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12/19 僕っていつ独立したっけ……

12/19 僕っていつ独立したっけ……

 エイジプレイの話なんか書いてて、ふと思ったんだけど……

 『僕って、いったいいつ母親から独立したんだろう?』

 父親とは始めからお互いを認め合う友だちみたいな関係だった
から、『今日から独立』みたいな区切りはいらないと思うけど、
母親の場合は、赤ん坊の時から小学校時代は僕を完全に支配した
人だからね……『独立記念日』みたいなものがなきゃいけないと
思うんだけど……

 『う~~~ん』
 思い当たらないんだよね。

 ひょっとして……
 『まだ独立してない?』とか……

 『う~~~~ん、それも、ありえる』

 実は、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん……
学校の先生、会社の先輩や上司……とにかく目上の人たちには、
比較的可愛がられてきたけど、それは逆に『コレといった信念や
がむしゃらな闘争心とは無縁な人生だった』ともいえるわけで、
当然、出世とは縁がなかった。

 このあたり、父親の遺伝子をもろに引き継いでいる。

 そんな男だから、自分の母親とも、いまだ親子関係のままで、
人間として対等な関係にはなっていないような気がする。

 例えば、風邪をひくと……
 「風邪薬はこれを飲んどきなさい……ドリンク剤はこれで……
お風呂は今日とりやめます。……仕事も、もう切り上げて、床に
ついた方がいいわね……えっ、何?……そんな、ことしたら首に
なる?……いいの、いいの、どうせあんた、大した仕事ないんて
してないんでしょう。首になったらなったで、また新しいところ
を探せばいいじゃないの」

 と、こうなるのだ。
 さすがに寝床に哺乳瓶まではないけど、どこかエイジプレイに
似たところがあるんだよね。
 この歳にして、生エイジプレイ。洒落にならないね。

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12/17 エイジプレイ

12/17 エイジプレイ

 エイジプレイを僕があまり小説にしてこなかったのは、単純に
『絵的に綺麗じゃないから』

 そりゃあ、やってる方は天国にでもいる気分かもしれないけど、
小説って、その姿を客観視して楽しむでしょう。
 そうすると、その姿って、少女や子供と違って美しくないもの。

 ツルッ禿、赤ら顔のおっちゃんが、オムツはいて、涎掛け付け
て哺乳瓶でミルク飲んでても、見てる方は楽しくないでしょう。

 せめて、そこは女の子でないと……
 だから小説には向かない題材だと思うんだよ。

 ただ、普段は子供のお仕置きばかり描いてる僕も元はと言えば
『自分がお仕置きされたい』という欲求から出発している訳で、
いわばエイジプレイは原点だからね。
 今回は『思い出』という形で作ってみたんだ。

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12/15 昔、浣腸ありき

12/15 昔、浣腸ありき

 今だって浣腸という医療行為は存在していますが、僕の子供の
頃は今よりもっともっと盛んに行われていました。
 単にお通じがないというだけではありません。熱がある。お腹
が痛い。果ては『だるそうにしている』というだけで、お浣腸の
憂き目に会う子供がたくさんいたんです。

 当時の常識では、子供の場合、まずお腹を空にすることが治療
の第一歩だったのです。

 おかげで、家庭でも病院でも子供へのお浣腸は多用されました。
私の家にもイチジク浣腸だけでなく子供用に注射器のような形を
したピストン式の浣腸器が薬箱のある引き出しに奥で眠っていま
した。

 そして、この浣腸器、実は実用よりも……
 (もちろん、実用で使用されたこともありますが)

 「そんなにだるいなら、まずこれで浣腸してから始めようか」

 お母さんは、勉強や家の仕事を嫌がって、ふて腐れてだるそう
にしている我が子には、これを見せつけ脅しに使っていました。
 我が家ではその方が頻度が高かったのです。

 そして、これこそが、その後私が『浣腸』をお仕置きの一つと
考える原点となるのでした。

 そんな昭和30年代以前の子どもの浣腸事情を知る手がかりに
なる作品があります。

 『子供の時の浣腸』池田喜代子(著)
 掲載 奇譚クラブ 昭和33年 7月号

 掲載された奇譚クラブは、知る人ぞ知る昔のSM雑誌ですが、
この作品自体はSMではなく一つの思い出として描かれています
から誰が読んでも差し障りがないと思います。

 奇特な方がネットに上げておられますから、興味のある方は、
ご一読ください。

『子供の時の浣腸』池田喜代子(著)

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12/11 これがリアルなわけないだろう!

12/11 これがリアルなわけないだろう!

