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< 第 3 話 >

 前にもお話ししましたけど、僕たちの学校(幼稚園から中学校まで)
には同じような境遇の子供たちしかいません。だから…
 「幼稚園いきたくな~~い」
 なんて泣いてだだをこねる子はいなかったみたいです。(本当はいたの
かもしれないけど僕の周囲ではそうでした)
 巷の子にとって幼稚園や学校は家庭とは違う特別な処(パブリックな
場所)なんでしょうけど、僕たちにとってそこは近所の公園にでも遊び
に行くような気安さでした。そもそも、お家に残っていても誰もいない
んだから家に残っている方がよほど寂しいわけです。σ(^^)
 ママは学校へ行っちゃいますし、お父様やお母様の処へは、当番の日
以外こちらから会いに行くことはできませんからね。それに比べれば、
学校や幼稚園はママと一緒ではないにしてもママとの距離はこちらの方
がぐっと近いわけですよ。∈^0^∋
 それに、みんな赤ちゃん時代から学校には通い慣れていますからね。
親しみもあるんです。(∩.∩)
 えっ?赤ちゃんが勉強するのか?
 そうじゃありませんよ。(^◇^)
 僕は今でこそ11歳だけど、ママは11歳の僕をお父様やお母様から
預かったんじゃないんです。ここは基本的に里子を中途採用しませんか
らね、ママはみんな3歳までに子供を預かるんです。
 物心つく前から育てないとなつかないというのがその理由らしんです
が、そうなると赤ちゃんを家にお留守番させるわけにはいかないわけで、
先生は赤ちゃんを連れて登校することになるんです。
 そして、赤ちゃんも一緒に教室へやって来て教壇脇に置かれたベビー
ベッドの中でママの授業を聞きます。赤ちゃんの見上げる天井にはメリ
ーゴーランドが回ってるけど、赤ちゃんが泣けば授業は中断。ミルクを
与えたりオムツを換えたり……どうしても泣きやまない時はおんぶして
授業することだって……どうです、アットホームでしょう。(*^_^*)
 保育園を作ればいいじゃないかって?
 ところがそれがだめなんです。女王様が許さないんですよ。∈^0^∋
 女王様って?
 巷で言う市長さんみたいな人。この街の管理人。でも、もっと偉いか。
(∩.∩)……この街を創ったのがその人のお婆さまで、三代目も絶対君主
みたいなものだからみんな女王様って呼んでるんです。

 彼女曰く、『孤児だからこそ、人並み以上のスキンシップが必要なの』
という考えの持ち主でね、預かった子供を一日の大半他人に任せるなん
て許さないんですよ。
 おかげで、僕に限らずどの子もそうだけど、赤ちゃん時代から学校に
通ってるってわけ。僕の場合も、物心ついて最初に覚えてる風景は教室
だった。(*^_^*)
 2歳位じゃないかと思うんだけど、教壇に立つママの足にしがみつき、
邪魔にされると助教師の先生に遊んでもらってた。その頃はよもやこの
人が自分の手の甲に熱い蝋涙を落とす怖い人だなんて知らないからとっ
ても仲がよかったんだ。
 いや、今でも仲はいいんだよ。学校の授業で分からないことはみんな
彼女が膝の上で教えてくれるんだ。お膝に抱っこして頭を撫でながらね。
とにかくここでは厳しいお仕置きをするため普段は徹底的に甘やかして
るんだ。
 「厳しいお仕置きが子供を立派な大人へと成長させます。鞭を惜しめ
ば子供はダメになります。しかしそのためにはその何倍も愛情を持って
子供を抱いてあげなければなりません。そうでないと、そのお仕置きは
子供の心には伝わりません。子供の心に伝わらないお仕置きは虐待です」
 女王様がママたちにそんな訓辞をしていたのを小耳にはさんだことが
あります。
 ある日、その女王様に「ママは優しいですか?」と尋ねられたから…
 「僕のママは世界一優しくて、世界一怖い人なんだ」ってと言うと、
女王様は笑って…
 「親子なんだからそれが当たり前ね」
 だって……
 ま、そんな事情だから、どの子も普段は「学校に行きたくな~~い」
なんてだだはこねないんだ。
 とはいっても……例外もあるか。(^^ゞ
 学校へ行ってしまうと何かの事情でお仕置きされそうな時なんか…
 「病気になっちゃおうかなあ~~」
 なんて悪魔のささやきに心を揺り動かされることもあるんだ。>^_^<
 ただし、仮病がバレちゃうと、うち(亀山)はただじゃすまない。
 前に話したけど、女の子なんか下半身素っ裸のさらし者にされたうえ、
堂々と性教育の標本にされちゃうんだから……もちろん、今なら(当時
だってそうか)当然のごとく『児童虐待』なんだろうけど、うちの場合
は自分の全てをさらけ出した女の子もその後はあっけらかんとしていた。
 嘘じゃないって、ホントだよ。(^◇^;)
 ごく幼い頃から、何かと言えば『お仕置き』『お仕置き』で…しかも、
頻繁に裸にされてきたから、正常な羞恥心というものが、この頃はまだ
備わっていないみたいだった。
 もちろん、小学校も高学年になれば羞恥心というのは自然に芽生える
んだろうけど、『お決まり』(規則のことをうちはこう呼ぶんだ)だから
仕方がないとか、ママや先生、司祭様が命令するんだから仕方がないと
思っちゃうんだ。そっちの方が心の中でははるかに重くて、心の底から
沸き起こる自然の摂理はまだまだ簡単にはね除けられてたみたいだっだ。
 僕も幼い時から女の子の陰部を色んな機会に観てはきたけど……
 「すっごく興奮したなあ~~(◎-◎;)」
 なんてことは一度もなかった。ここが『ヘブン(楽園)』って言われる
のはそういうことなのかもしれないなあって、今になって思います。
 だいたいそうでないとそんな大きな子を素っ裸にして外に立たせられ
ないよね。きっと……(∩.∩)
 そうそう、そんなHなこととの関連してなんだけど、ママはよく僕に
フェラチオをやっていました。(^◇^;)
 !!!(◎-◎;)!!!
 わあ、また、驚かしちゃったかなあ。でも、ホントなんだよ(∩.∩)





