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12/22 ごくごくたまに貼り付けてある絵画

12/22 ごくごくたまに貼り付けてある絵画

 私の、文字ばかりで恐ろしく取っ付きにくいこのブログにも、
ごくごくたまになんですが古典的な絵画が貼り付けてあることが
あります。
 (見たことのある人は大ラッキー。そのくらい稀ですから)

 これは、どれも発表されてから100年くらい経っているから
著作権が切れているだろうというこちらの判断で載せたものです。

 僕自身が自らイラストを描けばそれが一番いいのでしょうが、
僕はおよそ絵というものが描けません。形にならないんです。

 中学時代、美術の授業でメジチ像をデッサンしたんですが、誰
も僕がメジチを描いたと思ってくれませんでした。
 (先生だけが、唯一『ほう、個性的なメジチですね』と褒めて
くれましたが……(^^ゞ……)

 それがトラウマとなって、以来、自分の絵を他人に見せた事は
ないんです。

 そこで、あくまで作品のイメージとして、古典絵画をごくごく
たまに載せてみるんです。

キューピットを折檻するヴィーナス(ワトー)

 この絵もそんな中の一つ。
 『キューピットを折檻するヴィーナス(ワトー)』です。

 キューピットがスパンキングを受けてるという構図は、この他
にもコーヒーカップの絵柄や置物として昔から幾つも製作されて
きました。

 これは、スパンキングが虐待などではなく、家族の微笑ましい
日常として受け入れられていた何よりの証拠でしょう。

 僕は、今の世の中にあっても自分の心に嘘をつかない親に育て
られることが、どんなに立派な能書きや理屈を言う親や教師より
子供を幸せにできると信じているんです。

 理屈で親や教師に説得された子供の多くは、自分の罪をへ理屈
をこねて正当化しようとします。目には目、理屈には理屈という
わけです。

 でも、それは危険なことです。
 正義や良心を忘れて、自己の目的(エゴ)のために振るう理屈
ほど野蛮なものはないと悟るべきだからです。
 ファシズムしかり、オウムしかりでしょう。

 お仕置きは何の理屈も能書きも子供たちに残しません。
 ただ『あいつ(親や教師)が怒ってた』という現実を知るだけ
です。たったそれだけの事を知るために彼らは痛い思いをしたり
恥ずかしい思いをしたりします。しかし、それでも戦争や騒乱や
非行で命を落とすより被害はずっとずっと小さいはずです。

 お仕置きは、
 『まずは、我を見よ!』
 という指導者側の強いメッセージであって、それ以上のものは
ないのです。

 そして、注目した子供の目に、その後の親なり教師なりの生き
様が、一言二言の理屈では語りきれない数々の感化となって心に
残るのです。

 『本人は立派じゃなかったけど、立派な事を言ってくれたので
感化されました』
 なんて子どもは、この世には決して存在しないと知るべきです。

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tutomukurakawa

Author:tutomukurakawa
子供時代の『お仕置き』をめぐる
エッセーや小説、もろもろの雑文
を置いておくために創りました。
他に適当な分野がないので、
「R18」に置いてはいますが、
扇情的な表現は苦手なので、
そのむきで期待される方には
がっかりなブログだと思います。

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