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10月4日付

<10月4日>

 私は小説(そんな大層なものではあ
りませんが)を発表するようになって
からというものほぼ一貫して女の子を
主人公としてきましたが、実は、私が
この趣味を始めた頃の対象者は男の子
でした。

 初恋のお相手が同級生の弟だったの
です。私は彼の家に遊びに行くと何も
知らない兄を尻目に「分からないことは教えてやるよ」などと図々しい
物言いで彼を膝に抱いては鉛筆を握るマシュマロのような手を包み
込み、頬にたなびく産毛をそっと吹いてみたり、半ズボンから伸びた
太股を揉んだり撫でたり時には自分の太股で揺すってみたりとやり
たい放題です。明るく愛らしいその子が膝の上にいる時が私の至福
の時間だったのです。

 次に好きになったのもやはり11歳の男の子。品があり、プライドが
あり、その顔は大人になりたいと願って凛々しい。
 でもそれでいて時折見せるどこか物憂げな表情が子どもを感じさせ
て私の心を締め付けます。

 当時私は中学生。ただ家が近いこともあって、事情が許す限りその
子の校門で『出待ち』までして一緒に帰りました。

  『一緒に帰りました』(右の写真は別人デスヨ)
 (`Д´≡`Д´)??いえいえ、これは正確な
表現じゃありませんね。実は私、その子に声を
かけてお近づきになれたわけではないのです
から…
 ☆ヽ(∇⌒*)よろしぅ♪

 どう声を掛けていいかわからずじまいでした。
(相手にされずです)

 ですから……『その子の帰り道を毎日つけて
いた』というのが正しいでしょうね。要するに
ストーカーだったわけです。

 でも、楽しかったなあ、あの子を見ていると
それだけ癒されましたから(’-’*)♪

 ある日その子がバスの中で色鉛筆を落とした
のを見て自分でも驚くほどのスピードで拾いに行きました。……そして
「ね、これ、くれないか?」って……ひゃあヽ(≧▽≦)ノバカですね~

*)
<左上><右下>
記事とは無縁の共に男の子の写真です。
このお二人さんもすでに成人しています。

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このブログについて

tutomukurakawa

Author:tutomukurakawa
子供時代の『お仕置き』をめぐる
エッセーや小説、もろもろの雑文
を置いておくために創りました。
他に適当な分野がないので、
「R18」に置いてはいますが、
扇情的な表現は苦手なので、
そのむきで期待される方には
がっかりなブログだと思います。

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