< 第 4 話 >

 僕のママは僕が幼い頃、お風呂から上がるとタオルケットの上に僕を
ゴロンとやって軽く水気を取ったあと、ほっぺたと言わず、おっぱいと
言わずキスしまくるんだ。
 それこそ頭のてっぺんからつま先までぜ~~ぶ。
 で、当然その中にはオチンチンも含まれていたってわけ。(*^_^*)
 ま、これも亀山独特のスキンシップの一環ってことだろうけど、結構
長い時間やってた。僕の方もそんなの嫌いじゃなかったからキャッキャ、
キャッキャって笑ってた。
 五分くらいもやってたと思うよ。茜にも同じようにやってたけど僕の
方が長い時間やってたね。
 特にオチンチンは口の中に入れちゃったこともあったもの。
 \(◎o◎)/!
 びっくりした?(^_^)bだから、フェラチオだろう(^◇^)
 実はこれ、幼稚園の頃までで小学校に通うようになったらやめてしま
ったんだ。僕はその後もやって欲しかったんだけど……(*^_^*)
 それからは、ほっぺとおっぱいとお臍とあんよだけになっちゃった。
 もっともこちらの方は六年生までずっと続いたけどね。
 \(◎o◎)/!
 何だ、またびっくりしてるの?(^◇^)
 だから言ってるだろう。僕たちは13歳までは赤ちゃんなんだって…
 愛されるんだって、赤ちゃんみたいに愛されるんだ。
 生意気な言動はそれだけでお仕置き。『そんなこと恥ずかしいから嫌』
なんて主張するのもダメ。大人たちに愛されたら素直に喜ばなきゃいけ
ないんだ。亀山で暮らす子供の義務なんだ。
 だから、大きくなると『こんなのイヤだなあ』って思うことはたくさ
ん出てくるけど、大人たちには絶対服従だろう。イヤイヤながらやって
いるとそのうちに、また気持ちよくなってきたりして……(^^ゞ
 それってひょっとして性に目覚めたからだったりするの?…(@_@;)
 かもしれない。(^○^)
 でも、オチンチンが大きくなったことは一度もなかった。
 実を言うとね、僕は男の子だったからあまり関係なかったけど女の子
たちはお仕置きを利用して少しだけエッチな感情を引き起こさせる訓練
を受けてたみたいなんだ。
 スパンキングというのは女の子たちにとっては性の目覚めには有効み
たいだよ。(^ニ^)
 僕たちのお父様やお母様は里子である僕たちに大学まで出してくれた
からそりゃあ感謝してるけど、その代わりというか日常生活ではエッチ
なことも結構あったんだ。13歳まで赤ちゃん扱いというのもそうした
事と無縁じゃなかったと思う。
 ただね、お父様たちの事情はともかく、そこに暮らした僕たちはその
事を恨むとか問題視するなんて気持はまったくなくて、今振り返っても
子供時代は純粋に楽しかったなあと思ってる。
 それに女の子はそんな地ならしがあったからその後結婚した相手とも
概ね良好な関係を維持しているみたいだし、一時週刊誌でここのことが
騒がれて、私たちのことを『子供妾』とか『青髭館』だなんて言われた
ことがあったけど、僕たちはそれは当たらないと思ってるんだ。
 どうして?(◎-◎;)
 だってお世話になったお父様やお義母様を今でも愛してるもの。σ(^^)
 お父様たちにたとえいくらか下心があったとしても、それは僕たちに
は関係ない事なんだ。だってそうだろう。いくらお金持ちだからって、
それだけが目的ならもっと安直な方法がいくらでもあるはずで、こんな
大金をつぎ込んで、しかもこんな山奥へ移住までするんだよ。
 なるほど(◎-◎;)
 お父様たちは本当に子供たちが好きだったと思うよ。それって身近に
いた僕たちが一番感じることだもん。それにもっと辛辣なことを言わせ
てもらうと……
 大人っていうのはもともと性欲を心の中に持って子育てしてるんだか
ら、その影響がまったく出ない子育てなんか期待しちゃいけないと思う
んだよ。もしそんな綺麗事を徹底して求めたら、この先誰も子供なんて
作らないんじゃないかなあ。(^_^;
 子供がある側面では親の性の玩具であるというのは他人には言えない
隠れた心理だもの。当事者でもない評論家が人間の本性を否定してお為
ごかしや綺麗事だけで子育て論を語ってもどこかおかしい気がするんだ。
 昔、僕が少し大人に近づいた頃、お父様やお母様の愛撫にそれまでの
様に笑えなくなったことがあったんだけど、その時、ママがね……
 「何故笑わないの。笑いなさい。それはあなたを育ててくださってる
お父様お義母様へのあなたの義務なの。子どもは勝手に笑う権利がある
だけじゃなくてお父様の為に笑わなければならない義務だってあるんだ
から……」
 こんなこと言われたことがあった。その時は随分ぶすっとしたけどね、
それも今ならママの気持が分かるんだ。
 もちろんお父様お義母様が僕たちに求めたのはHなことだけじゃない
よ。僕たちは幼い時から数多くの習い事をさせられていたけど、それは
僕たち自身のためというより、お父様やお母様のためだったんだ。
 僕たちはお父様たちの前で楽器を演奏したり、古典詩を朗読したり、
バレイや日舞を舞ったり、できあがった絵や満点のテストをみせたり…
何でもいいんだけどね、お父様たちにしてみれば子供が一生懸命やって
いる姿を見て触れてそのエネルギーをわけてもらいたんだ。
 育ててもらう事と若いエネルギーを浴びる事。親子はそのギブアンド
テイクで成り立ってる。性の問題だってその一つじゃないのかな。要は
親の愛と理性さえしっかりしていればそれだって構わないはずだよ。
 ははははは、ごめん、ごめん、また脱線してしまった。(^◇^;)
 じゃあ、心の傷なんてない?(-.-;)y-゜゜
 あるかもしれないけどわからない。お当番の日はお父様のお家でお泊
まりなんだけど寒い時期は女の子もパンツ一丁で寝かされるんだ。
 ???寒いのに?(?_?)エ?
 熱い時期は体に掛かったお布団をはね除けてしまうからお腹を出して
寝冷えしないようにパジャマを着させられるけど、寒い時期というのは
タオルケットや毛布なんかで寝袋みたいになって一緒に寝かされるから
ほとんど裸同然でお父様やお母様に抱っこされて寝むるんだ。
 女の子も?(@_@;)
 もちろん。おっぱいが大きくなってお尻が出っ張りはじめて、お臍の
下がもじゃみじゃし始めても、お家では赤ちゃんは赤ちゃんだもの。
 しかも、そのお布団の中でお父様もお母様もやたら僕たちの体を触り
たがるんだ。きっと湯たんぽ代わりにしてたんだと思うけどね。そんな
時だね、僕がほんのちょっぴり変な気持を感じたことがあったのは……
 でも、だからって、週刊誌の記事は大仰だよ。『妊娠した』『堕胎した』
『裏山に水子供養の墓』そんなことあるわけないじゃないか。(^◇^)