 「これがリアルなわけないだろう!」
 って、当然、思われるでしょうけど、僕の家って特殊だったの
か『初めてのお仕置き』って、僕の心の中では結構リアルな世界
なんでですよ。

 実は、あのお仕置きを受けた人はそれぞれ違っていて、従兄弟
だったり兄弟だったりするわけで……これを全部一人で引受けた
ってことではないんですが……ハレンチなことが平気(というか
大好き)な母親でしたからね。この人にかかれば『子供はお人形』。
お仕置きなんて何でもありの世界なんです。

 一方父親は、滅多に子供に手をあげたりはしません。ですから、
母親にお仕置きされそうになると嵐をやり過ごす避難所みたいに
なっていました。

 その代わり、父の処へ行くと、かなり年長になってからも、彼、
必ず幼児みたいにして僕たちをあやすんです。
 成長するにつれ、正直『うっとうしいなあ』と思うことも多く
なりますが、それでも実際抱かれてしまうと、すぐに慣れて逆に
甘えてしまいます。このあたりが『お父さんマジック』でした。

 ただ、そうは言っても、兄弟の中で一回もぶたれずに成人した
人もいませんでした。ごくごく稀にしかない事なんで、ぶたれる
とショックが大きくて、その時の事はみんなよく覚えています。

 今にして思うと、うちの親にとって子供はお人形、お仕置きは
レクレーションを兼ねていた気がするんです。
 こんなこと言うと、きっとあちこちから『そんなの不謹慎だ!』
ってことになるんでしょうけどね。うちは過保護、過干渉の親子
でしたからね、教育的にそれが正しかったかどうかは別にして、
『それだけ僕たち親子は距離が近かった』と、思って欲しいんです。

 『お仕置きありがとうございました』
 なんて、もちろん茶番劇ですよ。でも、それはそれで、親子の
スキンシップだったと思ってるんです。

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11/30 僕が『お仕置き』と思うもの

11/30 僕が『お仕置き』と思うもの

 僕の小説に登場するお仕置きの要素は主に三つ。『お浣腸』と
『お尻叩き』と『お灸』というのが圧倒的に多い。

 ノーマルな人(?)はお尻叩き、つまりスパンキング以外に興味
を示さないものらしいけど、僕の場合はそれでは物足りないから、
お仕置きとして成立しそうなものは何でもありだ。

 枷に繋がれたり、蝋涙を垂らされたり、不味いご飯をスプーン
で無理やり口の中にねじ入れられるとか……お風呂で股間をゴシ
ゴシされる……なんてのも僕にとってはお仕置きの範疇なのだ。

 大事なことは、あくまで親や教師がその子を愛しているという
大前提でお話が展開していくことで、具体的に、どういう行為が
なされたかは、実はあまり問題ではないんだ。

 すると、『だったらSMと同じじゃないか』と短絡にいう人が
いるけど、その子を愛していれば当然しない行為というのはある
はずで、何でも同じにはならないんじゃないかな。

 だから、腹いせで行う『継子いじめ』というのは、親子の関係
ではあっても、僕に言わせれば立派なSMであってお仕置き小説
ではないんだよね。

 もちろん、真の親子であっても、親しい事からくるからかいや
淡い性の匂いをもった行為だって現実にはあるわけで、こっちは
僕の場合、虐待ではなくお仕置きの範疇なのだ。

 世の中綺麗事だけでは通らない。不条理な側面を持つお仕置き
だって、それが親子の潤滑剤になってることも少なくないからね。
そこは大人の分別がある限り虐待じゃないんだ。

 そういえば爺さん(僕のこと)が子供の頃は、そんなけしからん
親が沢山いたけど、それがまた親子の距離を逆に縮めていたよう
な気もするから、あながち悪いことばかりじゃなかったと思うよ。

 今はみんなが真面目過ぎて、親子の距離がかえって遠くなって
る気がする。爺さんには今の家族は裃つけてご飯を食べてるよう
に見えるもん。

 そりゃあ、赤信号を渡る時と同じで、全ては自己責任という事
にはなるんだけど、『お為ごかしの教育書』で縮こまってるより、
もっと自分の理性を信じてもっと大胆に子供と遊ぶ(色んな意味
でね)ことを考えるべきじゃないかなあ。

 子供はあっという間に成長するからね、可愛がってやれる時間
は思いのほか短いよ。

*)
 (はははは)最後は余計なことになっちゃった。ごめん、ごめん


Appendix

このブログについて

tutomukurakawa

Author:tutomukurakawa
子供時代の『お仕置き』をめぐる
エッセーや小説、もろもろの雑文
を置いておくために創りました。
他に適当な分野がないので、
「R18」に置いてはいますが、
扇情的な表現は苦手なので、
そのむきで期待される方には
がっかりなブログだと思います。

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