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駿 と 由梨絵 の 物語

駿由梨絵物語

 < 第 5 話 >

 シボレーは山を降り、街中を抜けて、小麦畑が続く校外の道へ
……

 かれこれ一時間ほど走ると、やがて前方にチラチラ白いものが
見えてきた。

 『何だろう?』
 駿君が思っていると……

 その白いチラチラしたものが、実は長い長い白壁だとわかる。
 そして、防風林の林を抜けると、お屋敷という名前がぴったり
の建物が、彼の目の前に忽然と現れたのだった。

 『何もしてないのにいきなり門が開いた』
 駿君の驚きをよそに、天を突くような巨大な鉄柵が開いて車は
敷地の中へと入っていく。

 さらに10分ほどドライブを楽しんだあげくに到着したのは、
20台のもの車が一度に泊められる広い広いガレージだった。

 「さあ、着いたよ」

 小学生にとって約一時間の通学はけっこう長い。
 通いなれた由梨絵は退屈な時間から開放されて一目散に玄関の
方へと駆けて行った。

 これに対し駿君は、久しぶりの小旅行がよほど楽しかったのか
顔が少し上気して笑顔だ。そして下車したあとも名残惜しそうに
乗ってきたシボレーや居並ぶ外車たちを振り返っていた。

 「自動車が好きかい?」

 「やっぱり伯爵様はお金持ちなんですね」
 彼には珍しく元気な声が響く。

 「どうして?……こんなに沢山の車を持っているからかね?」
 「はい」
 駿君は目を輝かせる。

 「(ははは)これは売り物だよ。これが私の今の商売なんだ。
今の世の中、伯爵様では食べていけないからね。昔の伝を頼って
中古外車を売りさばいて商売しているんだ。でも、さすがに君は
男の子だな。由梨絵なんか、ここにある車が全部入れ替わったと
してもまったく気づかないよ。そのくせ、胸に挿したハンカチの
折り目がほんのちょっと変わっただけでも気づく。髪型とか衣装
にはとても敏感なんだ」

 伯爵は駿君の小さな肩をだいて裏玄関から家の中へ。

 実は、この家には表玄関が別にあるのだが、そこを使うのは、
大事なお客様がみえた時だけ。駿君もお客様といえばそうだが、
まだ子供なので正規の玄関は使わせてもらえない。それどころか
伯爵様でさえも日常生活ではこの裏玄関から出入りするのが普通
だったのである。

 もっとも『裏玄関』といっても庶民の家にある勝手口のような
ものではない。まるで老舗旅館のような落ち着いたたたずまいの
入口は、広さだけでも庶民の住宅なら5倍6倍はゆうにあろうか
という立派なものなのだ。

 さて、その玄関先で……

 「お帰りなさいまし」
 「お帰りなさいまし」
 「お帰りなさいまし」
 異口同音に挨拶する女中たちに混じって一人の婦人がその女中
たちの前に出てきた。

 彼女は伯爵が持ち歩いていた小さなかばんを受け取ると、主人
の腰のあたりに見え隠れする少年の姿に気づく。

 「あら、珍しい。お客様ですのね」
 彼女は笑った。

 「こんにちわ、野上駿一といいます」
 緊張して奥様に挨拶する駿君。

 「由梨絵のクラスメイトだ。今日はここに泊めるから、面倒を
みてやってくれ」

 「さようでしたか。はい、承知しました」
 奥様はそう言って、二人を奥の居間へと案内する。

 もちろん、伯爵にしてみたらここはご自分の家なのだから案内
などそもそも不要なはずだが、そこが旧家の奥ゆかしいところ、
まるで初めてお見えになったお客様のような扱いで、二人は長い
廊下を進んでまずは居間へと向かう。

 『えっ!?』
 駿君は、長い廊下を進むうち、あることに気づいた。

 玄関を上がった時、そこは洋風の建物だったはずだが、それが
長い廊下を渡るうち、いつしかそれが和風のしつらえに変わって
いるのだ。

 どこから変わったのか、戻ってみたくなって後を振り返ったが、
分からなかった。

 伯爵家は、江戸時代にはお殿様だったお家柄。お城は手放して
しまったが、今、御住まいのお屋敷だって庶民サイズではない。
古くて、大きくて、とにかく迷子になりそうなくらい広いのだ。

 もちろん江戸時代に建てた当初は純然たる日本建築だったはず
だが、明治の頃にその時代の潮流にあわせて改築。その後は何度
か手直しして、今は玄関のあたり三分の一が洋館という和洋折衷
の造りになっていた。

 駿君は日本庭園の中庭が一望できる落ち着いた造りの居間へと
通される。
 畳敷きの広間に厚いペルシャ絨毯が敷かれ、年代物のソファが
置かれた大人の空間。ここでも和洋折衷のつくりだった。