< 第 5 話 >

 うちは14歳になってやっと赤ちゃんを卒業できるんだ。
 なるほど、晴れて一人前と認められるんだね。∈^0^∋
 そんなわけないじゃないか。日本の成人は二十歳なんだからそれまで
は相変わらず子供扱い。赤ちゃんを卒業したと言っても少年少女として
認められただけなんだ。
 しかもそうなるためには厳しい試練を受けなければならないんだ。
 試練?…それって成人になるための儀式みたいなものなの?(?_?)
 そう、そんな感じ。これまでやって来た悪さや怠け癖、おいたや規則
違反、お友だちとの仲良し違反(喧嘩)なんかをぜえ~~んぶ新(さら)
にしてもらうため、13歳最後の日にとびっきりのお仕置きを受けなけ
ればならないんだ。
 でも、いつもよい子だったら問題ないんだろう。(*_*)
 そんな子いないよ。(^○^)
 どんなに良い子だって叱られるようなことは一学期に何度もあるもの。
それが子供の宿命だし当たり前なんだ。逆に一学期に一度も叱られなか
ったとしたら、その方が問題だよ。
 どうして?(?_?)エ?
 どうしてって、そんな子は存在感がないだろうし、自分の個性も発揮
できてないだろうからね。大人たちから愛されない不幸な少女ってわけ
さ。
 お仕置きはそれを受けたから悪い子で受けなければ良い子って事には
ならないんだ。人間やりたいことをやっていれば壁にぶつかるし事故も
起きるけど、それを未然に防いだり被害を極力小さくしたりするのが愛
だしお仕置きなんだもん。そもそもお仕置きは愛の一部なんだから適度
に受けるのはその子が健全に育っている何よりの証拠なんだ。
 なるほど(・o・)
 この13歳の禊ぎの会には普段は呼ばれない僕たち男の子や他の家の
お父様たちや司祭様、女王様なんかも呼ばれるんだ。文字通り町中の人
たちみんなの前で自分の最も恥ずかしい姿を晒しまくらなきゃならない
んだから、そりゃあ大変だよ。終わったら発狂寸前になってふさぎ込む
なんて子もいるくらいなんだ。
 すっ…凄い!!なんでそこまで(゜◇゜)ガーン
 ちゃんと恥をかかせないと女の子は強くならないんだって…ここでも
愛なくやれば虐待になって逆効果だけど、うまくフォローしてあげると
人生を生きる糧になるんだって……ま、詳しいことはわからないけど、
ママからそんなことを聞いたことがあるんだ。
 だから、ここの子は大人になっても道を踏み外さないって自慢してた。
 それにしても女の子は強いよ。大半の子が禊ぎの会から三日もすると
学校に出てきてけろっとしているんだから。
 その子たちがよく言ってたのが、「だって私だけじゃないから…」
 女の子っていうのは『自分一人じゃなきゃいいや』って簡単に割り切
れる生き物みたいだね。(∩.∩)
 男の子もやるのか(@_@;)
 もちろんやる。だけど『こんな事すると心の傷は男の子の方が大きい』
と言って大人たちは男の子には籐鞭によるお尻への鞭打ち以外、あまり
ハレンチなお仕置きは与えないんだ。
 世間とは逆じゃないか?ヾ(℃゜)々
 そうなんだけど、ここは特殊な社会だろう。男の子といっても心の方
が男の子として成熟していないから強いショックには女の子以上にデリ
ケートに反応してしまうんだ。そこは育て方にも問題があると思うけど、
女の子たちは『えこひいきだ!』って不満ぷんぷんなんだ。(^_^;)
 それでもお尻は真っ赤に腫れ上がって三日間仰向けで眠られなかった
くらいなんけど、それでも女の子の苦難に比べたらまだましかなあって
思ってる。
 ふ~~ん、女の子ってどんなことやらされるの?具体的に…>^_^<
 普段のお仕置きとやってることは同じだよ。ただし、場所が公園の野
外ステージや公会堂なんでギャラリーも多いからその分応えるだろうね。
 導尿から始まって、スパンキング、お浣腸、お灸とかなりキツい奴を
全部やらされるし、終わったら終わったで、お父様に禊ぎの済んだ体を
くまなく見ていただく儀式もひかえてるから、そりゃあ大変なんだよ。
