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5/25 母との睦みごと

5/25 母との睦みごと

*)エッセイ(?)


 これ、小学校時代のぼくとお母さんが一緒のお布団で寝る時の
会話例。ぼくの場合は極端だけど……当時は小学校時代を通して
お母さんと一緒のお布団だった子は珍しくなかった。
 だって、僕の友だちたいていそうだもの。

 以下の会話は、あまりに馬鹿馬鹿しくて読むに値しないけど、
お布団の中での睦みごとは僕にとっては大事なひと時。愛なんて
所詮は本人同士の問題で、他人の目からは、馬鹿馬鹿しい行為に
しか映らないものなんだと思います。


 お仕置きのあとで……

 「あなたはまだまだ私の赤ちゃんなのよ。……だからお仕置き
さえ受けたら何でも許されちゃうの。…ん?…こういう抱っこは
嫌い?」

 「嫌いって……べつに嫌いじゃないよ。おかあさんだから……」

 「だったら、お母さんのお言いつけをきいて良い子でいてね」

 「うん」

 「うんじゃなくて、『はい』って言ってちょうだい」

 「はいお母さん」

 「よち、よち、……どうかしら?頭なでなで……お尻よちよち
……こんなことされると、まだまだ気持いいでしょう?」

 「うん」

 「だったら、やっぱり、あなたは私の赤ちゃんじゃない」

 「ぼく、赤ちゃんなの?おむつなんてしてないけど……」

 「そりゃそうよ、五年生にもなってオムツをする子なんていな
いわ。でも、あなたはずいぶん大きくなったつもりでいるけど、
私から見れば、おむつをしていた時と何にも変わらない赤ちゃん
なの」

 「ふうん……」

 「あなたが噛んだ感触が私のおっぱいにまだ残ってるもの」

 「ぼく、そんなことしたの?」

 「したわよ。あなたが覚えていないだけ。……二の腕だって、
もの凄い力でしがみ付くから痣ができて大変だったんだから……
でも、顔を見るとあなたはいつも幸せそうに笑ってた。だから、
お母さん、いつも幸せだったの……ほら、もう一度笑ってごらん」

 「へへへへへへ」

 「『はい、お母さん』って、もう一度言ってごらんなさい」

 「はい、お母さん」

 「よし、よし、いい子いい子。それでこそ、あなたは私の子よ。
あなたのことは、仏様お地蔵様マリア様、その他世界中の色んな
神様に何度も何度も頼んであるの。だから、必ず幸せになれるわ。
何より、こうしてお母さんの愛の中にいるんだもの。少しぐらい
お手々をパタパタあんよバタバタさせても大丈夫なの。お母さん
の愛の中からはみ出ることなんてないわ。不幸になんてなるはず
ないもの。……ん?……違う?」

 「違わない」

 「お母さんにはおんもで言うような難しいことは言わないでね。
お母さんには、こうしている時に『お母さん、大好きです』って
言ってくれたらそれでいいの。わかった?」

 「はい、お母さん」

 「よし、それでいいわ。私にはわかるのよ。あなたがどんなに
一日じゅうはしゃいでいても、夜になれば、必ず私のオッパイの
中へ戻ってくるって……ね、やっぱり私のこと好きなんでしょう?」

 「うん」

 「よし、じゃあ、私もあなたを、いつまでも『よい子良い子』
してあげられるわ。……頭なでなで、お尻よちよち、お背中トン
トン、あんよモミモミ、ほっぺスリスリ……ん?…どうですか?
……嬉しいですか?」
 
 「うん、いつもの事だもん、嬉しいよ」


 ぼくの小学校時代ってこんな感じ。
 その寸前まで、どんなにきついお仕置きされてても、寝る時は
恥も外聞もなくお母さんに抱かれるままに身を任せて、オッパイ
に顔を埋めて毎日毎晩一緒の布団で寝てたんだ。
 精神的な自立なんてまだ先のこと。口の悪い人は、『それって、
親に手込めに合ってるってことじゃん』なんて言うけど、当人は、
たとえ赤ちゃんごっこだったにしても、極めて幸せな時間だった
んだ。ホントだよ……

*********************  

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tutomukurakawa

Author:tutomukurakawa
子供時代の『お仕置き』をめぐる
エッセーや小説、もろもろの雑文
を置いておくために創りました。
他に適当な分野がないので、
「R18」に置いてはいますが、
扇情的な表現は苦手なので、
そのむきで期待される方には
がっかりなブログだと思います。

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