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10月28日付

<10月28日>

 私の母は父親が頼りなか
ったせいか私に過大な期待
をかけていて、息子の私は
それが不満だったりするの
ですが、子供時代、二人の
関係がぎくしゃくすること
はあまりありませんでした。
 というか、赤ちゃん時代
から母が私のすべてを支配していて、その愛のプールから私が抜け出
ることはなかったのです。
 朝起きるとまず母の大きな胸が目の前にあって、母が起きたいと思う
時間迄はあんよやお手々、頭や背中、お尻なんかを丁寧に愛撫され
ながら時間を潰します。寝床から起きた後の着替えも洗顔も歯磨きも
朝食も、勿論学校へ持っていく物をチェックするのも、全て母の仕事。
およそ私の仕事で母が手を出さないことは何一つありませんでした。
 それだけじゃありませんよ。学校から帰れば、宿題や勉強の面倒を
全部みますし、家庭教師が来ても同じ部屋で編み物なんかしながら
過ごすんです。お風呂では一緒に入って身体を洗いますし、テレビを
見る時もネンネも当然一緒でした。
 これって、幼児の頃だけじゃないんです。小学校を卒業するまでは
ずっとこんな状態なんですよ。都会の子は笑うかもしれませんがね、
当時の田舎では、母親がこんなサービス(?)をすること自体、そんな
に珍しいことではありませんでした。男の子で、長男で、ちょっぴり
リッチな家庭環境の子だったら、他の家の子もだいたいこんなもの
だったんです。
 そんな親子でしたから、
母は私の心の奥底まで知り
尽くしていました。ほんの
ちょっとした不安や怯え、
怒り…好きになった女の子
なんて私がそう感じ取る前
に母の方が察知してしまう
くらいで…(本当ですよ)。
だからこの人からお仕置きされても心が傷ついたなんて思わない
んです。

*)
<左上>
http://img.bdsmbook.com/galers/sound_punishment/019/pic_1.jpg
<右下>
http://www.redstripefilms.com/affilgalleries/2011/gal50/images/Image30.jpg

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tutomukurakawa

Author:tutomukurakawa
子供時代の『お仕置き』をめぐる
エッセーや小説、もろもろの雑文
を置いておくために創りました。
他に適当な分野がないので、
「R18」に置いてはいますが、
扇情的な表現は苦手なので、
そのむきで期待される方には
がっかりなブログだと思います。

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