 大きな窓越しに見る景色は、雪見灯篭が苔むし、築山の紅葉は
まだ時期的に蒼くて、池では大きな錦鯉が跳ねている。鹿威しや
水琴窟の音が心地よく大人には落ち着ける場所になっていた。

 広い居間では先ほどから子供たちの家庭教師や伯爵の古い友人、
妻の踊りの師匠などに混じって由梨絵までもが大人会話を楽しん
でいる。

 そんな大人たちの会話の中にあって新参者の駿君だけが蚊帳の
外。あくびを連発しながら、どこかつまらなさそうに大人たちの
会話を聞いて時間を潰していたのだ。

 ところが、そんな彼が唯一興味を示したものがあった。
 それは中庭に隣接するトイレを借りた時のこと。

 用を足し終え、手を洗おうとすると、その手水の水が玉砂利に
落ちて高い音を響かせるのだ。
 どうやら地中から響く水琴窟の音には興味を示したみたいで、
その不思議な音に対してはしきりに聞き耳を立てていたのである。

 駿君が居間へ戻ると、その間にお茶とお菓子が運ばれていた。

 「オヤツにしよう」
 伯爵に誘われて……

 「はい、……えっ、これ全部食べていいの」
 駿君の目が輝く。
 そこは11歳の少年、久しぶりに見せる子どもらしい顔だった。

 すると、この部屋にいた大人たちの顔が一様にほころぶ。

 大きな鉢に山盛りに盛られたお菓子は庶民感覚ではごく自然な
光景に映るが、これは、今がフランクな人たちの集まりだからと
いうことで仕掛けた伯爵の演出。普段のお茶会でなら、お菓子は
一人分ずつお皿に取り分けられて出てくるのが常識だったのだ。

 駿君の場合も、寄宿舎でのおやつは小皿に盛られて一人分出て
くる。だから目の前にある大鉢を見てこれが自分一人分と勘違い
したのだった。

 「どれでも好きな物を好きなだけ食べればいいよ。もっとも、
クッキーとチョコレートとチーズ……どれも、寄宿舎で食べてる
だろうから珍しくもないだろうけど、よかったらお食べなさい」

 そんな勘違いをそのままにしてお菓子を勧めたのは合沢広志と
いうスキンヘッドの紳士だった。
 彼はもともと家老の家柄で、伯爵からみれば臣下筋に当たるが
伯爵とは馬が合うのか幼馴染としてずっと親友だったのである。

 伯爵も勧めて、駿君はようやく菓子鉢に手を伸ばす。どうやら、
ここにはこれ以外にお菓子の皿はなく、誰もが自由にお菓子鉢に
手を伸ばしていいのだと気づいたみたいだった。

 すると、それはとても嬉しそうで美味しそうだったのである。

 「そんなに美味しいかい?」

 「はい、とても……」

 「でも、これはいずれもあの修道院の特産だからね、君だって
オヤツに食べたことがあるんじゃないのかい?」

 「えっ!?あれ、そうなんだ……だけどオヤツに出てくるのは
全部形が崩れてて包装紙にも包んでないし、こんな風にちゃんと
したものは食べたことないんです」

 「なるほどオヤツには製品にならなかった物が出てくるのか」
 「おやおや、かわいそうに」
 「おそらく味は変わらんだろうが、見た目も大切な味の一部と
いうわけだな」

 大人たちは穏やかに笑っている。
 その笑顔のままに合沢氏が駿君に尋ねた。

 「時に、君は学校では有名な作曲家なんだろう?……たしか、
本も出してるよね。ピアノの練習曲を集めたやつ……」

 「あれは違うんです。僕が作ったメロディーラインをピアノの
安藤先生が編曲してくださったんです。だからあれは安藤先生の
ご本で……あれはたまたま口づさんだ僕の鼻歌なんです」

 「おい、おい、小学生の台詞じゃないな。ずいぶんとしっかり
した言葉で謙遜してくれるじゃないか」

 合沢氏が天井を向いて笑うと、踊りの師匠の柳原女史が……

 「ああ、思い出したわ。あなた、給費生の野上君よね。確か、
曾御爺様は道庵先生」

 「道庵って……蘭方医で初めて御殿医となった……あの」

 「そうですよ。この子はあの道庵先生のひ孫です。……伯爵も
当然、ご存知ですよね。先々代の恒明様が家臣の反対を押し切る
形で抜擢されたと聞いております」

 「時代がずれているから先生に直接お会いしたことはないが、
もちろん知ってるよ……そうか、この子がそうなのか」
 伯爵は感慨深げだった。
 
 「何だ、それでこんなに利発なんだ。いやね、先ほど水琴窟を
あれこれ調べていた時からただ者じゃないなと睨んでたんだ」

 「おやおや、そんなことわかるんですか?」

 「わかるさ、自分に自信のある者は視線が鋭く目の輝きが違う
からね、会ってすぐにわかるんだ。それにまだ小学生ぐらいだと
知識も体力も大人にはとうてい及ばないから、大半の子が大人と
対峙する時、どこか弱腰になるものだが、彼にはそれが見えない。
私が彼に何か質問しようとして視線を送ると、彼の目は自信に
あふれていた。こんな子が優秀でないわけがないじゃないか」