 「地球が消えてなくなるくらいショックだった」なんて言った子がい
たくらいだから……ま、男の子にとっては目の保養になるからとっても
ラッキー一日なんだけどね。(*^^)v
 ふ~ん、これが終わると、もうお仕置きというか体罰はないんだろう。
 そんなことはないよ。悪さをしたり成績が下がればやっぱりお仕置き。
それは変わらないよ。ただ人前で晒し者になることだけはなくなるんだ。
 あと、勉強時間とか自由に決められるし、習い事もセーブできるから
そういう意味では大きな変化があるよ。
 つまり、世間並みの中学生の生活が始まるってわけだ。
 僕たちは特殊な育ち方をしたからね。いきなり社会へ放り出すとショ
ック死しかねないから、これから残りの中学生活、さらには街を離れて
全寮制の高校で社会に適応できるようにしていくんだ。
 その後は?(-。-;)
 男の子は四年制の大学、女の子は短大というケースが多かった。今は
女の子も四年制の学校へ行くようになったみたいだけど……
 さらにその先は?(-。-;)
 手に職をつけなければいけないとか言われて男の子は医者か弁護士に
なる人が多いけど女の子は大半が教員免許か看護婦の資格をとって結婚
するね。女の子の資格はあくまで寡婦になった時のための用心なんだ。
 いずれも、お父様の敷いたレールを歩く子が大半だよ。特に女の子の
場合は結婚相手だってほとんどがお父様お気に入りの男性なんだ。
 僕だってお父様の息のかかった会社の顧問弁護士で食べているからね。
同じ様なものさ。
 それで時々は街に戻って子供たちの家庭教師をボランティアでやって
るよ。すでにお父様は亡くなってお母様も街を離れられたから僕の家は
すでにないんだけど、やっぱりここが僕のふる里だからね。
 羨ましい。私も亀山で働いてみようかな(-.-;)y-゜゜
 そうかい?でも、十代の頃は大変だったよ。世間とはあまりにかけ離
れた世界で暮らしていたから、そのギャップを埋めるのに四苦八苦した
もん…
 それと、この街に入り込むのは簡単じゃないよ。こんな街だからね、
下働きのおばちゃんにいたるまでしっかりした人の紹介状や適性検査、
素行調査なんかも徹底的にやって間違いのない人物だと確認されない限
り採用されないんだ。覗き見気分で働こうなんてことはできないだよ。
 あれ?(?_?)エ?
 気が付けばまた話が飛んでしまってる。何話してたっけ……(^_^;)

 13歳まで赤ちゃん時代と14歳からはどう違うのか。(-.-;)y-゜゜
 前にも言って繰り返しになるけど、要するに14歳からは社会に出て
行くための訓練を受ける時期になるんだ。
 食事のマナーや言葉遣い、お父様への応対だってこの歳からは違うん
だ。大人のお茶の席に呼ばれたり自分の意見を話せるようになるしね。
要するに巷でよく見かける普通の少女になるべく生活が切り替わるって
わけ。
 僕たち男の子もそこは同じなんだけど、男の子っていうのはなかなか
幼児癖がぬけなくて、日中は何とかそれらしく振る舞えるんだけど、夜
になると人恋しくなって、ついついママの処へ夜這いに行くだ。
 で、いつも怒られてた。(^^ゞ
 14歳の子が母親に夜這い?(◎-◎;)
 普通の家庭で育った君には分からないだろうけど、僕たちはがっちり
大人たちの腕の中で育ったからね。大人の権威というか愛情に寄っかか
って暮らすことが空気を吸うことみたいに当たり前になってたんだ。
 そこから急に態度を改めろと言われてもそう簡単にできるもんじゃないよ。
 でもそれに比べると女の子は変わり身が早いんだ。まだ14歳になっ
て一ヶ月もたたないというのにもうお嬢様然として食事をしているし、
お父様との会話だって、ついさっきまでお父様の首っ玉にしがみついて
甘えてたくせに、今度はお父様を気遣ってショールを掛けるんだからね、
男の子にしたら空いた口がふさがらないよ。
 それが女の子だよ。彼らはどうしたら相手に気に入られるか、感心を
ひけるか、そんなことばかり考えてる生き物だからね。(^_^;)

