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<僕の小説に抱っこが多いわけ> ~どうでもいい話~

 <僕の小説に抱っこが多いわけ> ~どうでもいい話~

 僕は、こうして好きでお仕置き小説なんて描いてるけど、僕の
子供時代に、こうしたお仕置き体験がたくさんあったのかという
と、実はあまりなかった。
 小説ネタにならないような小さなものはたくさんあったから、
今の基準でみたら大有りなのかもしれないけど……とにかく当時
(50年も前)の隣近所と比べたら、我が家なんて甘やかし放題、
放し飼い状態という感じで、当然、子どもだって山猿だった。
 特に小学校時代が凄くて、五年生六年生になっても、ほとんど
自分の部屋のベッドで寝た事がない。寝るのはいつもお母さんの
布団で抱き合って一緒に添い寝。
 ごはんはいくつかおかずを箸でつまんで遊んでいるうちに……
「ほらほら、いつまでも片付かないでしょうが」という声と共に
スプーンが口元までやって来るから、それをパクリっとやるだけ。
 お母さんとはお風呂も一緒なら、トイレだって一緒で構わなか
った。実はお母さんが座る便座の脇で僕が順番待ちしてた記憶が
何度もあるんだけど、それをお互いが気にしてた記憶がないんだ。
(もちろん、Hな気分なんてさらさらなかった)
 そんな馬鹿親、馬鹿息子だったから、お母さんのお膝にノンノ、
つまり腰掛けて遊ぶなんてことも日常茶飯事。母親の方は重くて
大変だったと思うけど頑張ってたね。とにかく、万事が赤ちゃん
扱い。
 そんなわけで、僕の小説には、主人公がやたら親の膝に乗りた
がったり、あるいは親が子供を膝に乗せたがったりするシーンが
出てくるけど、あれは作者自身の家庭環境が実際そうだったから
それを描いてるだけなんだ。
 僕の小説は、『お仕置き』以外はあくまで自分の経験がベース。
そこでは、『子供はいくつになっても親のお膝に乗りたがるもの、
親は子供をお膝に乗せたがるもの』という固定観念があるので、
こうなっちゃうんです。

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tutomukurakawa

Author:tutomukurakawa
子供時代の『お仕置き』をめぐる
エッセーや小説、もろもろの雑文
を置いておくために創りました。
他に適当な分野がないので、
「R18」に置いてはいますが、
扇情的な表現は苦手なので、
そのむきで期待される方には
がっかりなブログだと思います。

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