいにキレイ、キレイしてから、別のオムツを穿かせて
あげますよ。……どう、楽チンでしょう。あなたたちみたいに、
頭の程度が小学生レベルの子供たちは、オシモも赤ちゃん扱いで、
ちょうど釣り合いが取れてるんじゃなくて………」

 桜井先生の強烈な嫌味に三人は声がなかった。


*****************<4>******

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このブログについて

tutomukurakawa

Author:tutomukurakawa
子供時代の『お仕置き』をめぐる
エッセーや小説、もろもろの雑文
を置いておくために創りました。
他に適当な分野がないので、
「R18」に置いてはいますが、
扇情的な表現は苦手なので、
そのむきで期待される方には
がっかりなブログだと思います。

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