 ふ~~ん、そんな事しててよく疲れないね。
 分かってないな。だから女の子なの。男の子とは違うんだよ。(^0^;)
 ところで、14歳になってもやっぱりお仕置きってあるの?(?_?)

 そりゃあ、あるさ。赤ちゃんが少女になっただけで大人になったわけ
じゃないからね。お尻叩きも、お浣腸も、お灸……何でもあり。(^◇^;)
 怖い?…>_<…
 そりゃ怖いよ。お仕置き部屋へ行く時なんか足が震えるもん。…>_<…
 ただ、お仕置きの回数は減るよ。赤ちゃん時代のように些細な事まで
何でもお仕置きというのはなくなるからね。それにお父様やお母様以外
ギャラリーもいないし、女の子にとっては恥ずかしめを受けるのが一番
応える罰だからね、痛いのを我慢する方がよほど楽なんだ。




< 第 6 話 >

 僕たちは中学を卒業したら高校へ行く。これは希望してというんじゃ
なく義務なんだ。僕たちは13歳までちょっと特殊な育てられ方をした
から社会へ出す前にリハビリが必要とお父様たちは考えたみたいなんだ。
 そこで、学力より人格で入学の可否を決める全寮制の高校を作って、
そこに入れられるんだ。
 す、凄い!高校まで作っちゃうんだ。\(◎o◎)/!
 そういうこと。そこまでする人たちをそこらの街の変質者と同じよう
に言われちゃ。僕だって頭にくるよ。(`ヘ´)

 で、高校の三年間は楽しかったの?ヾ(℃゜)々
 閉鎖的な空間で勉強ばかりやらされてたからあまり楽しいって感じは
しなかったけど、亀山育ちの僕たちにとっては初めて目にする普通の子
とのおつき合いだからね、彼らのもたらす情報はいつも驚きの連続だっ
た。(○_○)
 実は初めてお小遣いをもらったのもお金を使ったのもこの高校に入っ
てからなんだ。あんまり嬉しかったから最初は一月分が一日でなくなっ
ちゃった。寮に帰るバス代もなくて友達に借りたのを覚えてるよ。(^◇^)
 女の子も一緒の学校なのか?ヾ(℃゜)々
 残念ながら違う。男の子と女の子は中学を卒業するとお別れなんだ。
ただし、その後あった時に事情を聞くと、女の子の方も同じようなもの
だったみたいだね。
 頭はそれほどでもないけど気だての良い子が多くて……年がら年中、
色んなお稽古事をやらされてたって……
 お仕置きとかはなくなったのかなあ。(¨;)
 それもやっぱりあったみたいだよ。ただし、先生に代わって上級生が
ぶつことが多いんだって……だから下級生は特定の上級生に後ろ盾にな
ってもらってるって……もし、誰もいなければ先生が世話してくれる事
もあるんだって……
 そこを卒業するとどうなるの?(-.-;)y-゜゜
 男の子はたいてい四年制の大学に行くし、女の子は当時はまだ短大が
多かったね。
 で、卒業したら医者か弁護士かい。出来過ぎてるよ。(-_-#)
 もちろん人はそれぞれ。公務員になったのも大学の先生になったのも
いるし、サラリーマンだっているさ。ただ、医者や弁護士にしておけば
その後も自分の目の届くところにおいて役立てる事ができるだろう。だ
からお父様たちはならせたがるんだ。
 僕なんて司法試験に30過ぎまで受からなかったし、受かって弁護士
資格をとったあともやってることと言ったら債権の取り立てぐらいしか
してないからね。みんなに比べて肩身が狭いよ。>^_^<
 女の子は?(@_@;)
 大半がお嫁さんだね。お父様が適当な人を世話してくれるんだ。
 ただ、中には猛勉強して四年制の大学へ行ってお医者さんになったの
も大学の先生になったのもいるけど……そうそう、うちの学校の制服、
月代わりで送ってくるやつ。あれこしらえてるのはアパレルメーカーを
率いてるうちのOGなんだ。
 でもやっぱり一番多いのはお嫁さんだね。お父様もそれを最も望んで
るみたいなんだ。たまに孫なんか連れて亀山に戻ると……
 「おう、可愛いなあ。この子、うちの門の前に捨てないか」
 なんてよく冗談言ってるよ。
 でも、どうして他人の子をそこまでって感じがするけどヾ(℃゜)々
 それは僕にも分からない。単なるヒューマニズムなのか、信心なのか、
自分のお子さんでは果たせなかった充足感がここにはあるのか、勿論、
幾らかのエロチックな感情があることは否定できないかもしれないけど、
その為だけにこんなに大仕掛けな舞台装置は作らないと思うよ。
 それはママだって同じで、いくら子供が好きだからといってもあまり
に献身的過ぎると言えなくもない。
 だだ、僕はそんな不思議な人たちの慈愛に守られて生きてきたから、
やっぱり、何かしらの恩返しはしなきゃいけないと思ってるよ。
 実際、ここで毎日消費される食材、衣服、医療、住まい、はては公園
の植木に至るまで、すべてここを出たOBやOGがまかなってるんだ。
 だ゛からここはヘブン(楽園)なのさ。
 そうだ、さっき聞き忘れたけど、全寮制の学校にだって夏休みはある
だろう。どうするんだ?(?_?)

