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12/11 これがリアルなわけないだろう!

12/11 これがリアルなわけないだろう!

 「これがリアルなわけないだろう!」
 って、当然、思われるでしょうけど、僕の家って特殊だったの
か『初めてのお仕置き』って、僕の心の中では結構リアルな世界
なんでですよ。

 実は、あのお仕置きを受けた人はそれぞれ違っていて、従兄弟
だったり兄弟だったりするわけで……これを全部一人で引受けた
ってことではないんですが……ハレンチなことが平気(というか
大好き)な母親でしたからね。この人にかかれば『子供はお人形』。
お仕置きなんて何でもありの世界なんです。

 一方父親は、滅多に子供に手をあげたりはしません。ですから、
母親にお仕置きされそうになると嵐をやり過ごす避難所みたいに
なっていました。

 その代わり、父の処へ行くと、かなり年長になってからも、彼、
必ず幼児みたいにして僕たちをあやすんです。
 成長するにつれ、正直『うっとうしいなあ』と思うことも多く
なりますが、それでも実際抱かれてしまうと、すぐに慣れて逆に
甘えてしまいます。このあたりが『お父さんマジック』でした。

 ただ、そうは言っても、兄弟の中で一回もぶたれずに成人した
人もいませんでした。ごくごく稀にしかない事なんで、ぶたれる
とショックが大きくて、その時の事はみんなよく覚えています。

 今にして思うと、うちの親にとって子供はお人形、お仕置きは
レクレーションを兼ねていた気がするんです。
 こんなこと言うと、きっとあちこちから『そんなの不謹慎だ!』
ってことになるんでしょうけどね。うちは過保護、過干渉の親子
でしたからね、教育的にそれが正しかったかどうかは別にして、
『それだけ僕たち親子は距離が近かった』と、思って欲しいんです。

 『お仕置きありがとうございました』
 なんて、もちろん茶番劇ですよ。でも、それはそれで、親子の
スキンシップだったと思ってるんです。

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このブログについて

tutomukurakawa

Author:tutomukurakawa
子供時代の『お仕置き』をめぐる
エッセーや小説、もろもろの雑文
を置いておくために創りました。
他に適当な分野がないので、
「R18」に置いてはいますが、
扇情的な表現は苦手なので、
そのむきで期待される方には
がっかりなブログだと思います。

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