 「さすがに上場企業の社長さんともなると違いますわね、人を
見る目がしっかりなさっておいでですわ」

 「多くの人と接する機会が多いとそうしたことは誰でも自然に
身に着くみたいだな。……どうなの?先生はもっと昔からこの子
をご存知なんでしょう?どんな印象でしたか?」

 「私もそうした意味ではプロですから、初めて入った教室でも
ひとあたり見回せば、このクラスでどの子とどの子が5を取って
いるかはわかります。でも、この子の場合は、もっと凄くて……
子猫の群れの中に一匹だけトラの子が混じってるって感じでした」

 大人たちの会話に、駿君、居心地が悪くなったのだろう。
 「僕はそんなに凄い子じゃありません。テストだって間違える
し、廊下を走って先生に叱られるし、図工の粘土細工は下手だし」
 慌てて自分の欠点を並べ始めた。

 実際、駿君にしてみたら、何もしないで自分がこの位置にいる
ように思われているのは心外だった。僕だって人並み以上に努力
してこの場所にいるんだから、僕は特別な能力を持っていないし
天才でもない。という思いがあったのだった。

 「ははは、ずいぶん謙遜するじゃないか、僕もあそこに載って
いた曲をピアノで弾いてみたけど、どれも美しいメロディーで、
子どもの練習曲としてはなかなかのものだったよ。ちょうどいい、
ここにもピアノがあるから弾いてみてくれないか」

 伯爵様からのお誘い。でも、その希望には答えられなかった。

 「えっ!それはできませんよ」

 「どうして?恥ずかしいの?それとも大作曲家の先生としては、
アップライトじゃいけないのかな?音楽室にはグランドピアノも
あるよ」

 伯爵が茶化すと、駿君からは意外な言葉が返って来た。

 「だって、僕、ピアノは弾けないんです」

 「?????」
 これには伯爵だけでなく、奥様も由梨絵の家庭教師も執事も、
そこにいた大人たちの目が一斉に点になった。

 それを由梨絵が説明する。
 「だって駿君はピアノなんて習ってないもの。学校で習ってる
器楽はフルートだけ。それも恐ろしく下手くそなんだから。譜面
どおりに弾いたの聞いたことないんだから……」

 「あらあら、そうなんだ。でも、お玉杓子は書けるんだろう?」

 伯爵の疑問に今度は本人が答える。
 「簡単な和音くらいは知ってますけど、作曲の勉強なんてした
ことないし、先生がやってみなさいって言うから交響曲を作って
みたけど32小節の総譜を書くのに一週間も掛かっちゃったから」

 駿君は苦笑する。

 「でも、それって凄くないかい?君はまだ小学生なんだから」

 「わかんない、だって、作曲はやろうと思ってやってるんじゃ
なくて、勉強してると自然に頭の中でわいてくるからそれを書き
留めてるだけなんだ。詩も絵もみんな勉強時間に一緒に創るの」

 「ほ~~二束のわらじならぬ五束のわらじで勉強してるんだ。
勉強してる最中に作曲も詩作も絵も描いちゃうのかい?」

 「そうだよ。国語や算数をやりながら、頭に浮かんだらそれを
雑記帳に書くんだ。そして、その落書きだらけの雑記帳が教科の
ノート代わりもなってて、音符やイラストや詩の一節を見ながら
教科の内容を反芻させて覚えていくの。とにかくすべてが一体に
なって頭の中を回ってるから、算数だけ国語だけっていう勉強は
苦手……というより僕には最初からできないんだ」

 「凄いな、五感全てを使って覚えちゃうんだ。でも、それでは
時間のロスが大きいんじゃないのかね」

 「そうかもしれない。でも仕方ないんだ。普通に勉強してると
すぐに眠くなって寝ちゃうから……僕は同じ教科を五分以上続け
られないからこうして勉強してるんだもん……」