 どうするもなにも、ここに帰ってくるに決まってるじゃないか。(*^_^*)
 部屋も大学を卒業するまでは私物を収納するためにとってあるんだ。
 そこで久しぶりに親子水入らずで『よちよち抱っこ』してもらうよ。
何か問題あるかい?
 えっ!(゜◇゜)ガーン
 だって、もう高校生なんだろう?大学生だったりするんだろう?

 そうだよ。でも、何か問題あるのかい?中学の頃は思春期でまわりが
分からず何となく居心地が悪いもんだから抜け出したことがあったけど、
もうこの頃になると『この人は女じゃない。ママなんだ』って悟れるよ
うになるから、また一緒に添い寝してもらうんだ。
 ということはママも当然OK?(*_*)
 そりゃそうさ。自分の子供を抱くのに遠慮なんかいらないじゃないか。
高校生になっても、大学生になっても、社会人になったってママはママ。
当たり前じゃないか(^◇^)
 夏休み、亀山に帰って他にはどんなことするの?(・o・)
 色々さ。自分の勉強はもちろんだけど、妹や弟たちの世話。司祭様の
お手伝い。よその子供たちに勉強を教えたり、一緒に遊んだりもする。
お父様やお義母様に何か頼まれればそれをやるし雑談だって仕事といえ
ばそうかもしれないね。
 夏休みを利用して旅行とかはしないの?(・o・)
 行くよ。軽井沢みたいな避暑地に二週間くらい。でもその時妹たちの
面倒をみる人手がたりないから重宝に使われることになるよ。σ(^^)
 どんなことをするの?(・0・)
 色々さ。チビちゃんたちの家庭教師だったり、ピクニックの引率だっ
たり、バーベキューの炊事当番とか、家族演奏でギターを弾いたりとか、
そうそう、前の学期に成績が振るわなかった子に特訓する時はお仕置き
も頼まれるんだ。
 それまで、自分がやられることはあってもやったことなんてないから
当初は戸惑うけど、慣れると楽しい。
 何しろ膝の上に抱いた子の生殺与奪の権限が自分にあるんだから……
 「そんなにやる気がないならお仕置きだな」
 なんて言って脅すと、顔を真っ青にしてこっちを振り向くんだ。その
不安げな顔が何ともいえなく可愛いんだな。
 実際にお仕置きしたこともあるの?(・O・;
 あるけど、軽くお尻を叩く程度。本格的に悲鳴を上げるようには強く
ぶたないけど、その代わりパンツは脱がす。当たり前だけど、恥ずかし
そうにしているんで、それがまた可愛いんだなあ。(^o^)
 サディストだなあ君も。そんなことして嫌われないかい?(・0・)
 大丈夫さ、お仕置きっていったって亀山の基準でいうなら超がつくほ
ど軽いものだし、その他の時間はお兄ちゃまのお膝の上に抱かれて快適
だもの。快適すぎて寝てしまうんだ。だからちょっと起こしてやるだけ。
僕だって、相手はお姉ちゃまだったけど、そこのところは同じだった。
普段あまり抱かれない感覚のお椅子だろう。だから結構心地良いんだよ。
パンツ脱がされるのは恥ずかしいけど、何だかときめいちゃったのを覚
えてる。(*^_^*)
 今度はマゾヒストだ。(¨;)
 その二つは表裏一体なんだから仕方がないよ。幼い頃はお仕置きって
単純に嫌なことだったけど、年齢が上がるにつれてちょっと別の感情が
含まれるようになるんだ。考えたらお仕置きは虐待とは違って愛の一部
だからね。その愛が感じられるようになるってことさ。で今度はそれを
後輩にわけてあげようってわけ。
 そして、それが大人になってそのまま愛の形にもなるからうちの女の
子たちはノーマルなSEXしかできない男は結婚相手に選ばないんだ。
たまに遊びに行くとどこの家でもこっそりお仕置きの道具がしまってあ
るよ。
 じゃあ、義兄弟で結婚すればいいじゃないか。(-.-;)y-゜゜
 いや、そんなカップルも珍しくないよ。お父様も反対しないからね。
そんなところ行くとね、ネタはたいてい子供の頃のお仕置き。先生やマ
マ、司祭様なんかにこっぴどく折檻されるのがいいらしいよ。(^0^;)
 そう言えば、司祭様からもお仕置きされるようなこと言ったね。(¨;)
 金曜日の懺悔の会で今週あんまりおいたがひどいようだとお仕置きさ
れるんだ。罪の内容にもよるけど、一番酷い場合はやっぱりお尻叩きと
お浣腸とお灸の三点セット。土曜日か日曜日に修道院でたっぷり絞られ
るんだ。シスターのおばさんたち、顔は笑ってるけど怖いよ。
 三点セットの他にも素っ裸にさせられて中庭で体操なんかさせられる
んだから………>_<…
 ただ、最後はやっぱり抱っこしてもらって神様に最後の懺悔。それが
終わるとやっぱり抱っこのままケーキを食べさせてもらってお仕置きは
終了。
 もちろん、このケーキは自分で食べちゃいけないんだ。たいがい口の
周りがクリームで真っ白になるように食べさせられて、それをシスター
が抱っこのままペロペロ舐めて綺麗にしてくれるのがお定まりの儀式に
なっているんだ。
 そのシスターが言ってたよ。試練と救いが一体になってるからここの
お仕置きは効果があるだって。だからお仕置きの最後は必ず優しくする
んだってさ。