 「他の事と一緒になら続けられるんだ?」

 「そういうこと……先生がよく言ってる。僕が勉強しているの
を見てると、まるでコントか独り漫才みたいなんだってさ」

 「なるほど……じゃあ、さぞ賑やかなんだろうね」

 「みたいだね……ただ、お前がいると他の子の迷惑になるから
って、自習室を追い出されちゃって、今は地下室でやってるの」

 「地下室?じゃあ、寒いだろう?」

 「寒いよ。床も壁もコンクリートだから……でも、ほかの子に
迷惑かけられないもの。それに、あそだったらどんなに騒いでも
苦情がこないから、僕も気が楽なんだ」

 駿君はまるで他人事のように語るが、それって伯爵にしてみる
と興味津々だった。そして、その様子をぜひ一度見てみたいと思
ったのである。

 「さてと、それでは子どもたち。二人は、まず宿題を済ませて
しまおうか」

 伯爵が提案すると由梨絵からたちまち不満の声があがった。
 「え~~~オヤツ食べたばっかりで、もう、勉強するの。私、
見たいテレビあったのに~~~だってえ~~今日は家に帰るのが
遅かったから見逃しちゃうよ」

 「何言ってるんだ。家に帰ったらまず宿題をすませてしまうの
が当たり前じゃないか。テレビより宿題が優先なのはどの家でも
同じだよ。何よりお前は給費生なんだから、みんなの模範になる
ように行動しなくちゃ」

 「え~~~そんなこと言ったって、給費生はおじ様が無理やり
……」
 由梨絵はなかなか引き下がらない。こんなことは珍しかった。

 「無理やりというのはひどいな。私は、お前に選択肢を出して
どうするねって尋ねたはずだよ」

 「だってあれは……」

 「『あれは』何だね」
 伯爵が意地悪に問いかけた。

 「だって、あの時はおじ様が、『給費生になってここに残るか、
それとも施設に戻るか』って、怖い顔で言うから……だって私、
がここに来たのは3歳の時だもん。施設のことなんか何も覚えて
ないし……ここに残るしかないと思って……」

 「だったら、頑張らなくちゃ。お前を給費生にするについては
こちらも沢山の本を買い揃えたり、ニーナ先生の他にも家庭教師
の西條先生をお願いしたり……どっかの甘えん坊さんのために、
私のお膝だって貸してあげてるじゃないか」

 「…………」
 由梨絵は頬を赤らめると下を向く。
 『おじ様のお膝』にはすぐに反論の言葉が浮かばなかったのだ。

 おじ様のお膝は、一般的に言うとパパのお膝と同じ、揺り篭と
同じ意味になる。

 由梨絵はこの膝の上で、文字を覚え、計算をし、ピアノを弾き、
絵を描いて大きくなった。
 世界で唯一、甘えられるだけ甘えられる場所。彼女にとっては
どんな参考書や家庭教師より大事な居場所だったのである。

 3歳でこのお屋敷に連れて来られた由梨絵にとってそれ以前の
記憶はほとんどない。気がつけばおじ様のお膝にいたという感じ
の人生だ。

 そして、それは今でも続いているのだから、彼女に施設へ戻る
という選択肢があろうはずがなかったのである。

 「そうだ、せっかくだから今日はお前の部屋でやろう。由梨絵、
お前も駿君と一緒に勉強してみたらいいじゃないか。お前だって
駿君の勉強してるところを見てみたいだろう?」

 由梨絵は伯爵の提案に目を白黒させて……
 「えっ!?……私は別に……そんなこと……」
 と、否定したつもりだったが……

 「そうだ、それがいい。そうと決まれば俊君の机も用意しない
とな……お前たちは先に部屋へ戻ってなさい。すぐに駿君の机も
運ばせるから」

 伯爵が家の者にてきぱきと指示しているのを由梨絵は困惑した
表情で見ていたが、それも長続きはせず……

 「はい、そうします、おじ様」
 結局は妥協することになった。

 実際、良家の子女は「はい、お父様」という言葉は教わっても
「いやです、お父様」という言葉は教わらないと言われるほど、
両親には従順に従うよう幼い頃から躾けられている。
 由梨絵のこんな対応も当時の常識からすれば当たり前と言えば
当たり前だった。

 「こっちよ」
 男の子をまだ一度も自分の部屋に招きいれたことのない由梨絵
は、何だかがっかりした表情で立ち上がると、目があった駿君に
上から目線で指図する。

 「はい」
 駿君は大きな菓子鉢の中に手を突っ込んでから立ち上がりると、
ポケットを膨らませてから部屋を出て、彼女の後に着いて行く。

 暗い廊下の進み、突き当たりの部屋。

 「入っていいわよ」
 ドアを開けると南向きの窓から明るい日の光がさしていた。

 初めて入る同年代の女の子の部屋に緊張する駿君。
 その顔はちょっぴり不安そうだった。

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tutomukurakawa

Author:tutomukurakawa
子供時代の『お仕置き』をめぐる
エッセーや小説、もろもろの雑文
を置いておくために創りました。
他に適当な分野がないので、
「R18」に置いてはいますが、
扇情的な表現は苦手なので、
そのむきで期待される方には
がっかりなブログだと思います。

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