< 第 7 話 >

 ここにいる子たちはみんな孤児院から引き取られて来るのか?(-。-;)
 表向きはね。(-.-;)y-゜゜
 というと?(・O・;
 ここに子供を預けたい母親は生後一年以内に裏山で暮らすおばば様の
処へ赤ん坊を連れて行くんだ。そのおばば様が母親から事情を聞き、納
得できる理由があるなら赤ん坊を山に上げてお父様になってくれる人を
捜すんだ。もし、引き受け手が見つかれば、街の孤児院にいったん預け
て健康診断をしたあと引き取られるんだ。
 その後、母親は子供が18歳になるまでは会えないけど、半年に一度
子供が今どのように暮らしているかの報告書が指定された私書箱に届く
から必ずそれを確認しなければならない。
 もし、二回続けて私書箱が開けられないと三回目の報告書は私書箱に
入れられないし18歳になっても子供とは会えなくなってしまうんだ。
 厳しいんだね。(・o・)その報告書には写真とか貼付してないの?
 いや、報告書と言っても実際にはその他に、8ミリ、今は当然ビデオ
だけど、その子の様子を収めたフィルムが添えられてるんだ。俺の場合
も学校の様子とか運動会、学芸会、家族の演奏会なんかも撮られてて、
親はそれを毎晩見てたらしい。
 じゃあ、産み母親に会ったことがあるんだ。(・0・)
 ああ、会うにはあったけど、どうしても「お母さん」とは呼べなかっ
た。僕にとっては高橋先生がママ、天野茂がお父様だからね。
 そういうもんかなあ?(?_?)エ?
 君にはわからないよ。ほら歌にもあるだろう。「親の血を引く兄弟より
も固い契りの義兄弟」って…あれだよ。もちろん高橋先生とは赤の他人
だし天野のお父様が亡くなっても瓦一枚だって相続させてはもらえない
けど、そんなことは関係ないんだ。
 僕にとっては亀山のこの場所が産土、僕を抱いてくれたすべての人が
お父さんでありお母さんだもん。
 外の人たちから見れば、小学生といっても高学年になった子が公園で
素っ裸にされて晒し者になってたら「虐待だ!」って騒ぐんだろうけど。
僕たちにしてみたらそんなものお風呂に入ってるのと同じなんだ。
 君はママが「パンツをぬぎなさい」って言ったらすぐに脱げるかい?
 ?????(○_○)
 僕は脱げるよ。ここでは女の子だって事情は同じなんだ。お医者さん
以外では世界で唯一、僕のパンツを脱がすことのできる人なんだから。
その人が「ここに裸で立ってなさい」って言ったら、そうするしかない
じゃないか……
 ?????こいつ筋金入りのマザコン?(○_○)
 そうだよ。でも、それでいいじゃないか。みんな愛されて幸せに暮ら
しているんだから……だからこそ、よそじゃできないお仕置きもここで
はできるんだもん。
 今の人たちは逆のことを言ってると思うね。お仕置きがない親子関係
理想みたいに言うけど僕に言わせればそんなの本当の親子じゃないよ。
そんなの所詮演技でしかないと思うから寒々しくていただけないよ。
 本当に信頼しあえている親子なら、そもそも親は度の過ぎたお仕置き
なんてしないだろうし、子供もそのくらいのことで心に傷を受けたりは
しないはずだよ。
 13歳の少女が素っ裸で公園に立っていられるのはそれが家族一緒に
お風呂へ入ってるのと同じ感覚だからなんだ。この街には見ず知らずの
人や子供に敵意を抱くような人は一人もいないからね。それに何より、
子供の方だって大人はみんな優しい人だって知ってるもの。だからこそ
こんなことができるんだ。別に恥ずべきことじゃないよ。むしろ誇れる
ことだと思ってるんだ。
 いやあ、言いたいこと言ってすっきりした。\(^O^)/
 あと、何かあるかい?(*^_^*)
 ねえ、話は変わるけど、『18歳になるまで子供に会わせない』なんて
契約、本当に有効なの?(?_?)エ?

 日本の法律では有効じゃないかもしれないけど、これって、あくまで
紳士協定なんだ。もし、実の母親が約束を破って強引に子供に会おうと
したり、その為にマスコミや裁判所を利用しようなんて考えたら、その
親は永久に子供には会えないだろうね。
 これは法律の問題じゃなくて事実の問題なんだよ。(○_○)
事実の問題って?(?_?)エ?
 そこは察してくれよ。僕たちのお父様たちは功なり名を遂げた人たち
ばかりなんだ。それぞれに法曹界や医学界、もちろん、政財界にも強い
影響力があるんだ。自分の産んだ子供まで捨てなければならない母親が
立ち向かえる相手じゃないよ。
 ……俺、今、怖いこと想像しちゃったけど、間違ってるかなあ(○_○)
 たぶんあってると思うよ。(@_@;)
 (゜◇゜)ガーン。
 とにかく一旦ここに預けた以上、子供が18歳になるまでは辛抱する
しかないんだ。それまでは煮て食おうと焼いて喰おうとお父様の自由っ
てわけ……
 「パンツを脱ぎなさい」ってお父様に言われたら、たとえ18歳の娘
だって、ためらいなくパンツを下ろすね。ここはそういう処なんだ。
 もちろん、SEXの為じゃないよ。∈^0^∋
 分かってるよ。(-。-;)
 18歳で実の母にあったあとはその人と暮らすのも自由なんだけど、
経済的に豊かになっている人は希だから、少なくとも学校を出るまでは
みんなお父様の庇護のもとで暮らすよ。そして、その影響力はたいてい
お父様が亡くなるまで続くんだ。これは仕方のないことなんだよ。
 就職先、結婚相手、子供ができたらその名付け親はたいていお父様だ。
 僕なんて10年も司法浪人したからね。特に頭があがらなかったよ。
 生みの親っていうのは結局のところ茶飲み友達程度になっちゃうね。
 そうそう、その生みの親で思い出したけど、僕は13歳の時に一度、
その親と会っているんだ。(*^_^*)

 どういう事?(・o・)
 その頃、ちょうど実の母が恋しくなってね、物憂い日々が続いていた
んだ。そしたら、家族で出かけたコンサートの帰り。お父様が『お腹が
すいたからレストランに寄ろう』と言い出したんだ。そこで急遽お店を
見つけてはいったんだけど、そこはベンツなんかで来る処じゃなかった。
ところが下町のすすけた食堂なのにお父様が『ここでいい』と言い張る
んだ。
 『おかしいな?』とは思ったけどお父様の命令は絶対だからね。10
人はそこで食事をすることになった。狭い食堂だからそれで満杯だった
んだけど、そこに出てきたウェートレスの様子がどうもおかしいんだ。
 それって、ひょっとして…(@_@;)
 だったみたいだね。お父様はそのことについてその日もその後も何も
言わないし、当のウェートレスも名乗りはしなかったんだけど…………
だった。(-.-;)y-゜゜
 本当は規則違反なんだけど、僕に産みの母を会わせてくれたんだ。
 その後、その母親からは手編みのセーターとか万年筆とか色んな物が
届いたけど、結局、僕には渡らなかった。そんなの規則違反だからね。
倉庫にしまわれてしまったんだ。
 でも、18になって再開した母親はその日のことを覚えててお父様に
感謝してたよ。「生きる張り合いができた」って……
 お父様って人情家なんだ。(^_^;)
 もともと、家族的には不幸だったみたいだね。ここのお父様たちは、
そんな人が多いんだ。だから仕事をリタイアした後、ここへ移り住んで
老後は心ゆくまで子供を愛しながら過ごしたいみたいなんだ。
 おかげで僕たちは随分可愛がられたよ。(^◇^;)
 それって、Hなことも含めてだろう。(^_^;)
 ま、そう言ってしまえば身も蓋もないけど、お仕置き以外では僕たち
が嫌がるとやめてくれたよ。
 だって、絶対権力者なんだからイヤイヤはできないんだろう。(^_^;
 そうはいっても相手は子供だもん。大人のようにご無理ごもっともっ
てわけにはいかないからね。嫌がる子に無理強いはしなかったんだ。
 ねえ、突飛押しもない事を聞くようだけどオナニーっていつ覚えた?
(^^ゞ

 おっ、鋭い質問。(◎-◎;)
 やっぱり幼稚園の頃かな。あれだけ四六時中大人たちから触られ続け
ていると感じるのも早くなるよ。f(^ー^;
 僕はまだ男の子だったからいいけど、女の子は一度覚えちゃうと大変
だったみたいだね。
 ん?どういうこと?(¨;)
 うちはオナニーに関して男の子には鷹揚だけど女の子には厳しいんだ。
あんまり酷いようだと修道院に放り込まれて、貞操帯を着けて暮らさな
きゃならなくなるんだ。
 聞いた話だと、『男の子は我慢できないけど、女の子は我慢できるはず
なんだから我慢させなきゃいけません』って女王様の下知がくだったっ
て言うんだけど、本当かなあ。……でもそういうことみたいだよ。(∩.∩)



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tutomukurakawa

Author:tutomukurakawa
子供時代の『お仕置き』をめぐる
エッセーや小説、もろもろの雑文
を置いておくために創りました。
他に適当な分野がないので、
「R18」に置いてはいますが、
扇情的な表現は苦手なので、
そのむきで期待される方には
がっかりなブログだと思います。

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